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オーデコロン

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私も体臭はあるけれど、夫は年々オヤジ臭が酷くなって来ている。毎日枕カバーは洗濯し、天気が良ければ枕も外に干しているというのに、朝になればたちまち漂う枕からのにおいに思わず顔をしかめてしまう。

ツーリング仲間と会う日は、いつも以上に夫は身だしなみに配慮する。分かりやすいといえば分かりやすいのだが、あの女性の為に小奇麗でいたい男心に嫉妬する自分も否めない。
私が整体に行く際、いつもより念入りに化粧をするのと同じ感覚だろうか?

最近、仕事もノリに乗っている夫は、朝から鼻歌混じりでご機嫌だ。そして、最近購入したのだろうか?馴染みのない香りを漂わせながらダイニングにつき、いつも通りの朝食を腹に収める。髪もワックスでばっちり決めて、ネクタイもお気に入りのブランドの物。一日自宅にいる時とは別人、普段、家では全体的にもっさりとした容貌なのだ。
彼女と深い関係になっているとは思っていない、夫のことを信じていると言えば聞こえはいいが、単にそこまでの度胸がないのだ。それは私に対してーというよりも彼女に対して。恐らく、彼女にそれ以上を求めて断られた時の自分の立ち位置を考えると、一歩前に踏み込めない何かがあるのだろう。

夫とはセックスレス、会話も弾まない、私が昔夢見ていた「縁側に並んで腰掛ける老夫婦」のような未来は見えないー、それでも私は夫の妻であり、夫との間には子供もいるのだ。
その現実はいくらか私に力をくれる。そして、その力がジェラシーを呼ぶのかもしれなかった。

夫がここぞと言う時に、使いもしない癖に履く気に入りのブランドトランクスー昨日、そのトランクスにこっそり穴を開けたのだ。本当なら、それに「くさや」でも擦り付けておきたい気分だったが、それだと夫にすぐに気づかれてしまう。なのでばれないように抵抗するにはこれが精一杯のやり方だったのだ。
プライドがひと一倍高い夫のことだ、穴の開いたパンツで好きな女の前に出ることなど出来ないだろう。もしも「その時」が訪れた時に、ここで踏みとどまって欲しいと思うのは子の母親としてだろうか?夫の妻としてだろうか?それとも女としてのプライドとしてだろうか?
ハサミで夫のトランクスに穴を開けている最中は無我夢中だったものの、終わればその穴以上に大きな穴が心にぽっかり開いた気がした。正面切って話し合えない夫との関係性にうんざりするよりも、虚しさで全ての気力が失われていくような、そんな感覚。

夫が新しく購入したオーデコロンは有名ブランドの物で、3000円ちょっとの物だ。彼女の好きな香りなのだろうか?私はコロンを付けるような男は嫌いだ、それだけで軽薄な人間にさえ思える。しかし、そんな私の趣向などお構いなしに、夫が去った後のリビングはその残り香で充満する。その香りを鼻腔に吸い込むと、再び顔をしかめ、不快な気持ちになる。それはまるで、思春期を迎えた娘が色気付くのを嫌悪する毒母のような気持ちーに近いものなのかもしれなかった。

























雨が続く。
悶々としながらも心が落ち着くのは、こうしてブログを綴っている時だけだ。

















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