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また明日、の優しさ

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自転車で買い物、信号待ちをぼーっとしていたら、隣に2組の親子連れ。幼稚園の帰りなのか、自転車の後部座席には制服を着た子供達が座っており、自転車が止まっているのを良いことに、互いに手を差し出し合い子犬のようにじゃれあっている。
母親達も、横並びになりながら楽しそうに会話をしていた。作品展がどうだこうだと言っていたので、直近でイベントがあるのだろう。
信号が赤から青に変わり、私達は狭い横断歩道を一斉に渡った。目の前で、彼女らは左右に別れ、


「じゃあね、また明日~」


「バイバイ、また明日ね~」


と、互いに声を掛け合い、反対方向に走って行く。子供達だけが、互いに後ろを振り返りながら、名残り惜しそうにいつまでも手を振り合っていた。




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あんなにも嫌だった送り迎え。しかし、彼らの他愛のない約束が、なんだか尊いもののように思えた。また明日会えるという安心感。ルーティーンは、時によって苦痛で退屈極まりないが、しかし人を安心させるものでもある。人は常に変化を求めたい生物だけれど、しかし居心地の良い場に限っては、維持することがどれだけ幸福なことなのかーそれはそれを失うことで初めて気付く。

短期バイトを辞めてから、心にぽっかり穴が開いた風になっている。それまでは孤独だが、しかし気ままに過ごしていた1人時間が、とてつもなく虚しいものに思えて来る。確かに仕事をすればそれだけにストレスはあるのだが、しかしタイムカードを切り職場の外を出る瞬間の解放感だったり、また時間のない中での数十分の1人時間の充実ぶりは何物にも代えがたく、そしてやはり職場ではいくら口を利かずにPC仕事をしていたとしても、何か守られている安心感があったのだ。 周囲にある人の気配ーそして翌日もその場に戻らなければならない、言い方を変えれば「居場所」のような感覚が、私にとってはオアシスだったのかもしれない。
今はまた、暗くて狭い穴ぐらに1人戻ってしまった。そして、明るい外の気配に憧れながらも出て行けない億劫さがある。


「また明日ね。」


と言い合える仲間がいること。明日も会えると信じて疑わないことの幸福、それを得る為にも、また少しずつ動いて行きたいと思っている。




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