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微コピ

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完コピではなく、微コピ。
強いて言葉にするのならそんな感じ。

あの陶芸教室のHP、ブログも更新していたようなので、私達のことも書いているだろうー、また、私が写真撮影をしたこともあり、それがブログに使われているかどうかも気になり、開いてみたのだ。
私達が習った日のブログはやはり更新されており、私が撮影していた写真も何枚か使われていた。人間は、先生除いて皆モザイクだったが、しかし、生徒の作品はしっかり写っている。勿論、子の作品もブログにアップされていた。ブログを閉じ、そのままHPを流し読みする。流し読みといっても、殆どが写真。陶芸だけではなく、造形一般もしているアーティストな彼は、様々な材料を使って多くの作品を生み出しているようだった。
何となく興味が湧いたので、彼のそれまでの作品のサムネイルをクリックする。そして、最新のサムネイルを開き、愕然とした。




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それは、見覚えのある物だったからだ。というか、パクリ?あの時、教室で一緒だった男の子の作品にそっくりだった。いや、正確に言えば、男の子が最初に作っていたが落としてダメにしてしまった未完の作品だ。あれにそっくりだった。うろ覚えだが、子供の作品ながらも感動をしたので記憶に残っている。何と呼ぶのか分からないが、あるモチーフを繋げたような、形容し難いが、土偶の腰部分に特殊なモチーフを繋げてぐるっと回したような、奇妙な作品。しかし、インパクトのある作品。確か、カメラのデータには残っているはずだから、それを見ながら真似ることは出来るだろう。
もし、私があの男の子の母親だったらどうするだろう?見て見ないふりをするか?それとも訴えるか?しかし、証拠が自分のところにないのだ。データを削除されていたら終わりだ。

最初から、うさん臭そうな気がしていた。正直がっかりしたし、折角汗水垂らして働いた金を、こんな人間に払ったのかと思うと悔しい気持ちもあった。しかしそれ以上に、純粋な子供の作品をパクらなければならない程に、自らのクリエイティブな能力が枯渇していることを認めざるを得ない彼の苦悩を思うと、何だか憐れな気持ちも湧いた。


ー見なかったことにしよう・・


静かにHPを閉じた。
もうあの教室に二度と行くことはないだろうし、あの男の子とも会うことはない。波風立てる必要はない。アトリエを借りて、材料費を払ったと思えばいい。

自らを納得させる理由を並べ、寝床につく。しかしその夜は、なかなか眠りにつくことが出来ずにいた。




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