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ありがた迷惑

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子が友チョコを渡した人数は、ざっと15人程度。子の話だと、きちんと交換の約束を取り付けたということだったのだが、実際子が友達から貰ったチョコはたったの1つだけ。


「皆、欲しいって言ってたから・・公園行って皆に配ってたら、他の子も欲しいって・・」


あれ程、約束をした子にだけと言い聞かせていたのに、子はその場の雰囲気に流されてしまった。私が怖い顔をしているのに気が付くと、慌てて謝るがもう遅い。
そして、何だか悲しくなってしまった。


ーあんなに張り切って作ったのに・・それなのに、子のことを思って作ってくれた子はたったの1人ー


そして、その1人の子は、男の子も含め、クラス全員に渡したというからがっかりした。何だか全てが子の独りよがりであって、そもそも子が友達だと思い込んでいる子は、子のことをそれ程気にも留めていない、ただのクラスメイトという存在に位置付けているのかもしれない・・
子はそれでも満足しているようだが、それがまた歯痒い。


「あ、R君にもあげたよ。」


素敵ママの子にもあげたらしく、とにかく目についた子に配ったと言った方が正しいのかもしれない。ギブアンドテイクではない関係性に心が痛む。


「OOは、自分が貰えなくて寂しくなかった?」


とうとう聞いてしまった。子の天真爛漫さに耐えきれなくなったのだ。


「別に・・」


子は、どうにも読み取れない表情でそう答える。しかし、子の本心を母親として知っておきたい気持ちがある。


「皆は配ってた?」


「うん?あんまり。皆、作らなかったって。お母さんが作ったらダメだって言ってた子が多かったよ。」


それを聞いて、頭が痛くなった。それは要するに、友チョコなんて煩わしいということだからだ。それなのに、一方的に押し付けてしまった形になる。親の顔も知らない子供達にー
一番危惧していたことが、実際に起こってしまったのだ。




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数日後、ゴミ出しの時にエントランスでSちゃんを遊ばせている素敵ママに会った。こんなに朝早いのに、相変わらずそのままお出掛け出来そうな恰好だ。


「あ、おはよう!この間はOOちゃん、チョコありがとう。」


彼女の笑顔に安堵する。良かったー、迷惑じゃなかった。


「お散歩?」


「ううん、今旦那を車で駅まで送ってったところ。今日から出張なの。」


「そうなんだ。大変だね。」


「大変といえば、先週からR、お腹壊してね。ずっとお休みしてたんだ。先週末に急に玄関で吐いて。胃腸風邪だったみたい。」


「え!それは大変だったね。もう良くなったの?」


「うん、なんとか。あ、ごめん電話だわ。」


ポケットに手を突っ込み、もう片方の手で私に手を振る。また今度の合図。また今度とは、こうした偶然の立ち話であって約束ではない。

自宅に戻り、散らかったリビングのソファーに身を投げ出して、先程交わした会話を反芻する。そして、R君が腹痛を起こした日と子がチョコを渡した日が同日ではないかと思い、頭が痛くなる。そして、自分の頭の回転の鈍さを呪う。
あの時、すぐに気が付いて謝るべきだった。素敵ママも、それを促す為にわざわざそんな話を私にしたのでは?
彼女の笑顔の裏に、私の鈍感さを嫌悪する表情が浮かぶ。そして、その背後には子が友チョコを一方的に渡した親達の迷惑そうな表情も。

次回の参観日が怖い。カレンダーを眺めてはため息の連続だ。



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