参観日までのカウントダウン
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もうすぐ学期末の参観日。勿論、その後は恒例の懇談会。
子の学校生活を見るのは楽しみな反面、しかし、それだけに集中出来ないのが私の情けないところ。廊下で楽しそうにお喋りしている母親達を非常識だと呆れながらも、教室の隅っこでひっそり佇む自分も好きになれずにいる。
学校に到着し、自転車置き場に自転車を置くーそこからして緊張する。顔見知りに出くわさないか、会ったとしても、相手が1人ではない場合、どんな顔をして挨拶をすれば良いのか・・
そして、結局は気付かないふりをして彼女らの横を通り過ぎてしまう。
挨拶ひとつ出来ない母親ー、子がそんな私の振る舞いを見たら、どう思うだろう?
気付かないふりー視力の悪いふりー、急いでいるふりー、メールをしているふりー、私はこうして自分の身を守る。話す相手もいない寂しい人間だと思われたくないのだ。
そして、それを隠そうとするからだろう、ぎくしゃくとしたおかしな行動を取ってしまったり、また近寄りがたい人だと思われてしまうのかもしれない。
「平気なふり」は心身ともに疲労する。だからといって、子の前で暗い表情をしてはいられない。
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参観と懇談の「間」の時間、保護者達は廊下に出される。この時間も苦痛だ。前回はそれに耐えきれず逃げ出してしまった。今回もまたそうなるような気がしている。
ーどうせ、有益な情報などないはず・・
欠席するのに正当な理由付けをわざわざするのは、結局のところ罪悪感があるからだ。
この学校のカラーなのか?
参観日だけではない、他の行事でも、母親達はどこかで待ち合わせをしてから学校に来ている気がする。私のように、一人で校門から行内に入る者は殆どいない。いたとしても、この学校のドンー、PTA役員や、十分に顔の広い母親ばかり。Yさんのような、誰からも好かれるタイプも然り。
1人で校内に入ったところで、ところどころで声を掛けられ、立ち止まっては少し喋り、また立ち止まっては違う群れと喋り、そうしていつの間に彼女を中心として、ぞろぞろ大きな団体となり目的地へ向かうーというパターンだ。
後は、仕事や、下の子の園送迎などで本当に時間がない者。さっと30分だけ見てからその場を立ち去るパターン。
参観日を前に、こんなことばかりが頭の中をぐるぐる回っている。こんな時、赤ちゃんでもいたら良かったと心底思う。手持無沙汰な時間がなくなるから。
そんな理由で二人目をまた欲しくなる自分、本当にダメな母親だ。
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- category: 小学校
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- 2016/02/24