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ノンフィクション

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日曜の午後ー
珍しく、休みを取った子は、夫と共に義実家へ遊びに行った。私も行くべきかーとお伺いを立てる前に、夫から来なくて良いと言われたのは、何かしら私を抜きにしたら好都合な「家族会議」があるからに違いない。
こんな時、私は物分かりの良い妻を演じる。詮索したりせず、笑顔で二人を見送るのだ。

頭を空っぽにして、家事を一通り終えるとテレビをつけた。
昔から好きな番組、「ザ・ノンフィクション」が丁度始まっており、こたつにくつろぎながら観ることにした。
今回の主役は、義足のシングルファーザー。反抗期を迎えた息子や、まだ小学生の幼い子供達を男手1人で育てている男性。妻は家を出て行ったっきり、戻って来ない。

母がいないからなのか、複雑な家庭環境からなのか、それとも誰しもが経験する思春期の不安定さからなのか、次男である中学の息子と父親がどうもうまくいかない。

父親は、仕事をしながらも不自由な体を引きずって、家事をする。子供達が散らかした物を片付ける。しかし、父親だって人間だ。終わらない家事に、非協力的な子ども。こんなに愛情を注いでいても子どもには伝わらない。
クリスマスイブの親子の会話、あんなにも父親が子に歩み寄り、愛情をきちんと言葉で示したというのに、息子から返って来た言葉は、「キモ」という一言。そして彼は居間から去り、一人残された父親。他の子ども達は、元妻の元でクリスマスイブを過ごしている。 一緒に食べようと持ち帰った、クリスマス柄の菓子が、所在なさげにテーブルの上に置かれたままだった。



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涙が出た。
親の愛情は無償であって、捧げるものであって、それでも見返りを求めるのだとしたら、それは「子どもの笑顔」なのだ。それなのに、子どもから笑顔を奪っている原因が自分にあるのだとしたら、一生懸命心のドアを叩き続けても開かないのなら・・・

あと数年もすれば、子も思春期を迎えて難しい年頃になるだろう。それまで培ってきた夫婦間の関係性や家族同士の関わり方の積み重ねが、少なからず影響するのだと思う。
育児に「正解」はないと言うけれど、それでも「その時」を迎えたら、親は親なりにがむしゃらに対処していかなければならない。それが間違ったやり方だとしても、「一生懸命」問題と向き合い続ければならない。
匙を投げることー、それをしない限り、未来に希望はあると信じるしかないのだ。

義足のシングルファーザーと、あの次男。7年後、笑顔で酒を酌み交わしていることを切に願う。




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