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女の子のお祭り

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年に一度の女の子の節句、ひな祭り。
スーパーの店頭に並ぶ、色とりどりのひなあられやちらし寿司の材料、それに桃の花。
女の子の親というだけで、こうして華やいだ気分を味合わせてくれる我が子に感謝。

イベントをリアルタイムで行なえば、それなりの費用が掛かる。正月やクリスマスが良い例だ。
花屋の前を、行ったり来たり。桃はなんだか綺麗なピンクではなく、それでも800円近い金額。目を引くアレンジメントされたものー、菜の花やガーベラ、それにかすみ草などが入ったものだと、1500円~2000円はする。
花より団子ー子はケーキの方が喜ぶかも・・と思いながらも、しかしきちんとお祝いをしてあげたかった。桃の花とひな人形の前で写真を撮ってやりたいのだ。
しかし、どうにもその花屋の桃は気に入らず、近くにあるもう一軒の花屋へ向かった。すると、私が求めていた小ぶりだが色味の綺麗な桃の花ー二本入って400円しなかった。
ほくほくした気分で、それを手にちらし寿司の具を買う。いくらも高いがこれは外せない。しかし、どこかで妥協ーと、子もあまり好きではないはまぐりは中途半端に中国産の安い物を買うのはやめて、しじみで代用。はまぐりでなくても、貝が2枚合わさることー良縁にいつか恵まれますようにの思いは変わらない。
そして、スーパーのケーキコーナーで、ひなまつりらしいいちごのロールケーキも買った。

子が帰宅する前に、ちらし寿司は完成。それから唐揚げとサラダも作った。
帰宅した子は、テーブルの上にある寿司を見ると、


「えー、今日、給食もちらし寿司だったんだよね。」




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予想外に、渋い顔をした。そして、その表情が夫そっくりだと気付き、ショックを受けた。しかし、私の悲しい気持ちを汲んだのか、


「あ、でもママの作ったちらしの方が美味しそう!給食のはいくら入ってなかったんだよね。」


取り繕うように言う。今度は私の表情に似ているような気がした。

そして、昨夜は珍しく夫は定時の帰宅だった。何の連絡もないので、いつものように先に子と食べようととりわけ始めたところ玄関の開く音が聞こえて驚いた。
手にはケーキをぶらさげていた。


「ほら、お土産だぞ。」


「やった!!ショートケーキ?」


「ひなまつり仕様だよ。」


有名店のケーキだ。それを受け取り冷蔵庫へ。夫の機嫌を損ねないよう、買ってあったロールケーキはそっと奥の方に隠した。 家族皆でご馳走を食べ、食後にはケーキ。夫が買って来たものも同じくロールケーキだった。


「3000円もしたんだぞ。」


やけに上機嫌な夫に、わずかな不信感を抱く。あの、「損切り」はどうなったのだろう?しかし、その場の楽しい雰囲気を壊したくないので、それを頭の隅っこに追いやり、二人の皿に寿司を取り分けることに集中した。

穏やかな日常、普通の家族の食卓、幸福の象徴、しかし胸の奥がざわつくのは何故なのだろう?キラキラしたいくらの粒を顎に付けたまま、興奮した様子で学校の出来事を話す子に、うまく自分を重ねられずにいた。




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