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人望あるなし

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昨夜も夫は飲み会。最近の夫はいかに自分に人望があるかを、人望がない妻に向かって自慢気に語るのが飲みすぎた翌朝の日課だ。今年も昇進の話が出なかったことで、彼なりに私に対して格好の付かないところがあるのだろう。せめてもと、職場の人間関係において自分がキーパーソンであることを必要以上に誇張する。
私は、そんな夫の得意そうな顔を見ながらも、心は氷のように冷めている。
二日酔いに効くしじみの味噌汁だって、一応食わせて貰っている身分だから作っているが、正直夫のこういったこだわりにも嫌気がさしている。飲んだ次の日はこれーというこだわり。キャベジンでも飲んでおけという気分にもなる。
そう、私は夫を嫌悪している。目玉焼きを咀嚼している音にイラつき、また鮭に醤油を掛ける際、テーブルに飛び散るシミにもため息が出る。そして毎回茶碗に残す一口分の白米。何故、この最後の一口を口に運ぶことが出来ないのだろう?夫の親のしつけの悪さを思い、げんなりするのは毎度のこと。


「俺、色々期待されてるみたいなんだよ。今の部署の奴らは、俺に異動されたら困るって。だから今年もこのままでアイツら大喜びしてるんだわ。」


ーそれは、部下なら昇進が叶わなかった上司に対してそう言うしかないのではないか?下手に励ましたりすれば、それこそ彼のプライドを傷つける。そうさせていることに気付かないのか?恐らく夫は私に対してするように、自分より弱い立場に対しては圧倒的な威圧感を与えているのだろうと思う。しかし案外単純なところもあるので、それを見抜いた賢い部下達はそうやって夫を気持ち良くさせようと持ち上げる。 昇進出来なかったー、しかも後輩に追い抜かれた、そして上司になったのが後輩という事実に、ただ目を背けているだけだ。




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「アイツなんて、誰からも昼飯誘われないし、飲みにも誘われないよ。誰からも慕われてないのにこれからどうなることやら。」


人事の下した辞令に、いまだ難癖を付ける夫は正直言って女々しく情けない。


「あなたがいるから課は回ってるんだね。人事もどうかしてるね。なんか裏工作とかあったのかもね。」


思ってもないことを、洗濯物を干しながら無表情に口にする。淡々と、これも私の中ではルーティンワーク。嘘を付くのは得意だ。


「やっぱりあなたもそう思う?皆、俺に会う度にそう言うんだよ。職場のことなんてなんも知らないあなたまでそう思うんだから、そうだな。そうかもしれない。」


ただのお手伝いさんーそんな位置づけの妻を、夫は普段見下げているくせに、こういう意見はすんなり取り入れる。それもまたうざったかった。子は、そんな表向きの両親の会話を、どう思って聞いているのだろう?
黙々と、朝のニュースに視線を向けてベーコンを口に運んでいるその様子からは分からなかった。

満足そうに食事を終え席を立ち歯磨きをすると、夫は大きな欠伸を一つして玄関を出て行った。続いて子を見送る。
いつの間に、あんなに大きく思えたランドセルが丁度良くなっていることに驚く。子の成長は早い。それは、体だけではなく心も。それに比べて夫は・・そしてその妻である私は・・
夫婦は合わせ鏡ー昔からあるこの言葉に、納得せざるを得ない心境に陥る朝だった。




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