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矯正費用③

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取り合えず、早急に金が入るよう単発バイトを探していた。ネットでの求人は、若者向けの力仕事やコンパニオンまがいなものが多く、アラフォー無資格のおばさんを求めているところはないように思える。
主婦の特権ー調理系はどうだろうかと探していたら、丁度、隣町にあるラーメン店でバイト募集の貼り紙がしてあり、単発の予定であったがそれにこだわる必要もないのではないかと思い、詳細を知る為に、自転車を止めて貼り紙を食い入るように見つめる。


「学生さん主婦さん大歓迎!時給1100円~週2回~ランチタイムのみも可」


ランチタイムのみも可という文句に惹かれる。取り合えずのバイトなので、腰を据えて働く気はない。当面の金を工面したら辞めるつもりだ。なので、シフトに自由度があるということは、要するに人員も十分足りているということ。言い換えれば、流動性のある辞めやすい職場ということだ。

ほぼ、勢いで店内に入った。自分でも驚くのだが、普段から大人しく消極的でネガティブな癖に、思い立つと突飛な行動に出てしまうことがある。何かに取り付かれたように。
ランチタイムが過ぎて、片付けの時間帯だったこともあり、店内は客もおらず落ち着いていた。夕方になればまた第二の仕込みがあるのだろう。丁度ブレイクタイムなのか、店主らしき男性はバイトらしき女の子と談笑をしているところだった。




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「いらっしゃいませー!」


威勢の良い声に、一瞬怯む。


「あの・・表の求人を見て来たのですが。」


「はい?」


「応募したいと思っているのですが。」


客でないことが分かると、途端に店主のテンションが落ちた。声もワントーン低くなる。


「あぁ。履歴書は?」


随分横柄な感じを受けた。そして、履歴書も持たずに店に入ったことを後悔した。これではまるで、世間知らずのおばさんではないかー


「あの、今貼り紙見て来たもので、履歴書はないのですが・・」


「え?ないの?まあいいや。じゃあ明日から来れる?」


「え、明日ですか?」


突然の申し出に、更に怖気づいた。


「御免なさい、ちょっと主人と相談して・・」


あからさまにうざったそうな表情をする店主を前に、この店で働くことはないな、と思いつつ、客として来ることもこの先永遠にないなと思った。


「自分で決められないの!?ちょっと奥さん、働いた経験ある?」


失礼な物言いにカチンと来るが、それよりバイトの女の子の馬鹿にしたような視線が気になった。


「もういいです。失礼します。」


私よりもだいぶ年下であろう、男性店主に見下されたことは不本意だった。居酒屋やファミレスのバイトは自分に合わないと思っていたが、それはあながち先入観でもなかったようだ。




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