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スーパー銭湯での出来事

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24時間は誰にとっても平等で、同じ1時間でも、人によってその価値は変わる。
多くの人に必要とされる1時間と、誰からも必要とされないーむしろ自己ショーヒしているだけの1時間。

最近オープンしたスーパー銭湯。我が家含む近隣住民へ招待券が配布された。大概10%オフってとこだろうと捨てる予定のダイレクトメールと一緒にしていたのだが、夫が大騒ぎ。


「ちょっと、ちょっと!こんなところに置いてたら捨てちゃうよ!これ、今週末まで無料じゃん!今日は丁度代休だし、OO、風呂行くぞ!」


「え?何~?行きたい~」


「夕飯も、久々外食だな!」


「やったー!」


「じゃあ、早く宿題終わらせろよ。××うどんに連れてってやるからな!」


「はぁーい!!」


折角の代休だというのに、悪天候の為ツーリング仲間と遊べなかった夫は、タダで憂さを晴らそうという気分なのか?せこい男。ポケットマネーで可愛い娘と、可愛くはないかもしれないが、家政婦妻でも焼き肉に連れて行こうという気はさらっさらないのか?夫が連れてくといううどん屋は、近所でも有名なワンコイン以下でお腹いっぱい食べられる店。子も私も普通盛で、それぞれがトッピングを付けたとしてー、夫がプラス丼を付けたとしても1500円も行かない。正直マンネリ化しているのが本音のところ。いやー、違う。夫が家族以外のプライベートでは見栄を張って高級店ばかり行くことが気に入らないのだ。 内心悪態を付きながらも、笑顔を無理やり作って答える。


「あなたに言われなかったら捨てるところだった。ありがとう。外食も楽しみ。」


こんな意味のないおべっか、あと何十年し続けて行けば良いのだろう?それで実際私の老後が安定だという保証があるのならいくらでもするが、夫に対しては女性関係ーそれ以前に信頼関係がまるで築けていない。子が成人すれば捨てられるのではないか?という見えない不安感は年々高まっている。
心の声は言葉が汚い。しかし、夫のように独り言を声に出す失態など冒すまい。
だが、楽しみと言った直後、そこに行く気はある”気付き”で失せた。近隣住民への招待券ということはー、嫌な人間とかち合うかもしれない。浮かぶ人間、スネ夫ママやボスママ、その取り巻き達・・・

そして、その嫌な人間に自らの裸体を披露するのも、また逆に彼女らの裸体を目にするのも心底具合が悪かった。
しかし、夫は一度言い出したら聞かない。こんな些細な提案であっても、拒否すれば彼のくだらないプライドを傷付ける。
ー生理だということで、夫と子だけで行って貰おうか・・
思い掛けて、それも無理だと悟る。子はもう3年生だ。男湯だなんてありえない。だからといって、まだ一人で銭湯に行かせられるわけもない。
腹をくくり、出掛けることにした。

出来たばかりの銭湯は、大々的に広告を打っていることもあり、大繁盛。そもそもスムーズに車の駐車が出来ない。駐車場に入るまでの長いテールランプの列を見て、夫も諦めるだろうとほっとしたのも束の間ー、


「いいよ、先行ってて。」


まさかの気遣い。夫は普段から気遣いのひとつもしない癖に、ここでか?というところで遣う。以前、ボスママ達がショッピングモールのイベントに集団で来ていた時だって、わざわざ子を連れて挨拶に行けと勧めたくらいだ。むろん本人は、「休日なのに、ママ友らとの楽しい時間を提供してやっている物分かりの良い夫」だと自分を位置づけている。意味が分からない。むしろ、全部分かったうえで、面白がってやっているのではないか?とさえ思ってしまう私は病的なのか?
もう、そそくさと入ってちゃっちゃと洗って、周りを見渡すこともなく、すぐに出よう。


「ねえ、あれってDちゃんかな?」




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子が指す方を見る。受付で丁度リストバンドを貰っている客ー確かにそれはDちゃんママだった。そして、もしかしてーと思いそのすぐ後ろにいる家族連れを見ると、それはAちゃん家族。そして更にEちゃんとそのママも・・
彼女らは、家族ぐるみのお付き合い。裸の付き合いだって自然の成り行きなのだろう。それぞれパパはいないようだった。恐らく、夫が残業やら出張やらで夕飯作るの面倒~からの、温泉行ってそのままご飯食べて、帰ったらすぐ寝かせられるし丁度いいじゃん!のノリで来ているに違いなかった。
子供達は、全員女だから、もうそれだけできゃあきゃあ盛り上がっている声がこちらまで聞こえて来る。それを子が羨ましそうに眺めている。
彼女らは、確か習い事もお揃い。バレエで一緒。幼稚園から小学校、ずっとこれまでクラスも一緒。大きいフンが3本、そしてちょろちょろ小さなフンが6本、長い金魚のフンが連なって大浴場への暖簾に吸い込まれて行った。


ーサイアク・・今なら引き返せる!


子にちょっとトイレーと言い、個室に入りそのまま15秒程してからドアを開ける。


「ごめん、ママ、お腹痛くなっちゃって。オムツの日になっちゃったみたい。」


生理についてー、まだ子には具体的に説明はしていないが、しかしふざけて用を足している時に子がパンツに付いたナプキンを目にして驚かせてしまったことがあり、なんとなくだが伝えていたのだ。ーママがオムツの日は、頭とお腹が痛くて休まなくてはならないと。
子は、それを聞くと、あからさまに嫌な顔をした。楽しみにしていたのだ。しかし、あの連中と裸でかち合うことと子の機嫌を損ねることを天秤に掛けたのなら、答えは一つに決まっている。
急いでまだ車にいるだろう夫に電話をした。


「もしもし、ごめんなさい。今トイレに行ったらあの日になってしまって。今日は銭湯無理。ごめん。私とOOだけバスで帰るから、あなたはゆっくりして行って。」


「はぁ!?なんだよ。仕方ないな。もっと早く分からなかった訳?準備不足なんだよ、要領悪いな。」


そう言い捨てると、ガチャ切り。本当にまるで生理になったかのように気分は最悪だった。


「ごめんね!パパは入っていくらしいから、ママとバスで帰ろう。あ、ステーキ屋さんにでも行こうか?」


「え?ステーキ!?行きたい!!」


ころっと変わる表情。そりゃあそうだ。普段ファミレスか安いうどん屋かフードコート。子は駅前のステーキハウスに何度も行きたがっていた。そこは、ランチでもステーキとサラダにライスで1800円はする。夜ならその倍かもしれない。
子の機嫌を取る為にーそう言い訳しつつ、子の機嫌を元に戻す面倒臭さから逃げただけ。今は虎の子を増やさないとならない時なのに、相変わらず目先のことに捉われ先を見ないようにしてしまう。しかし、自宅に戻ってお茶漬けを食べる気分にはどうしてもなれなかった。




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