妄想スケジュール
スポンサーリンク
週始めは憂鬱。
土日は子がいつもより長く在宅していることで、なんだかんだ話し相手もいて気が紛れる。しかし、月曜から金曜は、三年生になり二日間は6時間授業、放課後はみこちゃんらと遊ぶことも多い。習い事がある時は「送迎」という大仕事があるが、しかし最近では子にけむったがられている。
「一人で行けるよ。自転車ですぐだし。ママはお迎えだけでいいよ。」
実際、ダンス教室でも送迎に来てる親は、まだ子供が低学年の子を持つものばかり。まいこちゃんママや千葉ママらも、最近では子供だけで約束させて現地まで行かせているらしい。子から聞いた話だが。
習い事も一つだけの我が子。ますます親の出番は無くなっていく。気楽さがないといえば噓になるが、しかし寂しさと取り残された感の方がそれを十分に上回っている。
ならば、仕事をすれば良いという答えは出ているのだが、臆病な私はなかなか動けないでいる。また言い訳を作っている。持病が悪化したという最もらしい言い訳をー
しかし、矯正資金を集めなければならない。悠長なことなど言ってはいられないのだ。
毎日が単調なのが悪いのだ。そうだ、曜日ごとに「やるべきこと」を決めれば良い。私が最も愛すべきルーティンワーク。まっさら同然の手帳を開いて、メモ帳欄に曜日を書き込んだ。そして、思い付くスケジュールを書き込んだ。
(月) 買い物―隣町
(火) 内職
(水) 図書館
(木) 買い物-駅前orショッピングモール
(金) ハローワークor区役所での情報収集
ざっと見返し、そしてため息をついた。なんてつまらない日常だろう。もう出るものなど一滴一もない程、絞り出したスケジュールがこれだ。そして、リア充だったならーと妄想してから、再度スケジュールを書き込む。
(月) 地域のボランティアやPTA活動
(火) ヨガ教室orマッサージ兼整体orネイル
(水) ママ友とショッピングorランチ
(木) 居心地の良い職場でのバイト
(金) フラワーアレンジメント
上記のような、自分の為のスケジュールに付随する形で、勿論子の学校行事や送迎などがある。なので、日々忙しく充実するのだ。遊んでばかりいるのもアレなので、メリハリを付けるために仕事や課外活動も入れておいた。バイトは生活の為ではなく、自分の趣味に使う為。雑誌の読者ママモデルのような生活。妄想している間は、しばし楽しい気分を味わえた。しかし、我に返ってから途端に虚しくなった。
スポンサーリンク
「ばっかみたい。お金もない、人脈もない、勇気もない、ないないないない。」
メモをビリっと破いて、ぐちゃぐちゃに丸める。座ったままごみ箱に向かって投げたが、やはり外れた。躍起になって、それを拾いもう一度トライする。また外れる。もう一度トライ、外れるー
そうして5度目でやっと入った。
成功者は必ず口にする。
ー続ければ、必ず光は差す。だから諦めては駄目。
しかし、その続けることすら見つからない人間は、一体どうしたら良いのだろう?続けるものを探すことからーなんて10代の若造に向けられる言葉なのだと思う。
ぐるぐるぐる。
同じところばかり回っている。回って回って、そうしてたまにフラフラよろけて、尻餅ついては痛い思いをしても、また同じところを回るのだ。
取り合えずー、今日は予定通り内職だ。ウォーミングアップにブログを書いたので、この勢いでライティングを頑張ろうと思う。
スポンサーリンク
- category: 暮らし
- trackback:0
- 2016/05/17