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暑すぎた昨日、あの図書館で涼みたいところだったが、それが出来ないもどかしさを抱えながら、逆隣町にある図書館へ出向いた。入ってみると閉鎖的な空間。勉強スペースやPCルーム、それにDVD視聴ブースもなければ勿論カフェテリアもない。あるのは狭い部屋にぎゅうぎゅうに押し込まれた本棚がたったの5列に、入り口には3列程の児童書コーナー。棚も子供用なのか大人の腰の高さ程しかない。
小さなカウンターには、年配の司書が2名。
机がない代わりに、壁に何脚かのパイプ椅子が置かれているほかは、席という席は見当たらなかった。
私の他に、利用者が数名。一日中、暇を持て余しているような80過ぎの老人男性がひとり、椅子に腰掛け半ばうたたねしている。それから3歳程の子供に読み聞かせをしている女性。後は、学生と思われる青年が、専門書コーナーで何かの本を探しているようだった。あまりにも狭い空間、申し訳程度に窓はいくつかあるものの、開放的ではないのは、景色がすぐ隣のビルの壁だからだろう。
決してそこは、長居するような場所ではなかった。
気分転換に来たつもりが、思った以上にがっかりした気持ちとその図書館の薄暗いような雰囲気に飲まれ、すっかり気分が滅入ってしまった。貸出カードを新規で作る気も起きず、しかしこのまま帰宅するのも間抜けな気がして、うろうろと雑誌コーナーでバックナンバーをいくつか手に取り、パイプ椅子に腰掛けた。




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去年の今の時期に出版されたその雑誌は、丁寧に暮らしを楽しむ系の雑誌。どこの図書館でも大人気のようで、ボロボロになったそのバックナンバーは、この図書館に置かれてから何度も何度も人の手を渡り歩いて来たのだろう。表紙はいくつものセロハンテープで補強してあり、中身もボロボロだった。
この「丁寧な暮らし」ブームも一体いつまで続くのだろう?
ぱらりとページを繰ると、「梅シロップ作り」の工程が目に入る。取材を受けた人は、お洒落で小奇麗な小柄で痩せた女性。子供が3人おり、それにしてもインテリアも素敵で整理整頓された部屋。
キッチンには、綺麗なガラス瓶に詰められたスパイスやお菓子、それに自家製のピクルスや梅干しなどあり、梅シロップもそれらが陳列されている棚にまるでコレクションのように「ストック」されるのだろう。


ー余裕があるんだな。


丁寧な暮らしを送るには、精神的な余裕と金銭的な余裕が共に必要だ。精神的な余裕には、家族円満、人間関係良好。金銭的な余裕には、国産無添加の食材だったりこだわり抜いた職人手作りの家事小道具を容易に手に入れられる環境下に置かれていることが必須。それらに該当しない私に、暮らしを楽しむ余裕はないのだろうか?
梅シロップを作ってみようかー、思い掛けたがすぐにその気持ちは萎えた。見よう見真似の素敵スタイルだけ取り入れたところで、それが本来自分の欲しいものではないからだ。それをしたところで心の底から楽しいと思える自分に出会える気がしなかった。
ボロボロになったバックナンバーを棚に戻す。


ー私の好きって何だろう?


手当たり次第何かを行うには、気力も時間も金もない。結局、今日もまた昨日と同じような一日を過ごし、明日もまた今日と同じような一日を過ごしてしまう。何も進歩していない癖に、言い訳だけは上手くなっていく。




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