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自称・サバサバ系の厄介

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自称、サバサバしているという女性程、実は女子特有のいやらしさを兼ね備えているということが良くある。
ダンス教室にお迎えに行くと、時間だというのにレッスンが長引いているのかまだ子供達は出て来る気配はなく、待ち時間を持て余す。
入り口付近は、私のように特に親しい知り合いがいない母親が数人、スマホを片手に時間潰しをしている。
室内ではいつものように、まいこちゃんママや千葉ママ、それに例の関西ママらが大きな群れを作っているのが目に入った。


「お疲れー久しぶり!」


急に肩を叩かれ、振り向くと野田さんだった。最近会っていなかったが、だからこそこの距離感で近づく彼女にやはり温度差を感じる。
ほぼスッピンに、前髪を昔で言うポンパドールにし、ひっつめお団子にして髪全体をまとめていたので一瞬誰かと思い驚いた。


「お久しぶりです。」


力無く笑う私に構わず、彼女はマシンガントークで私にあれこれ話し掛けて来た。


「今日は、幼稚園のランチ会があって~、なんだか盛り上がってそのままお迎え時間までお茶してたらバタバタだったわよ。今日はレッスン休もうかとも思ったんだけどね!」


彼女から聞く、所謂「リア充」話はそこまで卑屈になることがないのは何故だろう?これが、他のママから聞いたとしたら酷く落ち込むというのに・・・


「そうそう、会った時に伝えようかと思ってたんだけどね。娘さん、お友達と上手くいってる?」


「え、どういうことですか?」


「うん、ちょっと見ただけだから分からないんだけどね、娘さんといつも仲良く遊んでるお友達いるでしょう?ほら、あそこにいる人達の娘さん達かな?」


そう言って、まいこちゃんママらの群れを顎で指す。


「一対一だったらいいのよ。ただ、娘さんが一人で他の子達がつるんであれこれ嫌なこと言ってるの見たんだけど。私もよく知らない子供達だから、首突っ込めなかったけど・・」


「ただの喧嘩じゃなくて?」


「いや~、先週もそんな感じだったよ。娘さんが話し掛けても無視してるっていうか。あ、来た来た。」


話途中で、レッスンが終わった子供達が出て来た。まいこちゃんが一番に千葉ママの子と飛び出して来た。 「あ。あの子!あのボブに編み込みしてる女の子!あの子が指示出してた!!」


まいこちゃんのことを指さして言う。それを聞いて胸の奥がざわざわし出した。子が小太りママの子らと出て来たので少し安心した。その横顔は笑顔だったからだ。
そのまままいこちゃんらがいるテーブルに向かい、ふざけ合っている。どう見ても、子が虐められている感じはしなかった。


「・・・今日は、ママ達がいるからなのかな。仲良くしてるね。ま、いいや。それじゃあお先に~」


野田さんは、言いたいことだけ残してそのまま自分の子を連れて出て行ってしまった。取り残された私は、実際その現場を見ていないというのにまいこちゃんに対して不信感が湧く。




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ー野田さんの言うことが本当だとしたら・・


更に、まいこちゃんママの楽しそうな笑い声が聞こえて来た瞬間、これが嫌悪感というヤツなのか、腕に鳥肌が立った。蛙の子は蛙ーという言葉が頭を回る。
しかし、どう見ても子を含めて、テーブルでお菓子交換をしている様子に後ろ暗さは感じられなかった。子はとても楽しそうにしていたし、まいこちゃんと何やら持って来ているぬいぐるみを取り出し、ごっこ遊びのようなことをしている。
もやもやの行き場がなく戸惑っていたのだが、しばらくしてそれは野田さんに行き当たる。


ー彼女が私の心を乱したいのだとしたら・・


自称サバサバ系だと自分のことを自己紹介していた彼女。ガハハと大きな声で笑う口元には、青のりがくっついていたーそんなことを思い出す。それに、他所の子をそこまで観察するかという疑問も湧く。 幼馴染だったり、また同じ学年だったりの接点があればまだ分かるが、彼女は我が子と挨拶すらしたことがない。勿論、子は野田さんの存在さえ知らない。


一応、気に留めておこう。


今は、子のひまわりのような笑顔を信じることが賢明に思えた。




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