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個人面談

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学期末を迎え、個人面談があった。
鈴木先生ー
この男性教師が、私は苦手である。細身なインテリ風ー、実際インテリなのだろうけれど、何もかも見透かしたかのような上から目線。
そう感じるのは、自信のない私だからなのかもしれない。それを証拠に、他の保護者とは笑みを浮かべて談笑しているのを何度か見掛けた。

時間15分前に教室に到着すると、私の前の保護者が面談している様子が見えた。せかしてはならないー、そう思い、担任に気付かれないよう廊下に回った。
壁を挟んでいても、中から声が聞こえて来る。いつものやつだ。笑い声。
それは、私が通院している例の病院でも感じる劣等感。私が相手だとぶっきらぼうだったり能面のような表情をする人が、違う相手だとガラリと変わる。それは良い方に。 こういう時、私は私のことが嫌になる。

時間丁度、前の人が教室から出て来た。確か懇談会で、皆を笑わせていた肝っ玉系の母親だ。
後ろには担任、すれ違いざまに軽く会釈だけすると、担任の方を見る。バッチリ目が合い、互いに挨拶を交わした。
教室に案内され、子供机と椅子に腰掛けるよう勧められた。恐縮しながら着席すると、面談が始まった。




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まず、事務的な会話。
夏休みを迎えるにあたっての注意点、そして宿題の説明など。
一通りの説明に、頭をぼーっとさせながらも相槌を打つ。なかなか耳に入って来ない。しかし、プリントがあるのだ。自宅に戻ってから熟読すれば良いという思いが、余計に集中する力を妨げているようだった。


「これまでで、何かご質問はありますか?」


「・・いえ、大丈夫です。」


手渡されたプリント類をバッグに仕舞い、少しの間があった。


「では、OOさんのことでいくつか。」


学校での様子。
簡単に言うと、大人しく積極性に欠ける。しかし、言われたことは真面目にこなす。さぼることなどない。友達関係においては、特別仲良しはいないようだが、しかしまんべんなく色々な子と絡んでいるとのことだった。 休み時間、一人でいる時もあれば、友達と外で遊んだりすることもあるそうだ。べったり誰かと一緒ということはないらしい。
学習面については、少しショックなことがあった。国語と算数が平均以下だったのだ。確かに、最近テストの点数が良くなかった。
放課後になれば、クラスは違うが仲良しのみこちゃん達と遊び回り、宿題をするので手一杯。私もイライラしながら教えるので、子は分かっていなくても分かったということにするようになっていた。この点は反省だ。 塾などに通わず、専業主婦で時間もたっぷりある私だからこそ、勉強くらいはサポートすると決めたというのに。


「あと・・OOさん、発表などになると、少し吃音が出るようなんですが。ご家庭ではどうですか?」


最後の最後で崖から突き落とされたような気持ちになった。まるで、私ではないか。目の前にいる担任の声が、どんどん遠くに感じて行った。
そして、今度は発作のように、私もそれに受け答えしようとすればする程、溺れかかった魚のように、口をパクパクさせながら声にならない声を出そうとしてしまう。
やっとの思いで出た言葉は、


「病院とか・・ですか?」


担任は、それに対して顔色も変えずに淡々と答える。


「いえ、ただ緊張から来るのかもしれませんし、ストレスからかもしれません。ご家庭でそういったことがないのなら、しばらくはまだ様子を見てみましょう。」


親子でどもりだと思われた。懇談会での醜態が蘇る。PTA会長に拍手された、もう思い出したくもないあの挙動不審なスピーチ。アガリ症の親子、吃音の親子、親が親だから子も子なのだと思われたのでは? 担任のクールな眼鏡の奥の瞳を直視することが出来ない15分間。
拷問のような、取り調べを受けているような、そんな時間。そう思ってしまうのは、全てにおいて私に自信がないからだ。成功体験がないからだ。
成功の積み重ねが自信を作る。
しかし、今の私は、失敗の連続。失敗から立ち直れず自信を無くし、またその自信のなさからしなくても良いような失敗をしてしまう。
堂々巡りだ。




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