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甘ったれた女

先日、オンライン飲みを義家族としたばかりだというのに、また義姉としている夫。しかも、リビングを占領しているものだから、ウザい。
PCスピーカーからどでかい義姉の声が聞こえてくる。次女だ。


「マジ、腹立つんだけど!!自分の興味のあることしかしないし、子どもの面倒も見ないしさ。在宅ワークって言えば免罪符?」


「まあまあ。でもパートは今休みなんだろう?」


夫が宥めている。すると今度は義母が入って来た。


「休みっていってもね、一人になって色々やりたいことがあるのよね。自分の時間が無いって、大変なことなのよ。」


「あーもうムカつく!今日は泊まるわ。」


「またかよ。」


また、次女の家出だ。ストレスが溜まると、こうしてすぐに義実家を頼る。家出といってもただの息抜き。自転車で思い付いた時にすぐ寄れる近距離実家は、突発的な家出をするのに好条件の場所なのだ。
そして、また義母もすぐに娘を甘やかす。三女まで出て来た。


「今日は、飲もうぜ!」


休みの三女まで乱入。


「こういう時の為に、ほら、これ開けよう!!」


「お!俺もそっち行きたいわー。」


夫の背中を通る際、ちらっと見えた画面。高級そうなワインボトルを掲げた次女と三女。家出と言いながらもまるで深刻そうでもない。
本当に、単なる息抜きだ。
恵まれた環境にいる彼女等に、舌打ちをしたくなる。いつでも頼れる金持ちの実家。我儘放題、家出といったって、後々頭を下げるのはいつだって義兄なのだ。
兄弟間の繋がりー。私にも弟がいるが、そんなものは無い。
色々な問題を彼は抱えているし、そもそも携帯だって持っていない。親がまだ扶養しているのだから・・
考えだしたらキリがないから、問題が起こるその時まではあれこれ考えないようにしている。

上を見ればきりがない。私だって、ある人達からみたら、甘ったれた女なのだ。コロナ感染数が激減している。少しばかりの光が見えつつある。




オンライン帰省




「今年はオンライン帰省だな!」


すっかり体調が戻った夫。今年のGWは義実家との交流もスルーで、それだけはコロナの恩恵という感じだったのだがそううまくはいかなかった。
職場の同僚やツーリング仲間とは既に行っていたオンライン飲み会。
それを、義実家とやろうと言い出したのだ。 言い出しっぺは義姉だろうなと思いつつ、夫もウキウキしている様子。子は、従姉妹と画面越しに話せるのを楽しみにしているようで、憂鬱なのは私だけだった。

連休最終日ー、それは行われた。
しかも、正午から。早過ぎる。
すっかり慣れた手つきでオンラインの環境を整えると、夫はどうやらホスト?役なのか、てきぱきとスマホで義家族とコンタクトを取りながらもズームとやらのアプリで義家族と繋がった。

画面は、4画面。我が家と長女宅に次女宅、それに義両親と三女宅で4世帯が画面内におさまる。
子ども達ーとはいっても、もう皆大きいので恥ずかしそうにしつつも、子は姪っ子が出て来るやいなや、すぐに画面に向かって手を振り笑顔。
夫が乾杯の音頭を取る。 我が家は3人家族なので、四分割された画面の中で一人ひとりの表情が分かりやすく誤魔化しが効かない。

次女は、繋がる前から出来上がっていたのか?既にべろべろに酔っぱらっておりだらしがなかった。
巷では浸透しているオンライン飲み会。どんなものかと思っていたが、やはりオンライン。距離とはこういうものなのだと思い知らされる。
まず、誰かが発言してからのレスポンスの悪さ。そして、妙な「間」。その沈黙を率先して破ろうとすれば、誰かしらとかぶる気まずさ。
家族なのに、ぎくしゃくとした雰囲気。目線も、一体どこに合わせたらいいのやら。
つい画面上にうつる、いつもより歪んで見えるー左右逆の自分の顔ばかりに目が行く。皆が皆、相手の出方を伺いながらの様子見で無駄な沈黙が流れる。ひとしきり、その「間」を埋めようと子どもや義両親を使う。
その場は一瞬なごむものの、その空気は持続せずに妙な緊張感を生む。

だが、酒がどんどん回り、ようやくその不慣れな状況に適応して来たのだろう、長女がワイングラス片手に会話の主導権を握り始めた。
まず、三女に爆弾を落とす。この先どうするのか?いつまで実家でパラサイトしているのか?結婚する気はあるのか?
これには、正直驚いた。普段、こんな突っ込んだー、三女にとっては痛い話題を吹っ掛けることなどなかった長女。オンラインだからか、これまで姉妹の間でも遠慮して介入出来なかったそれを追及したのだ。 勿論、三女はあからさまに嫌悪感丸出しの表情をした。


「まじ、ウザいんですけど。」


40代とは思えない言い回し。我が子や姪っ子が吐きそうな台詞。


「あんた、パパとママの介護する覚悟でも出来てるの?」


「はぁ!?」


「OOさんだって、長男の嫁なのにいつまでも三女がいたら同居だって出来ないわよね。」


「・・・・・」


顔が引き攣るーというのは何度も経験して来た。保護者会だったりPTA関連だったりのママ友付き合いでも。
だが、この時ばかりは、辞書で顔が引き攣ると調べたら、その説明文より私の今の表情を見せたら一見にしかずとはこのことだろうと思った。
それは、私が常日頃気にしていた事項だった。この団地ーこの賃貸暮らしはいつまで続くのか?いずれ同居なのか?三女が独身ならばまさかの6人暮らしになるのか?とか・・・
また、三女が義実家を継ぐとなれば、私達の終の棲家はどうなるのか?
先が見えない不安はいつでも、私を苦しめつつ日常の忙しさで無理矢理それを麻痺させる術を覚えさせていたのだ。


「ちょっと、あなた達、もうやめて。」


口火を切ったのは、、義母だった。義母は、やんわりと長女を窘める。だがそれが長女の気に障ったようだった。


「もうやめろって~何とかなるから。俺がどうにかするから。喧嘩は辞めろって。長男は俺だから。」


突然、夫がジョッキ片手に間に入る。
我が家の画面が大きくなる。どうやら、発言者にその分割の特許が与えられるらしかった。
夫の突然の発言に、私は酷い顔をしていた。


「ちょっと、OOさんの顔!」


次女が茶々を入れる。しかし、笑いは起きず微妙な空気が流れた。
酷い顔だったからだ。笑えない程。
私は、「長男の嫁」としての覚悟がまだ足りない。それは自分でも自覚する程に。PC画面上の顔は、嘘がつけなかった。メッキが剥がれるーとはこういうものなのだろう。きっと、義家族もそう思ったに違いない。よそ者の私に、更に不信感をおぼえたのだろう。矛先は、三女から一気に私へ。
いつもの流れだ。





忠告

2月の電話でガチャ切りめいたことをされてからずっと沈黙を保っていたが、病気持ちの父のことが心配だし、何より高齢である両親。
鬼の目にも涙ーではないが、さすがにこのまま連絡を取らずに済む訳がないと思い、ここは大人になることにして電話を手にした。
こちらもさすがに気まずいので、子に電話掛けは任せた。
思いのほか、孫からの電話が嬉しかったのかー子の反応で向こうの楽し気な様子が伝わって来た。だが、子が話している相手は母ではなく、どうやら父らしい。少ししてから、電話を代わると、


「おう、久しぶり。」


やはり、父だった。
父が電話に出るのは、珍しい。お互い、近況報告。父の体調はどうやら落ち着いているようで安堵した。連絡がないのは元気な証拠なのだ。
電話の向こうに母の気配を感じる。だが、こちらから電話を代わって欲しいと言う気にはなれなかった。
母の近況は、本人からではなく父から聞く羽目になった。無論、こちらから聞いた訳ではないのだけれど。


「毎日毎日、ドラッグストアでマスクの行列に並んでるんだよ。もう家には十分にあるから要らないって言ってるのに。」


そうなのだ。2月の電話の時も、確か在庫は十分にあり、我が家にくれようとした。それを口実に家に来られるのが嫌で断ったら不機嫌になったのだ。
現在、白マスクのストックが心もとない。今なら、素直に欲しいと言えたのだけれど。


「お父さんは、一緒じゃないの?あんまり無闇に出ない方がいいよ。ウイルスを甘くみないで。」


父にーというより、母に伝えたかった。


「いやね、おばさん家に分けてあげたら物凄い感謝されて、嬉しかったんだろうな。それから躍起になっちゃって、毎日並んで買えたら、親戚に配送してるんだよ。」


母の、喜々とした様子が目に見えるようだ。
リタイヤし時間だけはあるのだろう高齢者が、ここら辺でも、ドラッグストアやスーパーの行列に椅子を持って並んでいたことを思い出す。
今、誰しもが欲しているマスクを配ることで、自らの存在意義や達成感を得ているのかもしれなかった。
それにしても、それが元で感染したら元も子もない。今出来ることー、それは、感染しないこと。そして、感染させないことなのだ。

じっと家に閉じ籠ることは、ストレスだ。だが、今は外に出るリスクの大きさを考えて、踏み止まって欲しい。
それとなく父に伝え、受話器を置いた。


嫉妬、ただそれだけ

義母から電話があり、姪っ子達が泊まりに来てるので子も来ないかという誘いがあった。
次女の子ども達を預かっているのだそうが、兄弟だけだと喧嘩ばかりで手に負えず、従姉妹がいれば姪っ子の機嫌も良くなると言うのだ。
長女は自営だが、次女はカフェ勤務。このコロナ騒ぎで飲食店ということもあり、店は休業中らしい。
だからといって、子どもと対峙することにすぐさま疲れ、実家を頼るのが義姉らしい。

義母も、仕事は休みを取っており、久しぶりに孫や娘とゆっくり水いらずと思ったのも束の間、次女は意気盛んに自分磨きで出ずっぱりだという。
パートでしばらくご無沙汰だったテーブルコーディネートのレッスンや、ティーマイスターの資格取得の勉強など。


「なんかね、今のカフェ辞めて将来的には店を出したいみたいよ。」




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困った娘ーという苦笑の中に、義母の嬉しそうな顔も浮かぶ。自分の娘の充実を心底喜ぶ気持ち。胸の奥がズキンと痛んだ。私と実母の間には無いその関係性に、嫉妬した。

義母には悪いが、子を遊びに行かせることを丁重にお断りした。子を、姪っ子の暇つぶしにされるのもムカついたし、姪っ子がそれでストレス解消して全てがWINWINになることに腹立だしさすらおぼえた。
姪っ子のストレスが義母に向けられれば、そのストレスは結局次女に向かうのだ。それでいい。楽してすべてうまく回ると高を括る次女の傲慢さに嫌気がさす。
皆、この休校でストレスを抱えているのだ。兼業は預け先に奔走し、仕事を休まざるを得ず給与カットを余儀なくされたり、また留守番させている子ども達に罪悪感をおぼえつつも仕事に出ている母親だっている。
専業主婦であっても、毎日子どもと顔を突き合わせ、いかに規則正しく充実させるかに頭を悩ませる。昼ご飯だって、三食作るのだ。
次女が、面倒なことは丸投げでまるでペットを可愛がるように子供たちと接していることは、以前から見ていてうんざりしていた。
いつまで立っても甘やかしている義母も義母だけれど、傍から見ていてモヤモヤする。

やはり、私はその親子関係に嫉妬しているだけなのだけれど。




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マスクの押し売り

実母から電話。正月明けに子と会って以来なので、久しぶりに声を聞くことになる。
子の友達の件や卒対など自分の仕事で手一杯、母のご機嫌伺をしている余裕など無かったのだ。
しびれを切らした、そんな感情のこもった第一声は、


「あんた、マスクは買ったの!?」


の一言だった。
相変わらず、こちらの都合は考えずに一方的にまくし立てる。相槌を打ちながらも、視線はテレビのワイドショーに向けられていた。


「ほんと、こんなんじゃ一歩も外に出られないわよ。マスク探しで疲れちゃったわ。お父さんとあちこち探して、やっとこさ駅前のドラッグストアで入荷したばかりの手に入れたわ。 一人ひと箱だから、時間を置いてまた午後から行ってみたけど、もう売り切れ。花粉症だし、ほんと困るわよ。」


お一人様ひと箱の意味がないではないか。秩序も何もあったもんじゃない。こういう年寄りが一定数いるお陰で、「老害」なんて言葉が生まれたのだ。


「でも、箱マスクをやっと買えたから安心したわ。これで在庫は600枚はあるんじゃないかしら。」




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自慢なのか何なのか、3人家族で600枚ということは、一人200枚。これが多いのか少ないのかー、父は病気持ちだし、歳を取れば免疫も弱い。 買占めは良くないけれど、仕方が無い部分もある。


「あんた、マスクが無いなら届けようか?」


口実だ。いや、これが本題だったのだ。しばらく来ていない我が家に足を踏み入れたいのだ。だが面倒だし、夫が買いだめした物で十分足りるので断った。 すると、母の様子が一転、怒ったようになる。


「あっそ。ならこっちが心配することも無かったわね。忙しそうだから切るわ。」


ガチャン!


一方的に掛かって切れた電話を手に、唖然とする。
更年期がまた始まったのだろうか?それとも、まだ続いているのか?いや、彼女の性質なのだろう。




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