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オンラインランチ

かおりとのオンラインランチ、ようやく実現。
子にも参加してみるかと声を掛けたが、当たり前だけれど断られてしまった。
勿論、夫が出勤の日。
子と二人なら、焼きそばとかうどんとか適当なランチにするのがいつものことだけれど、見栄を張ってオムライスなんて作ったりした。
私はダイニングテーブルでスタンバイ。子は、リビングでテレビを観ながらのランチ。
親子別々なのは少々気が引けたが、子は子で誰かとラインでずっとやり取りをして楽しんでいるのだから良しとした。

PCを立ち上げ、こちらの写りを確認。壁を背に、汚い部分が写らないように。テーブルには、幾分、気合の入った盛り付け。気に入りのプレートにオムライスと小さな小鉢2種を。
皿が多ければ多い程、「凝った料理」に見える不思議。

ようやく繋がり、久しぶりのかおり。家だからかノーメイク。だが、それはこちらも同じく。気の置けない仲とはこういうことだ。
ちょっとした世間話の後、てっきり乾杯をするのだろうとチューハイのプルトップを開けようとすると、


「Mとかも誘ったんだ!あ、繋がった!久しぶりー!」


ーえ・・何で?何で呼んでるの?


画面が次々と増えて行く。


「オンライン同窓会も、いいもんでしょう?女子だけだけど。」


悪気のないかおりの声に、苛立ちをおぼえた。Mやその取り巻き、私とは特に接点のないクラスメイト。
何年か前に同窓会で再開した、母仲間のYがいるだけまだ救われたけれど。
かおりが仕切るのかと思いきや、Mとその取り巻き達が会話の中心になり始めた。


「取り敢えず、カンパーイ!」


一応、私も用意していたチューハイを皆に見えるよう持ち上げてみるが、誰とも目が合っていないような感覚に陥る。喉が詰まって、声が出ない。
しかも、かおりは皆と繋がり出した途端、急に宅配が来たとかで席を外してしまった。
すぐに私は空気になった。誰も私に話し掛けないし、私も誰に向かって話し掛けたら良いのか分からない。挨拶するタイミングすら逃してしまった。 ただひたすら、酒を入れる。


「お!やってんな!」


突然、Mの夫らしき人物が画面に入って来た。私以外は知り合いなのか、それぞれに声を掛けている。


「よ!ゆきちゃん!元気ー?在宅してんの!?」


「うん、でも全然捗んないから、今日は休みにした~。てんちゃんはサボってんの!?」


「てんちゃんは自営だからね、自由人だよ。」


Mが笑う。皆も笑う。疎外感で一杯になり、酒のペースが速まる。オムライスをかきこんだ。


「こんにちはー。あの、初めまして~」


突然、Mの夫が恐らく私に向かって話し掛けて来た。


「あ、どうも。初めまして。」


口に入ったオムライスを酒で流し込むが、もごもごしてしまう。


「同じ、高校の時の?」


「あ、はい。」


「友達?」


Mに尋ねる。Mが一瞬だけ微妙な表情を見せたが、


「うん、同じクラスだよ。OOさん。」


苗字呼びにピンと来たのか、だが流石、噂に聞いていたタワマン社長。コミュニケーション力?が素晴らしく、ぎくしゃくする私達のことなど気にもせずに会話を進める。


「ご結婚されてるの?お子さんは?」


質問責めだ。それらの一問一答に応える。


「じゃあ、今休校中なんですねー。お仕事もあるのに大変でしょう?」


「あ、はい。」


つい、流れで仕事をしている風な返答をしてしまう。働いているのが当たり前という感じだったからだ。


「何されてるの?」


「え?あー。」


子が、こちらを見ている。嘘は付けなかった。


「いや、今は専業主婦です・・」


「あ。あぁ~」


こういうリアクションに、いつになったら慣れるのだろう。家だというのにこの居心地の悪さ。だが、救世主のかおりが戻って来てくれた。


「あ!てんちゃん!久しぶり!」 どうやら、本当に彼と初対面は私だけらしい。


「あのラーメン屋、美味しかったよ!」


「だろだろ?だけど今は自粛で行けねえからな。テイクアウトも頑張ってるみたいなんだけど、やっぱりキツイらしくって。」


その後も、彼らの趣味なのだろう、ダーツやゴルフ関係の内輪話に花が咲く。それに関する共通の知人話。まったくもって詰まらない。もう、退場したい気分。
冷蔵庫に二本目のチューハイを取りに行く。迷って9%に手を出してしまった。
Yの子ども達が乱入して来たが、独身女子メンバーは素っ気ない。Mも同じく。一生懸命相手をしているのははやり、Mの夫だった。 ハイペースで9%を入れていたら、急に視界がぐらぐらとし出した。家だからだろう、酔いが回るのも早いのだ。
空気を読んだYが、会話もそこそこに抜けると言い出した。


「ごめんごめん!子どもがもううるさくて落ち着いて飲めないわ。また今度、深夜開催で~」


「Yちゃん、残念!またね。」


「自粛明けたら飲もうね~」


皆、快く送り出す。私も今しかないーそう思い、


「すみません、私も抜けます。」


「えー!全然話してないじゃん!」


かおりだけが声を上げてくれたが、Mの夫も、


「またやりましょうね~お疲れ様!」


それにつられるように、Mやその取り巻きらも声を掛けてくれた。
接続をオフにした途端、すっかりひからびた食べ掛けのオムライスが目に入り、げんなりした。


「ママ、楽しかった?」


子が、リビングから微妙な表情で声を掛けて来たので、


「全然!だって、友達が了解もなくママの嫌いな人とかも入れてたし。」


まるで学生のようなノリで子に打ち明けたら、子がぎょっとした顔をしていたけれど、本音がだらだら。しかし、言葉にしたことでスッキリしたら今度は腹が減って来た。冷たい食べ掛けのオムライスだけれど、美味しい。
皿とチューハイをリビングに移動させ、子が視聴していたお笑い動画をテレビで観ながら食べる。
悶々とした気持ちはすっかりハイになり、かおりに対しての苛々はその日中に水に流すことが出来た。




交際貯金

「月曜、暇?急だけど、仕事が休みになったんだ!ランチしない?OOの家近くまで行ってもいいよ~」


かおりから、突然のお誘い。嬉しさと、戸惑い。カレンダーの来週前半の日付には、しっかり予定が組まれていた。
週明け一発目、午後2時~授業参観、その後に卒対の集まり。どちらも気が重い予定だ。授業参観は任意だが、最近の子の様子が気になるので行くつもりでいた。
友達とうまくやっているのかどうかー、それを知る良い機会だ。
正直、それに備えて、午前中は家でゆっくり過ごしたいのが本音だった。それに、週明けは土日に夫や子供があちこち散らかした部屋を掃除するのに、いつもよりも倍時間が掛かる。
午後は夕方まで学校に缶詰状態なので、夕飯の下拵えまで済ませて出るとなると、慌ただしい。
その日に限って、夫は早帰りデーというのもタイミングが悪い。

二つ返事でOKする気分になれず、だが断る勇気も出ない。何ていうか、こんな風に気軽に誘ってくれる友人は貴重だし、また実際会えば楽しい時間を過ごせる相手だと分かるだけに悩むのだ。
身体的にはキツイー精神的には会いたい。どうするか・・




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ふと、思う。かおりには悪いが、これも、先々の生活を豊かにする為の貯金なのだと。これを断れば二度と誘われないーそんな間柄ではないのだけれど。
遠くもない、セカンドライフを思う。

「その時」を充実させ、本当の意味で生きていると実感出来る日々を過ごしたければ、金も大事だけれど、それと同じくらい付き合いも大事だ。
病気や先約があればまだしも、気分だけで断るなんて、私にしたら贅沢な話なのだ。
少な過ぎる交友関係だからこそ、いまある付き合いを大事に育てていかなければ。
本来なら、この住み慣れた土地で、気の合うママ友との繋がりを育てていきたかったけれど。それがかなわないのなら、旧友に頼るしかない。


「月曜、1時ちょっと過ぎまでなら大丈夫だよ!OOの授業参観があるから、それまでなら全然大丈夫!」


全然大丈夫ではないけれど、気分を上げてなんとかしよう。




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現状に問い掛ける

今日は、主婦休みの日らしい。
我が家には、無関係のワード。というよりも、苛つくワード。夫が家事らしいことをしてくれたのはいつだろう? 私がインフルになった時だって、洗濯物や汚れた食器はたまる一方。家の中は、空き巣が侵入したのか?と思う程の荒れっぷり。
出産後ですら、非協力的だった。むしろ、子の夜泣きにうんざりしたのか、夫婦別寝にしたくらいだ。

子が幼い頃、彼は筋トレにはまっており、休みになると育児を手伝うどころか、マラソンだとかジムだとかに入り浸り。
食事だって、ササミ指定でうんざりだった。
子のミルクと共に、夫が飲むプロテインまで作らされた時は、苛々が頂点に達し、間違えた振りで粉ミルクを混ぜてそのまま渡した。味に鈍感な夫は気付かなかったけれど。

昨夜は寝つきが悪く、つい元彼の奥さんのブログを検索してしまった。更新が去年の秋くらいで止まっており、インスタに移行したらしい。
インスタに飛ぶと、今で言うところのフォトジェニック?な写真がずらりと投稿されていた。

♯イクメン
♯妻メン
♯パパありがとう

ハッシュタグには、こんなワードが所々に。家族の顔こそ出さないものの、元彼の匂いが投稿画面から伝わる。
子ども達と遊ぶ後ろ姿や、休日になると家族の為に作ってくれたらしい料理。
元彼のことだから、掃除や洗濯などの家事も率先しているのだろう。元彼は、本当に優しい人だったから。




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もう一つの違う人生ー


元彼は、貧乏だった。金銭的価値観が、合わな過ぎた。あの頃の私は、買い物依存に走る程金遣いが異常に荒かったから、そのことで毎回彼と揉めていた。
何故、あの時自分を改めなかったのか。私は病気だったから、気付けなかったのだ。

昨日ワイドショーで知った、家事分担マグネットシートなんて元彼には不必要だ。わざわざ視覚化しなくたって、そもそも家族に愛情があれば動くのだ。
夫の脱ぎ捨ててそのまま形状記憶されたスウェットに、ため息が出る。仕事をし、私と子を養ってくれている。それだけで十分なのだと言い聞かせて十数年。
しかし、本当にそのままでいいのだろうか?




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年賀状マウント

七草粥を食べ、玄関の正月飾りを片付けた頃、今更の年賀状が届いた。
友達でも何でもない、引っ越し前のマウンティングママからだ。
毎年、型を押したように、元旦に届いていた年賀状。モデルの仕事をしているらしい娘の写真ビッシリ。
いずれ、子役でも目指すのだろうか? それが、今回は忘れた頃に届いたのだった。
一応、お義理で付き合いも無いのに出したのだが、こんな時期に届くということは、向こうは私からの年賀状が届いてから慌てて書いたに違いない。
今回も、ハガキサイズに収まりきれない程に数々の写真が散りばめられている。ハワイかどこか南の島に行ったのだろう家族写真。
子ども達のバレエだったりピアノ発表会の写真。申し訳程度に兄弟のスポーツ試合か何かの写真も一枚だけ。
ほぼほぼ娘の写真ばかりだ。




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そして、今回も親子で雑誌に掲載された様子がしっかりと写っていた。彼女自身もバッチリメイクと正装をして、ポージングしている。
何というか、ネットや雑誌でよくある不特定多数に向けての自慢というよりも年賀状については特定に向けての自慢と思える。
成功した子どもー例えば、受験を一足早く終えた子どもが、難関校の校門前でこれ見よがしに写っているような年賀状もそうだ。
我が家は、写真付き年賀状はもう辞めた。そもそも家族で写した写真も無いし、子どもの写真を無防備にさらすことも危険だと考えるからだ。
彼女のように、子どももー、あわよくば自分さえもメディアに出て喜ぶ人種は別だけれど。写真のばらまきに抵抗などないのだろう、むしろ宣伝のようなものだ。
来年からは、元旦に届くように出すのはやめにしてフェイドアウトしていきたい。




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忘年会ランチ

かおりとのランチ。
楽しかった。

彼女がお勧めしてくれた、イタリアンの店。リーズナブルだが、とても雰囲気が良く、平日ということもあって並ぶこともなくすんなり店内に入ることが出来た。
スプマンテをまず頼み、乾杯。体にも心にも染みる。気心知れた女友達と向かい合って飲む酒は、ただただ美味しい。

ご主人は、再就職が決まり、現在共働きで忙しい日々とのこと。子どもも3人いるし、パワフル母さんといったところか。

かおりは働き出して、より一層洗練された。
バッサリとベリーショートに近いヘアスタイルに、大振りのハラコ素材のピアス。質の良さそうなー恐らく、カシミアの真っ白なニットに黒のパンツにヒールを合わせていた。シンプルな服装なのだが、お洒落に見える。
アクセントに真っ赤なレザーのバッグを持っていたのも恰好良かった。
対して、私は相変わらずのボーダーにジーパン。例の緑のバッグをアクセントにしたのはかおりと一緒。数年前に購入した、もっさりとしたエコファー素材のミドルコート。
自宅の鏡で見た時は、もう少しマシなはずだったのにー外のガラスに映った自分が、かおりと並ぶとなんだかみすぼらしく見えた。
だが、目の前に次々と料理が運ばれ、かおりの楽しい近況を聞いているうちに、もうどうでも良くなった。


「ワイン、白と赤どっちにする?」


「今日は、赤って気分。」


「私も。じゃあ・・ボトル頼んじゃおう♪すみませーん!」


かおりは店員を呼ぶと、私達好みの「辛口」「重め」の赤をリクエストした。


「でしたら、こちらはどうですか?」


「はい、お任せで~」


店員がカウンターに向かったので、かおりにどのワインを頼んだのか聞いた。何気なく値段を見ると、5800円。高過ぎる。




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「え!こんな高いの無理!」


咄嗟に声が出た。しかし、こんな言葉を躊躇なく言えるかおりは、貴重な存在。


「いいいのいいの。ボーナス出たんだから。ワインは奢るって!」


「そんなの悪い!」


「私が飲みたいの。黙って奢られなさい。」


申し訳無さで、最初の一杯はグビグビ自分のペースで飲めなかった。これは、グラスにしたらいくらだろう?800円以上するのではないか。
ほろ酔いの頭で、電卓を叩いていたのは最初のうちだけ。次第に頭がぼーっとしてきて、久々の酒ということもあり、楽しい気持ちを優先することが大事なのだと思い直した。

かおりは、家庭も仕事もママ友関係も何もかも、順調そうに見えた。愚痴といえば、少々子どもの出来の悪さくらいで、しかし深刻そうでもなかった。

私は、奢ってもらった分何かお返しをーそう思い、不幸話を提供した。
夫の経済的DVや子の反抗期諸々、それに、思い切ってママ友関係が最悪なことも。彼女はそれを全て「笑い」に変換してくれた。深刻な出来事も、なんだか絵空事のように思えた。
だが、一つ大失敗をした。つい、スネ夫そっくりのママがいると口が滑った。検索されたら、ここにたどり着きはしないかーそう思うと、背筋が寒くなった。
大丈夫だと思うが、酔いがすっかり醒めた今、一抹の不安が残った。




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