にほんブログ村 主婦日記ブログ ひきこもり主婦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ 専業主婦へ
にほんブログ村 子育てブログ 一人っ子へ

ひとりごと

デュアルライフ

「今日はパパのところで勉強してくる。」


子は、朝から夫と事務所へ行ってしまった。
冬休み、塾の冬期講習が無い日に夫が気分が変わると勉強にも集中が出来るのでは?と事務所に連れて行ったのがきっかけ。
私はパートで家を空けることもあったので、そういう時は夫が子と一緒にいることで安心はあったけれど。


「あっちの方がなんか綺麗だし、勉強モードになるんだよね。」


すっかり父親の仕事場を気に入った子。反抗期で父娘の距離感があんなにもあったのが嘘のように、以前のような関係に戻りつつある二人。
子は、せっせと勉強道具を鞄に詰め込み、意気揚々と夫と出て行った。昼は、テイクアウトをするというので楽は出来るが、私も一緒に付いて行きたい気持ちになった。
勿論、子が事務所に行ける日は限られていて、アポがなく他の二人が出社していない日に限るけれど。だからこそ、私もたまには見に行きたい気になったのだ。

今流行りのデュアルライフー、生活の拠点を2つにすること。
しかし、私はその仲間に入れずにいる。



クリスマスプレゼント

ようやく一週間が終わり、ほっとしたのも束の間。
来週には義父の検査、そして年明けには入院が控えており、義実家はバタバタしている。
その飛び火がいつ私に向かうのか分からないけれど、近い未来にそれはやって来るのだろう。
しかし今は自分の家族のことだけを考えたい。

クリスマスプレゼント、子からねだられているものをネットで購入しようとしたらどこも売り切れ。
メルカリで見付けたものの、転売されたものなのか高額過ぎる。
都内の店舗に今日と明日、回らないとならなくなった。さすがにサンタは卒業しているけれど、受験というストレスにさらされている今年のクリスマスくらい、欲しいものをプレゼントしたいところだ。
どうか見つかりますように。もし見付からなければ、転売されたものを買うかー


最高の景色までの壁

眠い。
睡眠時間、約3時間。これから仕事。寝不足でふらふら。
天気も悪く、朝から気分も落ち込んでいる。


まさかのPK戦まで持ち込んだ日本代表。
メンタルと運ー
あのシュートを打つ選手たちの気持ちを思うと、目をあけていられない程にこちらも緊張感が高まった。
前半、希望を貰った。勝つかもーと。だがしかし、後半で同点に追いつかれ五分五分となり、更にクロアチア選手の雑なのに怖いボールの動きに不安感が増した。

あっという間に試合終了時間、そして延長戦。お互いに粘りつつ、頭の隅っこにPKの文字がちらちら浮かぶ。PKに持ち込まれたら負けるかもという不安感が更に増す。

そして、恐れていた予感が的中してPK。キーパーのプレッシャーも凄いけれど、キーパーは入れられて当たり前の世界。跳ね返せば称賛される。それに反し、シュートは絶対に決めなくてはならない最初のボールを打つ選手。
気持ちが全部持って行かれた。




ベスト8まで、あと一歩だった。
選手たちに夢と希望を貰った。それだけでもう十分だ。



高校生カップル

ここ最近、高校生カップルがエントランス前でいちゃついているのを目撃するようになった。
子の塾送迎の時間で、私達親子の方がなんだか気まずい。
女の子の方は、制服のスカートを超ミニにあげており、男の方も同じく制服をだらしなく着崩している。


「やーん、うふふふふ。」


女の子の声。暗闇の中、二人のシルエットが揺れ動いているのが見えて、そこを通り過ぎるのに躊躇する。
子に見せたくないし、変に刺激を与えたくない。大事な時期なのだ。
ただでさえ受験生で悶々としている日々に、余計な興味を抱かせたくない。


伏し目がちに私達は彼らの前を通り過ぎる。つい、ちらっと横目で見ると、なんと男が女の子のスカートの中に手を入れているのが見えた。
恐らく、子もそれを目撃したようだ。


「・・・・・」



塾に向かうまでの道、沈黙を破り、どうでもいい会話を投げかける。子は、気もそぞろにそれに答えるが、明らかに先程の情事のことで私の声など耳に届かないようだった。

子を送り、再び自宅に戻る。
まだいる・・ものすごく気まずい。
ささっと通り過ぎる。

そして数時間後にお迎え。さすがにもういないだろうーと思ったが、まだいた!
こちらがまるで悪いことをしているようで、そそくさと通り過ぎようとすると、


「こんばんはー!」

ーえ?

男の声。誰に?周りを見回しても私しかいない。私!?
あまりにも爽やかな挨拶に声を失う。挨拶を返そうと思っても、喉の奥がギュッと詰まって声が出ず、振り返って会釈を返すのが精一杯だった。


女の子の笑い声が背後から聞こえた。何に対して笑っているのか?挨拶もまともに返せないおばさんに?
それとも、男は私をからかったのだろうか?

今度は子を塾に迎えに行き、まだいたらどうしようかーとドキドキしながらエントランスに入る。
もういなかった。

「良かった・・」


「え?何が?」


「何でもない。」


対して子は、辺りをきょろきょろと何かを探しているようだ。恐らく、さっきのカップルを探しているのだろう。
次に見掛けたら、今度は挨拶をしなくてはならないのかー、ものすごく憂鬱だ。






copyright (c) 隣の芝生 all rights reserved.

プロフィール

selinee

Author:selinee
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR