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ツケがたまる

パートを辞めて、気持ちに余裕が出来たことで、義父の件はどうなったのかと気になる。
まだ子の合否が出ていないのでこちらからの連絡は控えているが、夫に聞くと、義姉らがすべて請け負ってくれているとのこと。


「あなたも仕事辞めたなら、また色々やってくれよ。」


義母の身の回りの世話についても、三女が仕事で在宅だとしても無理があり、長女と次女で順番にリハビリの付き添いに行ったりと甲斐甲斐しくしているらしい。
ふと、不安になる。
このツケがいつ回ってくるのかと。
関わったら関わったで大変だけれど、何もしなければしないで、彼女らがどう思っているのか気になる。勿論、義実家に頻繁に出入りしていた時に三女から言われたあの言葉は忘れていないし、何かの時の為と手帳に記してもいる。
彼女が私の手伝いを「拒絶」したのだ。
それでも嫁としての立場から、このままで果たして良いのだろうかと悶々とするのだ。

これも子の受験が落ち着いたらーだけれど、こちらから長女か次女に電話をしてみようかと思う。三女には、怖くて出来ない。
義姉らは誰も好きになれないし苦手だけれど、中でも三女が一番無理。
しかし、今後のことを思うと一番私の人生に影響力を及ぼす人間に思えるのだ。



色々な形のスキンシップ

結局、子との喧嘩は私が折れる形で終了。
今は子に余計なストレスを与えるのは良くないと、母心。
普通に朝食には何が食べたいか聞いた。目玉焼きがいいかオムレツか卵焼きか。
小さく、


「甘い卵焼き。」


ここ数年前から、子と二人の食事の時は、何を食べたいか聞いてから作っていた。
夫がいる時は夫優先だけれど、なるべく家族の要望を受け入れるのが私の役目だと思っていたし、成長期の体を作る大事な時期、3食のそれはとても大事で、食べたいものを母親が聞いて作ってくれるという行為は、子にとって体だけではなく心の栄養になると信じていたのだ。
子とは、思春期に入ってからうまくコミュニケーションを取れなくなっていた。
子の方も、小学生の頃のような分かりやすい甘えはなくなったし、しかし、心と身体の成長のアンバランスで情緒不安定になっている時、きっと親からの愛情を求めているはず。
それは自身では気付かないうちに。
反抗期真っ只中の我が子を抱き締めることが出来ない代わりの愛情表現。
甘やかすのではなく、甘えさせるということ。子どもペースを守ったうえでのそれは、きっと彼女の自己肯定感を育むはずだろう。



無いものを数える癖

子と喧嘩してしまった。
今朝も、会話なし。
夫は私達のおかしな空気に気付かない。
子には何か話し掛けていたようで、子も夫に対しては普通に受け答えしていた。

発端は、塾の送迎の件。
夕方より冷たい風が吹く中、パート帰宅後そのまま自転車で子を送った。
お迎えがあるので、風呂も我慢して家のことをし、子の帰宅時間は21時だった為、再び自転車を走らせた。
こんな時こそ、夫に早く帰って来て欲しい。自営なのだからもっと融通が利くものだと思っていたのに。
フリースの上にダウンを羽織り、雪混じりの風を受けながら自転車を走らせて塾に到着。
なかなか出て来ない子を待つ間、塾前にあるコンビニで暖を取った。

塾前にはお迎えの車がぞろりと並んでおり、次々に生徒らが乗って帰宅していく。こんなにも寒いのにパーカーのみの子どももいたが、すぐに暖房で暖められた車に乗り込むのだから痛手はないだろう。
子が出て来て、機嫌が悪い。


「さむ!あー、チャリめんどくさ。」


「家に帰ったらすぐにお風呂入りな。お湯、ためてあるから。」


私なりに、出来る範囲で子のサポートをしているつもりだ。しかし、そんな母心なんてどこ吹く風の我が子。


「今日、生理だから無理。あー、車いいな。チャリとかあり得ないんだけど。」


「・・・」


なんだか迎えに来た私に怒っている感じで、こちらも仕事から帰宅して家事の合間を縫って迎えに来たのにとイラっとする。


「我儘言わないでよ。それが迎えに来てもらってる態度?」


「えー、別に頼んでないし。っていうか、結局こんな寒い思いして自分でチャリ漕ぐんだから意味無いし。あー、パパはなんで今日仕事忙しいんだろ。こういう時こそ車なんだけど。」


「パパだって仕事なんだから。ちょっと自己中なんじゃない?OO中心で世界が回ってる訳じゃないんだから。」


「だいたい免許も持ってないなんて、おかしいから。」


「何?その口の利き方は!」


道の真ん中で声を荒げてしまい、行きずりの人の視線を感じ、慌てて取り繕う。だが、子はずんずん自転車に乗って先に進み、なんだか可愛くない。
帰宅してからも無言。私も声を掛ける気になれず、子も私の存在なんてまるでスルーで風呂場へ向かって行った。
確かに、昨日のような極寒の中、皆が楽して塾の行き来をしているのを横目に自転車を漕ぐのは辛いだろうと思う。
でも、無いものを数える人間になって欲しくない。経済的に塾通いだって出来ない子もいるだろうし、そもそも心配して親が送迎している子ばかりでもないと思う。
子が気付いてないだけで、一人で通っている子だっていると思うのだ。

それでも、免許くらいーと言われて何とも言えない気分に陥った。



我が子の背中に追い付けない

工場長に退職の意を伝えたけれど、すぐには辞められそうもない。2月末で退職でと言われた。
そして、その代わりといったらなんだが、子の入試の日は休んで良いと言われた。
ならば、退職は撤回ーと言いたかったけれど、既に申し出てしまったことと、すぐさま総務に手続きをしたようで、流れのままコトはどんどんと進んでしまった。
私の存在なんて、そんなものなのだ。代わりはいくらでもいる。いや、むしろ辞めて欲しかったのかも。
帰宅後、やっぱり1月末で退職を押し通せば良かった。入試だけではなく、合格発表だってある。その休みの申請もまたしなくてはならないし、それがストレス。
きれいさっぱり退職してしまった方が、気も楽に持てたのにー

パートから帰ると、子は塾へ行く身支度をしており、バタバタと私もそのまま送迎。寒い中、自転車。
縦に並んで無言で互いにペダルを漕ぐ。


「ねえ、本当に進路大丈夫?変えなくていいの?」


「んー。もういいよ。」


「パパと何話したの?」


「色々。」


「色々って?」


「ママに言っても分からないよ。」


色々と聞きたいこと、話したいことはあるのに。自転車だから会話出来ずもどかしい。
子の背中がなんだか遠く、そして自分の娘なのに他人に思える。

今、何を考えているの?志望校、結局夫に言われるまま変更せずに提出したけれど、大丈夫?
週末、夫と子は事務所で過ごしたけれど、そこでどういう会話をしたのかは分からない。ただ、子の希望は無かったことになっていたということだ。
夫に聞いても、首を振って、


「俺はあなたより色々調べてるから。OOにとって一番良い進路を考えてるんだよ。」


私の意見は夫の耳に届くこともなく消えてしまう。
母として、これでいいの?
家政婦のように、夫と子の為に家事をする。ただそれだけの存在。腹を痛めて産んだ我が子の人生に意見することはかなわないのだろうか。



中学生の服選び

子が、新しい服が欲しいと言い出した。
ちょっと前に買ったのに、塾に着て行く服が無いと言うのだ。
塾代が家計を圧迫しているというのにー、子は夫からの言葉があまり響いていないようだ。
鈍感なのか、それともこれまで金銭面では直接的に苦労させていなかったからか。
夫は私に対して我慢は強いるけれど、我が子に対しては溺愛して甘やかしていたのだ。 そんな私の心を知ってか、


「これ、ネットで買いたい。安いよ。」


最近、友達同士でも流行っている海外ネット通販らしい。


「このスウェット、可愛くない?これ欲しい!」


デザインよりも価格を見てしまう。


「ほら、これ600円で買えるよ!」


嘘でしょう?と目を疑った。普段、子のお気に入りのティーン向けのショップでスウェットを買うとなると3000円はする。


「このアウター欲しいな。」


アウターも安い。アウターは去年まで着ていたものが古びて来たので買ってあげないとと思っていたので何よりだ。
そして靴。ついこの間買ったばかりのスニーカーより安く、またデザインも良い。もっと早くこのサイトを知っていれば良かった!
ただネットだと、決済は夫。カードだって夫の許可が要る。


「パパがお酒飲んでる時に頼んだら?多分、安いし買ってくれるかもね。」


服だけではなく、雑貨やキッチン用品なども低価格で売られており、しかもお洒落。
私も次のパートの給料が入ったら、と妄想ショッピングしてしまった。




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