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母の合否

今日は、母の日だ。正直、憂鬱な日だ。
我が子にどう思われているかの合否発表、そんな一日になりそうだ。
ちなみに、実母は母として自身のことを「合格」だと思っているに違いない。嫁に行ってまで気を遣いプレゼントを贈る娘である私。
いまいちなリアクションの年もあるけれど、それでもめげずに毎年、感謝の気持ちを表しているのだ。
今年は、金にプラスして洒落たマグカップと紅茶のセットをプレゼントした。コロナ禍で外に出れない分、家の中で喫茶気分を味わって欲しい、そんな思いだ。
困ったのは、義母に対してのプレゼントだ。義母はまだ病み上がりで、母の日のプレゼントというよりもお見舞いを渡すべきなのでは?と思ったからだ。快気祝いの方が印象が良いけれど、まだまだ自宅療養なので「快気」しているわけではない。
多趣味で社交的だった義母。恐らく義母の好みは義姉らがよく分かっているだろうし、私が選んだものなど嬉しくないだろう。
夫に相談すると、夫はようやく義実家との関係について前向きになったのか、

「俺が選ぶ。」


と言い出した。なので、今年に限っては夫に丸投げだ。こんなことは結婚以来、初めて。いつだって夫は金だけ渡して私に百貨店へ出向かせたというのに。
夫も、病気になってしまった母親に対して、これまでとは違う感情がはたらいているに違いない。


ひとつ、心の負担が減ると、自分自身の母の日に集中してしまう。
さて、合格か不合格か。思春期の我が子の気持ちを再確認する、そんな長い一日が始まる。



ばれる嘘

子の笑顔が少し増えた。どうやら、クラスに話せる女友達が出来たようだ。
それは、ラインチェックで明らかになった。あの男子とのやり取りで分かったことだった。
食欲は増えたし、ため息は減った。情緒も安定している。ずっと気掛かりだった問題が晴れて、母としてほっとしている。
だが、一つの悩みが減れば、また別の悩みが顔を出す。
あの男子の親にけん制されてからというもの、二人はどういう関係なのか気になって仕方がない。
ただの話し相手なのか、友情なのか、それとも恋人同士なのか。

毎週2回、2科目。塾に通い始めて、子との時間はぐっと減った。コロナ禍ということで、部活のない曜日に塾を入れており、それまで部活の無い日は、ゆっくり夕飯を取りながらそれなりに団欒を過ごしていたのだ。夫在宅の時は、口数は少ないけれど、それでも子と共に食卓を囲むことは、温かく優しい時間だった。

塾の時は、軽い夕飯を家を出る直前に取る。21時前後に帰宅をし、風呂に入り終え、小腹が空いていれば小さなおにぎりやカップラーメンなどの軽食を出す。
クラスが替わり、軽い鬱状態だった子。痩せてしまって心配したのは束の間、週2は夜食をがっつり食べることで、今では+増だと思われる。でも、中学生なのだ。多少ふっくらしている方が溌剌としていて可愛らしい。

「GW、部活だから。」


鵜呑みにしたが、子の机の上に置いてある部活用カレンダーには、GWは休みとなっている。緊急事態宣言が出ているのに部活がある訳もない。こういう分かりやすい嘘を付くところは、まだまだ子どもなのだ。








背中に願う

子が、昨夜はよく寝付けなかったようで、何度も布団から出てトイレへ行く音がした。
そういう私も同じく、やはり母親だからか子と自分の情緒は連動しているのだろう、我が子が不安定だと同じようになってしまう。
子ども部屋はあるのだけれど、いまだ、寝室は私と同じ。夫だけが別室の我が家。なので、就寝時は子と並んで眠りにつく。
深夜ー恐らく午前3時頃だろう。深い溜息が聞こえる。
新しいクラスに馴染めていないのだろう。
息を殺して様子を伺っていると、鼻を啜る音が聞こえて来た。

ー泣いてる?

子が、泣いていた。こういう場合、どうしたらいいのか?幼児ならば、起きて抱き締めて優しい言葉を掛けて安心させるだけだ。
だが、思春期真っ盛りの子。ただそっと見守るしかない。

結局、子から寝息が聞こえてきた時に時計を見ると、明け方5時近く。私もまんじりともせず朝を迎えることになった。


せめてーと、子の好きな朝ごはんを用意する。いつもは夫に合わせて和食だけれど、そんなの無視。ホット―ケーキを焼き、バナナといちごを付け、コンポタにサラダにゆで卵。


「なんだよ、これ。朝っぱらから力が出ねー。」


やはり夫からは苦情が出たが、ただひたすら謝る。

「ごめんさない、お昼はちゃんと作るから、ね。」

在宅ワークで昼もしっかり用意しているのだから、それくらいは大目に見て欲しい。なんだかんだで夫はホットケーキを3枚も平らげた。

「行ってらっしゃい!」

「行ってきます・・」


張りのない声。うまくやれますようにー、親としてはただこうして我が子の背中に願うしかない。






子の本音

子の机にノートが置いてあり、なんとなく胸騒ぎがして開いてみると、私の悪口が書かれていた。
うざいーという言葉に、胸が刺さる。
昨夜、クラス替えについてあれこれ詮索した件についてだ。
色々と心配しているからこその声掛けなのに、そういうすべてが今の我が子には「うざったい」のだろう。
つい、ラインチェックしてしまう。やはり、例の男子には、あれこれ相談しているらしい。

ー新クラス、最悪。嫌いな人ばっか。

やはり、ひとりぼっちなのだろうか?
中二病真っ盛り、デリケートな部分には立ち入らず、敢えての距離感を持って、向こうが頼ってきたら受け入れる。
頭では分かっているのに、なかなか子離れ出来ない。

家政婦になりきる親心

始業式が近づき、子の様子がおかしい。ソワソワ落ち着きないかと思えば、苛々当たり散らしたり。
子が部活の時、久しぶりにラインをチェックした。
相変わらず、例の人物とはやり取りが頻繁にされており、だが、そこでは子の本音が吐かれていた。

ーマジ、クラス替えが憂鬱。

ー大丈夫だよ、すぐ友達なんて出来るって。


ー無理無理、私、人見知り激しいし。

ー俺とだって、うまくやれてるじゃん?

ーラインだとね。実際会えばどうなるかなんて分からないよ。


実際?会ったことない?不安がよぎる。


ー部活の子、誰かとはなれるって。

ーならいいけど。最悪、私だけ別クラスだったりとかありそう。

ーネガティブすぎだろ。中一のクラスメイトとはどうなん?

ーうーん、微妙、表向きは仲良くしてたけど、心開けない感じ。テンションが違い過ぎて。

ーまあ、あんま深く考えんなよ。なるようになるって。

ーえー、他人事!今日も、クラス替えでぼっちになってる夢見たし。正夢になりそうで怖・・

ー笑

リアルの会話を覗き見しているようで、つい入り込んでしまう。母親にいつからか心を打ち明けなくなった我が子。彼女にとって、クラスメイトも両親も同じくらいの距離感なのか?
そして、この男性ー話し言葉で男性だと断言してしまうけれど、彼とはいったいどういう繋がりなのか・・・

夜、大きくため息をつく子に、

「どうした?何か、悩みごと?クラス替え、友達となれるといいよね。でも、OOならすぐ友達出来るって。」

「え?何、急に?別に悩みなんてないし。」

子は、不信感をあらわにした表情で私を一瞥すると、自室へと引きこもってしまった。
この年頃は、親に心配されるとただただ煙ったいだけなのだろう。黙々と、身の回りの世話ー、家政婦のように口は出さずとも料理や洗濯、掃除などをすることだけ。母親の役割なんて、思春期の子からしたらそんなものなのだと、洗濯した子のパンツをクローゼットに仕舞いながら割り切るのが、この時期限定の親心なのかもしれない。




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