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私も卒業します

皆様にご報告があります。



育児に一区切りついたことで、娘の卒業とともにこちらでのブログを私も卒業しようと思います。
気付けば、子が幼稚園の頃から書き始め、自分の想いをただつらつらと書き綴って来ました。
昔から、下手でも文章を書くことだけは好きで、でも言葉にしたり人に伝えたりすることは不得手で。
何の取り柄もない、愚図で駄目な私が唯一続けられたのが、このブログです。

なかなかうまく自分の心のうちを外に出せず、でも誰かに分かって欲しい、リアルな生活の中での人には言えないもやもやや葛藤、それに綺麗ごとではなく本当の心の闇の部分。恐ろしくネガティブで、ずるくて意地汚く厭らしく、そして他人を羨んでばかりの自分。
そんな自分が大嫌いで、でも自分から逃げることなんて一生出来ません。
今も尚、もう物心付いた頃から大嫌いな性分がこの年になっても付いて回っています。しかし、こんな自分とこの先も付き合っていかなくてはなりません。
ならば、少しでも自分を好きになれたらと、PTAの役員を引き受けたり、十年ぶりにパートに出たり。でもそこでもやっぱり自分からは逃げられなくて。
自分自身への焦りや苛立ちの矛先を、他人に向けては自己嫌悪に陥るループ。

誰しもがそういう部分は持っているかと思いますが、私はそういった部分を見せずに自分を保てる強い人間ではありません。
なので、このような場を借りることで、日々やり過ごす為のバランスを取っていました。

コメントは、数年前から精神的にダメージを受ける内容のものが増えたことで閉鎖していましたが、勿論、一部では応援して下さる方々もおり、どちらのご意見に対しても納得させられるものがありました。
ひとつひとつ目を通させていただいていましたが、お返事出来なかったこと、ここでお詫びいたします。

何度も書くのをやめようと思いながらも、でもこの場でしか自分の想いを吐露することが出来ず、しつこく続けて参りました。

いくつかのコメントの中で、匿名性を持ったこのブログの中だからこそ書ける、実際顔や名前出しでは書けない家族のことについて、行き過ぎているとご指摘を受け、深く反省いたしました。

1000件~もコメントを下さり、その方々に対して真摯に向き合えなかったのは、お互い匿名性の中で起こり得る不信感によるものだと思っています。
私は主婦の鑑でもなければ母親の鑑でもありません。また、実母にとってはこんなところで愚痴を吐き出しているのですから親不孝者だとも思っております。
そんな一人間である不完全な私も、一家の主婦であり、母であり、守るべきものがあるのです。そういった意味で、100%のリアルな生活をさらけ出すことは不可能でした。それをフィクションと言われればそれまでですが、ただ一つ言えることは、その時自分が受けた気持ちや思いは本物です。

心機一転、これまでの自分を残しつつも、反省点を踏まえつつ、新しいブログを立ち上げることにいたしました。
何も変わっていないじゃないかと言われればそれまでかもしれませんが、私の中ではこれまで皆様からご指摘を受けていた部分を修正しつつ、ここ数年、自分自身変わりたいという部分をアップデート出来たらと思っています。

10年という節目を迎え、ここまで続けられたこと。
本当に、本当にありがとうございました。


↓新ブログになります。

新ブログ


seline










鏡の中の婆

今年に入り、無我夢中でやって来た私。
ようやくぽっと時間が出来た今、まじまじと鏡の中の自分を眺めてみた。
とんでもなく、老けた。
まず、髪。
パートをするにあたり、エチケットを兼ねて白髪染めはしていたのだけれど、どのパートも勤務中は頭にかぶりものをするので生え際の白髪については放置。真っ白な頭のてっぺんはまるで河童の皿のよう。
全体が白いのなら、グレイヘアー。だが、そうでないとずぼらなおばさんの出来上がり。更に髪質もバサバサ枝毛ばかり。
髪の長さが肩より下まで伸びた最近では、ほぼ1本結び。それが更にまた老け込みを冗長させる。 なんで髪は伸びるのだろう。現状維持のまま成長しない、そんな薬があったらと思う。

髪だけではない、肌はもっと酷い。最近の花粉の影響もあり、肌荒れが酷くガサガサで赤みもすごく化粧乗りも悪い。
また、しわやたるみも増えた。潤いがなく乾き切った砂漠のよう。マスクがあってまだ良かった。

一番老いが分かるという手先。そこもまた酷いものだ。
ささくれはあちこち、手の甲はやはり水分が無く乾いてがさがさ。子の艶やかな手の甲が羨ましい。
喉元も、常時しわが目立つ。決して痩せているから出来るしわではない。老いのしわ。

アンチエイジングしようとは思わないけれど、あまりにも酷い。
再びパート面接をするにあたり、おばさん具合は隠せずとも、せめて清潔感はあった方がいい。
みすぼらしい人間を積極的に採用しようーなんて思う企業なんてないだろうから。






ひとりカラオケ

私は自分の声が大嫌いだ。
何かの拍子にー例えば、子を撮影したビデオ録画を観ている時など、ふいに自分の声が入っていて聞いた時は、穴があったら入りたくなるほど。
それなのに、歌が好き。勿論、誰かの前で歌うことなんて無理だけれど、一人の時はたいがい鼻歌を歌っていたりする。
今日、子は模試へ。夫は仕事。なので家でひとりきり。家事をしながら鼻歌を歌っていたけれど、なんだか急にカラオケがしたくなりPCを立ち上げてカラオケ動画を再生した。
今は、カラオケ店へ行かずとも自宅でも楽しめる。私のように、誰かに歌を聞かれるのが嫌で、でも歌が好きな人間には有難い。
選曲は、一青窈のハナミズキ。まだ若かった頃の18番。カラオケブーム全盛期の90年代。友達やバイト先、また仕事をするようになって断り切れず入ったカラオケ店。どうしても歌わなくてはならなかった時のとっておきの歌。

あんなに何度も歌っていたのに、歌詞をすっかり忘れ、鼻歌でしか歌えなくなっていた歌だけれど。
こうしてカラオケ字幕を見れば蘇って来る、あの遠い日々の記憶と空気感。
歌いながら涙が出たのは、甘酸っぱくも切なく楽しい思い出が一気にフラッシュバックしたから。

そこから家事もそのままに、90年代ヒットソングをあれこれ歌い、あっという間に数時間が過ぎていた。
なんだかここ数日モヤモヤしていた気持ちが晴れて、大きな声を出すのっていいなと思った。金も迷惑も掛けないストレス発散。
そして、なんだか前向きになれる。誰に見せつける訳でもないけれど楽しい。こういうのが「趣味」と呼べるものなのだろう。



クリーム9本

「これ、なんであちこちに同じのあるの?」


夫に指摘されて焦る。
リップクリーム5本にハンドクリームも同じものが4つ。どれも探して諦めていたもので、また買わなくてはと思っていたものたち。
最近物忘れが酷い。ちょっと使って置いて、その置き場を忘れる。もっと酷いと、置いたことすら忘れる。
無いと困るものばかりだから、再び購入する。
リップも、流石に無くしてばかりだから探そうと2日間待ってみたけれど、どこにも見当たらず。
そして、唇はガサガサ。子とは喧嘩しているので借りることも出来なかった。


「あのさ、こういうのが無駄なんだよ。同じものを何個も買うって。これも。」


そう言って、冷蔵庫を開けられた。
使い掛けの調味料がずらり。例えば、マヨネーズだとかわさびだとか、しょうがチューブだとか。どれもこれもまだ半分近く残っているのにストックのように並んでいる。
買ったことを忘れてしまうのだ。今晩のメニューに必要だけれど、家に無かったような・・となんとなく買ってしまう数々の品。


「ちょっと病院行って診て貰った方がいいよ。」


嫌味なのか本音なのか、そう言われてショックを受けた。確かに病気なのかも。
でも、私だって頑張ってる。家のことやパートといえども仕事だって。
細切れ時間で日々バタバタ過ごしているから、どうしたって抜けてしまうことはあるのだ。



情報リテラシー

子の受験もラストスパート。
学校からも、願書や調査票諸々についてのお知らせが届き、その手続きを読むが理解し辛い。
願書に添付する書類、それに受験料の払い込み、またその期限と合格した場合やそうでない場合の流れ。
何度頭に叩き込んでもあやふやになってしまう。
受験要綱に記された大事な箇所をマーカーで色付け。しかし、子から聞かれてすぐに答えられず信用を無くしてしまった。
結局、夫がすべて管理することになった。
これまでも、色々な手続きー。家のことや子どものこと、その他何かの申請手続きについては夫任せでやってきた。


「あなたはこういうの、出来ない人だから。」


その言葉に甘え、だから金の管理も結婚当初から夫なのだ。そもそも結婚するまでの準備や手続きに関しても夫に丸投げだったのだから。
夫は夫で、私がそんな風に世間に疎いことを、まだ若かった結婚前には可愛いと言ってくれたが、さすがに子を産んでからは「ただの出来ないおばさん」扱い。私が学ばないのが悪いのだけれど、どうしても頭に入らないのだ。


「母親なんだからさ、最低限の一般常識くらいは身につけてくれよ。」


そう言って、新聞を放り投げられたこともあった。
そして最近では、我が子も私をそんな風な目線で見ることが増えた。大事なことはママではなくパパにーというような。
それが淋しく悔しく、だが仕方がないと諦めてしまう部分もある。

近年、役所の手続き云々がスムーズに出来ない人が多いと聞く。申請すれば貰える支援金など、それを必要としている人々のリテラシーが低いと。
そもそもそういう申請書類を作成している人間や諸手続きの流れを決定している人間は学力が高く、勿論、年収も高い。
理解出来るだろう前提で作成された難しい書類を読めない、だがその書類を申請しなくては困窮してしまう人々。この矛盾をどうにかして欲しいと、私も後者の人間だから思うのだ。




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