ママ友ではなく、顔見知りの烙印
おはようございます。
春休みに入り、気持ちも多少は楽になるかなと思いながら、PMSに悩まされて辛いです。
子がずっと家なので、布団にくるまっているわけにもいかず、体のあちこちが痛い。
今、子は朝の子供番組を観ています。しばし私もブログタイム。
コメントと拍手、ありがとうごさいます。
みなさん、色々乗り越えて「強い今」があるんだなって励みになります。
最初から強い人間なんていないんだなって。
***************************
ここ最近、夫の仕事がたてこんでいる。
年度末の繁忙期は休みも無く、毎晩遅い。
春休みで子と二人きりだと、時間をもてあます。
色々遊んであげようとしても、なんだか空回る。
子は、母とべったりの時期は過ぎてしまったんだろう、今はお友達を必要としている。
年齢にプラス1人の数が、他者との関わりで成長できる適切な人数。
よって、子はもう5歳だから、6人のお友達と遊べる環境作りがベストなのだ。
土日の公園はまだいい。
だいたいがパパ、たまに家族連れ。
でも、その空間は開放的で、男性がいるだけで風通しが良くなるよう。
お互い牽制し合う事も、じろじろ見たりする事も、ビクビクする事もー無い。
しかし、平日の公園は相変わらず苦手。
それは引越し前から。
公園によっては、まるで縄張りの様に陣地取りをしているママグループがいる。
公共の場であっても、空気が公共を許さない。
私は園のママに会うのが嫌で、公園は近くの大きな公園では無く、マイナーなこじんまりとした所が行き付けだ。
それでも、ブランコや滑り台、鉄棒や砂場もあるので子は満足してくれる。
そして、その公園だと近所の唯一普通にしゃべれるママとばったり会う可能性もあるから。
運が良ければ、子もその子と遊べるし、私もそのママと情報交換出来る。
いつものように、その公園に行く。
春休みなので小学生や中学生も混じり、活気付いている公園。
こじんまりとしているその広場は、人口密度がいつもより高い。
子の自転車の練習をしながら、その広場を横切る。
「ブランコ乗るー」
子が急に自転車を放ってブランコへと駆け出す。
と、同時に、
「OO君ママー!」
顔を上げると、子が同じ棟の素敵ママと何か話しをしているようだ。
私もちょっとウキウキした気持ちになり、そちらへ手を挙げながら駆け出す。
「久しぶりー」
「あー、久しぶり。」
そうそう、この感じ。「普通のママ」に一瞬だけ戻れたようなこの感じに自分は飢えてる。
相変わらず、セレブ感漂う彼女のスタイルに隙は無い。
ホワイトのクロップドパンツに春めいたカラーのドルマンカットソー。それにゴールドチェーンのブレスレッド。
靴も素敵な春靴で、まるで雑誌から抜け出たようなスタイリング。
首元には、まだ少し肌寒さが残るのと紫外線対策からだろう、花柄ストールをぐるぐる巻きしていた。
彼女の子供も、いつも可愛らしい洋服を着ている。
彼女に会うと、いつも物欲がふつふつ湧いてくる。
彼女の子と会うと、いつも子に何か買ってあげなくてはという焦躁感がまとわりつく。
素敵な服に包まれていたら、もっと人を引き寄せる事が出来るのかも、なんて。
ユニクロのレギパンに、いまだ履いている980円のムートンブーツは踵が擦り切れて斜めに傾いている。それはまるで私自身の精神を表しているようで、彼女のようにシャンと自信を持っていられたらいいのにと思う。
次に何か話しかけようと彼女の方を見ると、彼女の視線は別の場所に向けての笑顔。そして手を振る。
「こっちこっちー、遅いよー。」
「ごめーん、待ったぁ?これからOOも来るってさっき電話あったー」
なんだ。待ち合わせか。しかも複数・・
話しかけようと思って作った笑顔が引きつる。
彼女はそれでも、礼儀正しく私を「同じ団地で同じ棟の人」と紹介してくれた。
そして、「同じ幼稚園のママ友。」ともう一方を紹介してくれた。
決定的に違うのは、私は「人」で、向こう側の彼女は「友」ということ。
頭に「ママ」がつこうとも、彼女にとっては友達なのだ。
私は所詮、近所の顔見知りなのだ。
それから、彼女は遅れて来たママ友とはしゃぎ合い、内輪話を始め、更に遅れて来たママ友と合流。
ふと、わが子を見ると、ぽつんと自転車の練習をしていた。
いくら社交的な子であっても、違う幼稚園の全くの初対面の子達の輪には入っていけないのだ。
近所の子も、同じ幼稚園の同じ性別の子と遊ぶほうが楽しいに決まってる。子に全く目も向けない。
私はそっとその輪から抜け、子と自転車の練習を始めた。
グラウンドを3周する頃には、彼女達の姿は無くなっていた。
なんだか、園にいる時とはまた違う孤独感。
子の補助輪ー、春休み中に外れるといい。
春休みに入り、気持ちも多少は楽になるかなと思いながら、PMSに悩まされて辛いです。
子がずっと家なので、布団にくるまっているわけにもいかず、体のあちこちが痛い。
今、子は朝の子供番組を観ています。しばし私もブログタイム。
コメントと拍手、ありがとうごさいます。
みなさん、色々乗り越えて「強い今」があるんだなって励みになります。
最初から強い人間なんていないんだなって。
***************************
ここ最近、夫の仕事がたてこんでいる。
年度末の繁忙期は休みも無く、毎晩遅い。
春休みで子と二人きりだと、時間をもてあます。
色々遊んであげようとしても、なんだか空回る。
子は、母とべったりの時期は過ぎてしまったんだろう、今はお友達を必要としている。
年齢にプラス1人の数が、他者との関わりで成長できる適切な人数。
よって、子はもう5歳だから、6人のお友達と遊べる環境作りがベストなのだ。
土日の公園はまだいい。
だいたいがパパ、たまに家族連れ。
でも、その空間は開放的で、男性がいるだけで風通しが良くなるよう。
お互い牽制し合う事も、じろじろ見たりする事も、ビクビクする事もー無い。
しかし、平日の公園は相変わらず苦手。
それは引越し前から。
公園によっては、まるで縄張りの様に陣地取りをしているママグループがいる。
公共の場であっても、空気が公共を許さない。
私は園のママに会うのが嫌で、公園は近くの大きな公園では無く、マイナーなこじんまりとした所が行き付けだ。
それでも、ブランコや滑り台、鉄棒や砂場もあるので子は満足してくれる。
そして、その公園だと近所の唯一普通にしゃべれるママとばったり会う可能性もあるから。
運が良ければ、子もその子と遊べるし、私もそのママと情報交換出来る。
いつものように、その公園に行く。
春休みなので小学生や中学生も混じり、活気付いている公園。
こじんまりとしているその広場は、人口密度がいつもより高い。
子の自転車の練習をしながら、その広場を横切る。
「ブランコ乗るー」
子が急に自転車を放ってブランコへと駆け出す。
と、同時に、
「OO君ママー!」
顔を上げると、子が同じ棟の素敵ママと何か話しをしているようだ。
私もちょっとウキウキした気持ちになり、そちらへ手を挙げながら駆け出す。
「久しぶりー」
「あー、久しぶり。」
そうそう、この感じ。「普通のママ」に一瞬だけ戻れたようなこの感じに自分は飢えてる。
相変わらず、セレブ感漂う彼女のスタイルに隙は無い。
ホワイトのクロップドパンツに春めいたカラーのドルマンカットソー。それにゴールドチェーンのブレスレッド。
靴も素敵な春靴で、まるで雑誌から抜け出たようなスタイリング。
首元には、まだ少し肌寒さが残るのと紫外線対策からだろう、花柄ストールをぐるぐる巻きしていた。
彼女の子供も、いつも可愛らしい洋服を着ている。
彼女に会うと、いつも物欲がふつふつ湧いてくる。
彼女の子と会うと、いつも子に何か買ってあげなくてはという焦躁感がまとわりつく。
素敵な服に包まれていたら、もっと人を引き寄せる事が出来るのかも、なんて。
ユニクロのレギパンに、いまだ履いている980円のムートンブーツは踵が擦り切れて斜めに傾いている。それはまるで私自身の精神を表しているようで、彼女のようにシャンと自信を持っていられたらいいのにと思う。
次に何か話しかけようと彼女の方を見ると、彼女の視線は別の場所に向けての笑顔。そして手を振る。
「こっちこっちー、遅いよー。」
「ごめーん、待ったぁ?これからOOも来るってさっき電話あったー」
なんだ。待ち合わせか。しかも複数・・
話しかけようと思って作った笑顔が引きつる。
彼女はそれでも、礼儀正しく私を「同じ団地で同じ棟の人」と紹介してくれた。
そして、「同じ幼稚園のママ友。」ともう一方を紹介してくれた。
決定的に違うのは、私は「人」で、向こう側の彼女は「友」ということ。
頭に「ママ」がつこうとも、彼女にとっては友達なのだ。
私は所詮、近所の顔見知りなのだ。
それから、彼女は遅れて来たママ友とはしゃぎ合い、内輪話を始め、更に遅れて来たママ友と合流。
ふと、わが子を見ると、ぽつんと自転車の練習をしていた。
いくら社交的な子であっても、違う幼稚園の全くの初対面の子達の輪には入っていけないのだ。
近所の子も、同じ幼稚園の同じ性別の子と遊ぶほうが楽しいに決まってる。子に全く目も向けない。
私はそっとその輪から抜け、子と自転車の練習を始めた。
グラウンドを3周する頃には、彼女達の姿は無くなっていた。
なんだか、園にいる時とはまた違う孤独感。
子の補助輪ー、春休み中に外れるといい。
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- 2013/03/29