お呼びでない
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子ども会のイベント、一年生を迎える会にお手伝い要員として参加する心積もりでいたのだが、やんわり素敵ママに断られてしまった。
既に役員と参加希望の母親ら5~6人もいれば十分で、その定員を達したとのこと。
「ありがとう。でももう大丈夫、人数も有り余ってるから。また人手が足りない時よろしくね~」
なんだか、取り残された気分だ。私のバイオリズムと周囲のそれは必ずしも一致しない。折角芽生えた私のやる気ー、積極性は行き場を無くしどこへ行ったらいいのだろうか。子の様子も見ておきたかったのだけれど・・・
子が出掛けてからの3時間、結局一人自宅で待つことになった。何もすることが無く、いつもの平日のように寝っ転がって携帯漫画を読む。時間があるのだから、普段出来ない掃除など隅々まですれば良いのだが、すっかりお手伝いをするようインプットされていた予定をそれにすり替えるのは切り替えが下手な私にとって容易なことではなかった。
バルコニーから、何となく集会所が見えるので洗濯物を干すついでに見下ろすと、入り口付近で子と数人が走り回っている。DちゃんママやEちゃんママ、それに名前は分からないがよく見掛ける女性が、未就学児を遊ばせながら立ち話をしている。
ワサワサと子供達と役員らが集会所から出て来て、団地内の公園に向かったようだった。酒井さんや素敵ママらの姿も見えた。この間、準備に来ていたメンバーも数人いた。
ーなんで、素敵ママは私を入れてくれなかったの?
子ども染みた疑問が湧く。勿論、私のように断られた母親は何人かいるのかもしれないが、それでも先日集まったメンバーがあの場にいるのに私だけお呼びでないのは何か理由があるのかもーとついネガティブ思考に捉われる。
しかし、DちゃんママやEちゃんママら仲良しグループの輪を目に留めれば、やはり参加しなくて良かったと安堵する自分もいる。
ー深く、考えるのはよそう。
次回、またお呼びが掛かり、頼まれれば参加すればいい。出しゃばらず、かといって引っ込み過ぎず。与えられた役割をきっちりこなすことだけ考えよう。
友達作りはもう諦めて、しかし、子にとってマイナスにならないような親になることを目標に。子供会は、子供の為の会であって母親の友達作りの場所ではないのだから。
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- category: 近所
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- 2017/04/30