はまっているもの
今期、ずっとはまっていたドラマがあった。
実は、あまりにもはまり過ぎて、最終回をまだ録画のまま観れずにいる。観終えることが耐えられないから。
はまり過ぎて、寝ても覚めてもそのことばかり。そのドラマ放映前日は、大人気なくもわくわくして心ここにあらずだった。
こんなにドラマにはまったのは久しぶり。ちょっとした現実逃避だ。
何ていうか、懐かしいのだ。まだ、夢も希望もあったあの頃に戻れているような、そんな錯覚。
90年代のヒットソングを聴いたら、一瞬で昔に戻れるーそんな感覚だ。
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たるみきった顔と体に、清らかで楽しかったあの頃の思い出を重ねると、それは悲しい程にずれていて輪郭すら辿れない。
あの頃は、ドラマのヒロインにだってなれるかもしれないという淡くも強い期待があった。まだ、十分若かったからだ。身の程知らずで怖いもの知らずだったのだ。
今はもう、主人公に自分を重ねることは無い。むしろ、重ねるとしたら我が子とだ。
全てのドラマ、はまっていてもいつの間に、感情移入しているとしたら、我が身としてではなく母目線としてなのだ。
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- category: わたし
- 2018/03/31