続く反抗
子の反抗的な態度が、夏休みが終わってもまだ続いている。
むしろ、悪化しているよう。
ちょっとしたことで注意すれば、すぐにむくれて部屋に閉じ籠る。
夫に対しての反抗は無い。子は子で、反抗して良い相手を選んでいるようだ。
夏休みの宿題も、結局、私におんぶに抱っこ。そういう時は、こちらを頼る。
私も私で、道理に合わないところは徹底的に叱ればいいのだが、その気力を持続するのも難しい。
泣かれると、結局許してしまう。
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ママー!と、後ろを追って来てくれた頃が懐かしい。
今朝は、いただきますとご馳走様を言わなくなったことが気になっていたので、何気なく注意したところ、子は切れた。
私を睨みつけ、
「うっさ!」
と言ったのだ。流石にカチンと来て、夫がまだ在宅だったけれど言い合いになる。しかし、ここで夫が子にとって「良い父親」を演じる。
「朝の忙しい時に、いちいちうるさいんだよ。こっちは出掛ける準備で手一杯なんだ。あなたみたいに一日家にいられる訳じゃないんだから。」
そう言って、子を庇う。子は、夫に庇われて当然というように、私を馬鹿にしたような表情で見ながら歯磨きをする。
子供のしつけー、叱るのだって大変な労力を使うのだ。それを、夫は分からない。
「あなた、ちょっと年齢的に不安定なんじゃないの?」
更年期扱いまでされた。まるで私が、自分の感情をコントロール出来ずに家族に当たっているだけとでもいいたいのか。
苛々は増長され、二人が出た後、久しぶりに板チョコを一枚平らげた。
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- category: 反抗期
- 2018/08/31