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正月準備と嫁のミッション

なんだかんだで大晦日。
正月準備はバタバタの中でしたので、ポチ袋など用意していなかったことに気付く。
お節に関しては、今は百均で少な目サイズのものがバラエティ豊かに並んでいるのでそれを使う。
黒豆や栗きんとんなど、本当にちょっぴりしか入っていないけれど、スーパーで購入するより良心的。
適当過ぎるが、家族3人分ならそれくらいが丁度いい。
おおかた準備が出来た頃、義姉から電話が来た。

今年は義両親もあんな感じだし、正月恒例の訪問は無しだと思っていたら、義姉らは食事を持ち寄ってやりたいと言い出した。
義父の検査結果は来年初めに出るらしく、年末年始は自宅で過ごすことに。

「私達で大掃除とかしたから。本当、大変だったわよ。」

長女からわざわざ私宛に連絡があったのは、嫌味を言いたかったのだろう。


「何もかもしていただき、ありがとうございます・・」

ーあんたらの親なんだから、当たり前でしょ。

腹の中とは裏腹に、お礼を返す。義母が倒れてから、私なりに料理を持って行ったりと出来る範囲で手伝って来たけれど、そんなことはもう彼女らにとっては過去の話なのだろう。


「パパの結果はどうなるか分からないけど・・こんなこと言いたくないけど、家で過ごす最後のお正月になるかもしれないから。」


長女は長女なりの想いがあるのだろう。それは、私も長女だから分かる。
子に、正月に義実家に行くと伝えると、

「私はいいや。勉強しないとだし。」


断られた。夫と二人で訪問するにも、間が持たない。それに、持ち寄りとはまた作って持ってくってことなのか?正月だからお節とか?今になり、不安になる。いったいどんな料理を作って持って行けばいいのか?義母が元気な頃は、ものすごい豪華な手作りお節が並んでいたけれど・・・
百均で購入したお節をまさか持って行く訳にもいかないし、だからといって、これから材料を買いに行って、大量のお節を作るのもしんどい。

「ねえ。お姉さんから持ち寄りって言われたんだけど・・何作ればいいかな?」

夫に聞いたが、


「え?そんなの適当でいいんじゃないの?ローストビーフとか?」

当てにならない答えが返る。
気が重いけれど、もう一度長女に電話で聞くというミッションが生まれてしまった。



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年賀状というよりお別れメッセージ

年賀状。
片手で足りる数は私自身のプレイベート枚数。これに、+で同期の分も。
今回は、夫が新しく事業を始めたご挨拶的な年賀状も発注したので、家庭数で数えればかなりの枚数。
しかし、勿論のことデザインは会社用とプライベートでは違うのだ。
私用のものは、元から印刷されたものを買おうとして辞めた。
真っ新な表白紙の年賀状に、百均で購入した年賀シール。あとはスタンプ。
片手で足りる枚数だからこそ出来る、手作り感漂う年賀状。

一言ー
引っ越し前のママ友や、宗教の友達、それに従姉妹など。メッセージは、ラインで伝えるような内容だけれど。それでも直筆なのは温かみがあると思う。

最後の一枚に残った、同期への年賀状。

ー短い間でしたがお世話になりました。新しい環境でも頑張って下さいねー

なんだか、年賀状というよりも送別メッセ―ジになってしまった。



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大掃除放置プレイ中

大掃除をしていたら、途端にめまいがして昨日はそのまま寝込んでしまった。
心無しか、喉も痛い。もしかしてコロナ?と思いながら過ごしている。
抗原検査キットはどこもかしも売り切れ。病院も年末年始休暇。さあ、どうしたものか。
これを口実に、年始の義実家挨拶はすっ飛ばしてしまいたい。義実家は来なくていいとは言われたものの本音が分からず悩んでいたが、コロナになったかもとメールを打つことで自分を納得させた。


ーあら、そう。お大事に。


母からは、素っ気ない返信。自分がコロナ感染すれば大騒ぎするだろうに、娘が感染しても他人事か。
なんだか残念な気持ちになって、ベッドで寝転んでいたら夫が帰宅。


「なんだよ、豚小屋じゃないか。」


それもそうだ。大掃除の真っ最中に倒れていたのだから、やり掛けのまま放置プレイ。子は勉強の口実に部屋に閉じこもっているし、夫はリビングで不機嫌な声を漏らしている。
寝室に来て、私を心配するよりも先に一言。


「ちょっと実家に行くから。俺が帰るまでに何とか片付けといてくれよ。」


仕事から帰宅し、そのまま車で義実家へ行ってしまった。そしてそのまま泊まるとの連絡があり、今に至る。
まだ、部屋は片付いていない。
めまいはすっかり治ったけれど、やる気が戻らない。



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仕事納め

仕事納めだった昨日。短い付き合いだった同期ともお別れ。
一緒に辞めたい気持ちが上昇したけれど、義実家のごたごたから逃れたい思いでもう少しパートを続けることにした。
子は、朝から塾。明日も明後日も大晦日も。
受験生に年末年始なんて関係ないのだろう。
夫の方の仕事納めは明日だ。なので、今日は束の間の一人時間。

大掃除をやっつけなくては。
それがひと段落したら、ちょっとコーヒーを飲みながらブログに書きたいことがある。
自分の心を解放するのに、ここはやっぱり大事な場所だ。






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住所交換

今週末で仕事納め。
そして早々に同期が辞めてしまうことが切ない。

「ねえ、住所教えて。」

たまには外で食べようか、と同期に誘われ、お馴染みのファミレスへ。ランチセットを頼む。
いつもは持参おにぎりだとか適当なコンビニ飯だったので、外食らしいランチタイムに心躍るが完全ではない。
どこかで少し冷めた気分も持ち合わせる。どうせこの人とはもうお別れなのだと。
ドリンクバーでジンジャーエールを注いで席に戻り一息つくと、そんなことを言われた。

「年賀状、出したいから。」

年齢が7つくらい年上の彼女。世代が違うのか、世間は年賀状終いだなんて言っている中、年賀状を出したいとは。
私はそもそも出す相手がいなかったので、年賀状終いも何もないけれど、そんな風潮に乗っかって安心していたところなのだ。
互いの住所交換をし、仕事の愚痴とかリーダーの噂話、もっとこれから盛り上がるところで時間切れ。1時間の昼休憩は短い。
外で食べると移動時間も含まれるので、実質30分程度しかないのだ。

もしかしたら、彼女がこのまま辞めずにもう数年続けるのなら、もっと仲良くなれたかもしれなかった。寂しいなと思いながらも、年賀状という年に一度、しかも下手すれば一年中連絡を取り合うこともない人間との不毛なやり取りを増やすことに億劫さをおぼえた。
だが、ラインでいいじゃんと言える距離感でもない私達の今後について、明るいものだと思いたい気持ちも少なからずあるのだ。






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母の本音の在りか

実母から電話が珍しく掛かって来た。
いつも私から掛けることが多いのだけれど、私の方でも色々とごたごたしており実家のことを長らく放置していたのだ。
表向きは伯母や父のことでちょっと相談とは言っていたけれど、結局は自分のモヤモヤを晴らしたい電話。
どうでも良さそうなサッカーやニュースの話を雑談に入れつつ、しかしそのすべてをネガティブに変えてしまう。


「それにしても、サッカー惜しかったよね。日本も捨てたもんじゃないよ。」

私がそう言えば、

「あと4年後は、私もお父さんももういないだろうね。」


宗教問題については、


「二世のなんちゃらにお金遣うのなら、今困っている人間に遣うべき!」

とか。

出産費用に50万については、


「私の時はそんなの無かったわよ。そこまでして子ども増やすこことに尽力尽くさなくていいから。今生きてる人間に遣って欲しいわ。」



母が言う「今生きている人間」とは、どの世代を指しているのだろう。恐らく、自分ら高齢者の世代を指していると思われる。氷河期世代である大変な時代を生きている私からすれば、なんとも自分勝手な言い分だと思う。

「今年ももう終わるわね。これが最後の年越しになるかもしれないわよ。」


「お正月、行こうか?」

つい、声が出たけれど、

「いい、いい。あんたのとこの旦那が来てもこっちは疲れるだけだし。OOも受験だしね。こっちは穏やかに年末年始過ごしたいから。」


「・・・」



「そう。受験終わったら行くよ。皆元気そうだし、大丈夫だね。」

「あんた、呑気ね。この電話が最後かもしれないのに。」



いったい、母は私に何を求めているのだろう。疲れる。





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誰が為のクリスマス

二人で乾杯。
ささやかなクリスマスイブー

そう思っていたら、突然夫が帰宅することになったと電話。それが夕方だったこともあり、ほぼほぼ下準備も出来ていたクリスマスディナーに、これでは足りないと追加の食材を買いにスーパーに走り、更に酒も用意。
チキンは二人分しか用意していなかったから、仕方がなく出来合いのクリスピーチキン的なものを買った。これは私が食べる分で、もし残ったら子や夫が食べるかもと。

夫には、手作りのもの。私は少しだけそれを味見程度に貰い、市販のものでもいいやとちょっと奮発してスーパー併設だけれど専門店の美味しそうなデリ。自分が普段作りそうもないお惣菜をちょっと買おうと寄ると、グラムで500円もして買う気が萎えた。
結局、冷凍のチキチキボーンなどを買って、後は生ハムとチーズ類をちょこちょこと。

手作りのチキンは、こんな時くらいにしか作らない。下拵えが面倒だからだ。でも、家族が喜ぶのならその面倒も厭わない。
なんとかテーブルセッティングまで終えて、喉がからからなことに気付く。夫の帰宅コールからまったく水分をとっていなかったのだ。
ビールでも飲みたい気分だが、ぐっと堪えて。ようやく夫帰宅。なんだか不機嫌な表情。仕事で疲れていたのだろうか。
風呂上りの夫は、クリスマスディナーにちらりと目を向けただけで、冷蔵庫からビールを取り出しグビグビ飲んだ。


「じゃあ、食べましょうか。」


家族全員そろったところで声を掛ける。ダイニングに並べられたクリスマスディナーに、達成感。
子は、素直に美味しい!と喜んでくれた。
夫とはいうと・・
無言で咀嚼。顔色ひとつ変えずテレビを観たままチキンにかぶりつく。感想の一言もない。せめて、美味しそうな表情でも見せてくれたら作った甲斐もあるというのに。

子が夫に話し掛けても上の空。私はもう何も言う気になれず、食事を口に運ぶことに集中した。
こんなに振り回されて準備したのにー、しかも、私用に買ったチキチキボーンの方が食いつきが良いではないか。
夫は私の手作りのローストチキンは半分程残した。残った肉が勿体無いけれど、さすがに夫の残飯に口を付ける気になれない。生理的に無理。これが最愛の夫のものなら残飯というよりも仲良く半分こなのだけれど。

子に無事届いたプレゼントを渡し、消灯。
もういい、子の為のクリスマスイベントだったと割り切ろう。







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  • 2022/12/25

クリスマスイブ、母心

「今夜は家で食べる?」

念の為、夫に聞いたら要らないのこと。
土曜も午後まで仕事だと言っていたので、そのまま職場で飲みにでも行くのだろうか。吉田さんと過ごすのだろうか。

今年のクリスマスは週末。何となくだけれど、夫が留守でも主婦として母としては何かしら準備をしなくてはならない空気感。
温めるだけのチキンと冷凍ピザでも買って、サラダとスープとケーキで終わりであっても、正直、面倒臭い。


子は、クリスマスだとか関係なく冬期講習。だが日中で夕方には帰宅するので、クリスマスご飯を楽しみにしているかもしれない。
高校になれば、友達と過ごすことになるかも。
やっぱりちゃんとパーティー料理を作ろうと決心した。もしかしたら、子と過ごす最後のクリスマスになるかもー母として、受験生の我が子を笑顔にするクリスマスご飯を準備しよう。面倒でも、結局クリスマスツリーを出したりしてしまう、そんな母心は持っているのだ。











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長い長い立ち話

昨日はパート帰り、飯田さんにばったり道で会った。
気付かない振りでそそくさ逃げようかと思ったけれど、バッチリ目が合って無理だった。
帰宅して、やりたいことがわんさかある。夕飯の支度も、朝、バタバタして出来ていなかった家事も。
それでも彼女は私に近付き、そこからはマシンガントーク。
PTAの悪口大会。主に、委員長と副委員長の悪口をまくしてたた。
私は同調しないよう、ただ傾聴するにとどめたのだけれど、彼女の方はそうは思っていないかもしれない。
やはり、あのアンケートの件で納得いかない点をいまだ引き摺り、

「あれ、普通の企業だったらあり得ないよ。まともな仕事、あの人達したことないのよね。」

飯田さんは、どれだけまともな仕事やらをしているのか、聞いてみたい。そんな感情が顔に出ないよう注意しながら、ただ聞いていた。
私がロクな返しもしないのに、それでも彼女は否定されないイコール肯定されていると勘違いしているのか、更に文句のヒートアップ。
少しの沈黙になった「間」を逃すまいと、敢えて腕時計に目をやったのに、まったく響かない。更に話を続けるのだ。
そんなにPTAに不満があるのなら、会長でもなんでもやればいいのにー

さすがに19時前になり、しかも外だし寒くて足元が冷え切り、自転車の中の生ものは夏場ではないから痛まないにしても早く家に帰りたかった。そのタイミングで、携帯が鳴った。子からだった。


「ママ、今どこいるの?もう行くね。」

子の塾だったことをすっかり忘れていた。


「あ、おやつ食べた?」

「適当に食べた。蒸しパン?みたいなの。じゃあね。」


「あ、待って、じゃああのコンビニで待ち合わせしよう。送るから。」


電話を切り、飯田さんもさすがに時計を気にしたようだ。


「あ。ごめんなさいね、ついつい話し込んじゃって。もうこんな時間!じゃあまたね。」

「はい、また。」

急いでサドルにまたがり、子と待ち合わせているコンビニへ向かおうとすると、

「あ!ちょっと、待って。」

急に呼び止められうんざり。


「よいお年をね。」

拍子抜け。なんだか疲れてしまった。


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師走バタバタ過ぎて行く

結局、大掃除は出来なかった。
昼ご飯に餅を食べたら、奥歯の銀歯が取れてしまった。午後にゆっくり掃除をしようとしていたところのアクシデント。
歯医者に電話をしたら、それでも運良くキャンセルが出たとかで診察してくれた。
詰め物が無いと、水を飲むのですら沁みて痛い。こんな状態で年末年始を過ごすのは御免だったので助かった。
しかし、歯医者へ行ったが最後ー、再び虫歯を2つも見付けられてしまい、治療する羽目に。それでも年内はもう無理なので、年明けに。
子の受験でバタバタの中、面倒な用事が出来てしまった。これも自己責任だけれど・・・


買い物をして自宅に戻れば、既に午後16時。子が帰宅するので慌てて塾前の軽食の用意。軽食なのでパンとか冷凍たこ焼きとかだけれど、自分でレンジのチンすらしたくない子は夫と一緒。ついあれこれ世話を焼いてしまう。
受験でナイーブになっている子の精神を少しでも軽くする為、私がいる時は出来ることは色々としてやりたいのだ。

なんだかんだであっという間に休みが終わる。塾送迎も、子は相変わらず車送迎の友達を羨む。寒い中、親子自転車で行ったり来たりと私だって辛いけれど、流石に、


「結局自転車で自分で帰るんだから、迎えとか意味ないし。」

そう言われた時は頭に来て、もう迎えなんて行くものか!と思いつつ、最近行方不明になった中学生のニュースなどを見ると無理な話。どうしたって一人娘の身に何か起きたら取返しがつかないーと思うと、後悔したくはないので自らに鞭を打って動いてしまうのだ。

今日も疲れた、明日も明後日もその次も。
主婦は年中無休、それがまた愛おしく思える日が来ると信じて動く。





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大掃除

「大掃除、しないの?」

平日休みをとった夫に、パートでへろへろになり帰宅した途端聞かれた台詞。
疲れ果てているところにこれだ。
日中、一人家の中で持て余したのか?色々なところが目に付いたらしい。
去年までは、大雑把ながらも掃除をしていたけれど今年はとてもじゃないが手を付ける暇がない。
夫が気になったのは、風呂場とキッチン、それに網戸等。キッチンにいたっては、普段は食器すら片付けることなんてしないのに、私がパートでいないからと水切り籠の中の食器を取りに行った時に目に付いたのだろう。
休みならば、代わりにやってくれたっていいのにーと思うが口には出さない。


「うちはもう出来る時に大掃除してるんだぞ。」

事務所のことを言っているのだと気付くのに少し時間が掛かった。
吉田さんが、空いた時間でせっせと掃除しているのだそうだ。
家の中とは違う、事務所なのだ。汚れ方だって違うだろうし、汚れる要素が見当たらない。そこと比較されてもと思う一方で、あぁ、夫は私と吉田さんを比較しているのだと気付いた。


今日はパート休み。
夫に言われて動くのもしゃくだけれど、掃除しよう。




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  • 2022/12/21

日々忙しくも

子のプレゼントもようやく手配出来てほっとしている。
メルカリで購入したのだけれど、そういえば最近売る方はやっていないなと思い出した。
あれは売るまでが大変。写真撮影やコメント書きなど。そういった雑務が時間が無いと面倒なのだ。

パートに出てから、とにかく忙しい毎日を送っている。悩み事は減った訳ではないけれど、むしろパートをした分増えたところもあるけれど、悩みの種類は変わったように思う。
ママ友関係については、以前のように割り切れるようになった。
PTAでのいざこざや居心地の悪さも、一過性のものと思えば流せるようになった。
以前は、ちょっとしたことで何日も引き摺っていた種のモヤモヤも、日々の雑務によってうやむやになってしまうのだ。

今日の昼は一人だった。同期もいないしたった一人。そっと職場を出て、いつもの公園で食事をとった。
淋しいけれど、気楽。そして私と同じように一人でランチをとっている人々もぽつぽついる。どこの職場でどんな人なのかも分からないけれど、まるで同士のような気分。

あと少し、仕事納めまで頑張ろう。

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女単身一人暮らし

ネットをぼーっと見ていると、不動産広告をついクリックしてしまう。

子どもの頃からそうだった。狭い団地暮らしだった私は、ポストに入る不動産広告を眺めてはあれこれ間取りに落書きをし、ここは自分の部屋であっちは弟、庭があって犬を飼って・・
独身で働いている頃は都内某所の素敵マンションに住む自分を妄想していた。玉の輿に乗ったセレブな自分。何ともおめでたい当時の自分。
そして現在ー。単身用の安いアパートを検索する日々。家賃4万円程の物件。いずれ夫と別れて一人で住むことになったらと妄想するのだ。

ここも住んで10年以上、あちこちにガタが来ている。他の部屋はどうなのか?居住者が引っ越して空室になるタイミングで劣化が進んでいればリフォームをし、賃貸に出すとは聞いたことがあるけれど。

皆、引っ越していった。戸建てを購入したり新築マンションに移り住んだり。
我が家は夫が脱サラをした時点で再び家購入は遠のいた気がする。事務所を構えたことで、ある意味二重生活の今。家賃や光熱費だって倍掛かる訳だし、いくら経費で落ちるといっても売上がそれをまさっているのなら悠長に戸建て購入などいってはいられないのだ。
夫は義実家をアテにしているから脱サラに踏み切ったのだろうけれど、義両親はもとより三女がまだ独身で共に暮らしている。
この実状の上で義実家をアテにするのはどうかと思う。
そして、吉田さんの存在。子にまだ扶養義務があるうちはいいけれど、独立した時。果たして私は夫の扶養内のままでいられるのか?

安いアパート。雨風防げる、それだけでいい。非正規の独身高齢女が住める物件。
私は今、暇さえあればそんな物件に住む自分を妄想してしまうのだ。


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デパ地下巡り

雨が降らなかっただけましだけれど、丸一日都内をぐるぐる探し回って結局お目当てのものは見付からず。
メルカリで購入することになるかと思うと損した気分だけれど、仕方がない。夫も子のプレゼントだと言えば、渋々でもOKするだろう。
 
なんだかクサクサした気持ちでデパ地下へ。
クリスマス商戦で盛り上がる店内。どこもかしこも人だらけ。
世の中は不景気だなんだいってるけれど、こうして小綺麗な恰好で際限なく消費している人々を目にすると、それはなんだか遠い世界の出来事のように思える。
 
そういえば、例年恒例となっている年末のデパ地下巡り。今年は夫から誘われもしない。義父の件でそんな余裕もなさそうだし、そもそも我が家の家計もよくないのかもしれない。クリスマスケーキも、夫が主導権を握り、例年決めていたというのに。今年はチェーン店のケーキでいいとも言っていた。

キラキラしたデコレーションの店内では、色取り取りのケーキやお菓子。また年始のお年賀用のあれこれがたくさん。
お金が腐る程あったら、私もあれこれ買い漁りたい。元は浪費癖のあった私。こういう場所が大好きなのだ。
自分の為に使うのは躊躇うけれど、人へのプレゼントなら罪悪感なく使える。そんな人も多いと思う。
気付けば、綺麗なクリスマス仕様のブリキ缶に入った焼き菓子の詰め合わせを2つ、手に取っていた。パート代ももうすぐ入るしーと気持ちも高揚していたのだ。
引っ越し前のママ友ーそれにお隣の針金さんに。いつもお裾分けを貰っているお礼だ。

いつもは断る有料の紙袋も、可愛らしいので付けて貰った。贅沢をした気分が心を潤す。
日々、パートに家のことに追われてクタクタだけれど、まだ余力はある自分に気付けた一日でもあった。










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クリスマスプレゼント

ようやく一週間が終わり、ほっとしたのも束の間。
来週には義父の検査、そして年明けには入院が控えており、義実家はバタバタしている。
その飛び火がいつ私に向かうのか分からないけれど、近い未来にそれはやって来るのだろう。
しかし今は自分の家族のことだけを考えたい。

クリスマスプレゼント、子からねだられているものをネットで購入しようとしたらどこも売り切れ。
メルカリで見付けたものの、転売されたものなのか高額過ぎる。
都内の店舗に今日と明日、回らないとならなくなった。さすがにサンタは卒業しているけれど、受験というストレスにさらされている今年のクリスマスくらい、欲しいものをプレゼントしたいところだ。
どうか見つかりますように。もし見付からなければ、転売されたものを買うかー


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活動アンケート

PTAのヨガイベントのアンケートをまとめたものを全校に配布した。
だが実際、ネガティブなものは排除、ポジティブな内容のもののみ掲載することになった。
また、イベント中の写真の掲載ー勿論、参加者には了承を得ているのだけれど、それに対してのクレームが入った。
誰がとは言わないけれど、恐らく写真写りが悪かったあの人だろうと皆思っている。

掲載されたコメントは、

ー普段、運動する機会がないのでこのようなイベントをもっと増やして欲しいです!

ー皆でワイワイ楽しめました。身体も柔らかくなり、自分でも習慣化したいと思います!

ー身体が固いのですが、初心者にも分かりやすく丁寧なご指導、ありがとうございます。

掲載されずポイされたコメントは、

ー講師の方が宣伝のようなことをされていて、なんだか違うと思いました。

ー学校主催なのに、宣伝活動が目立っていた。純粋にヨガを楽しめなかった。


飯田さんがこれに食い付き、掲載すべきだと委員長らに噛みついた。副委員長は孤高の人と仲良しなので、飯田さんの言い分に反論。不穏な空気が流れたけれど、結局は掲載しない流れになったのだ。

活動報告と称した配布資料は、PDFで学校からネット配信されたが、いったいこれに何人が目を通し反応するのか?参加者はともかく殆どの人がスルーする案件のような気がする。

当事者である孤高の人は、これらのコメントを知らないだろう。知らなくていいと思うし、知ったとしても彼女は孤高の人。華麗にスルーするにきまっているのだ。










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平日のずぼら家事

子どもが大きいから楽でしょう?と同期に言われる。
いや、そんなことはない。パートとの両立はやはりきつい。

育児に締める割合は送迎くらいで減ったけれど、精神的には結構キテる。受験生の母なのだ。
それに、家事。
大人3人分の洗濯と食事の支度。昨夜はすっかりたまっていたアイロンかけを寝る前に思い出し、大慌てで夫と子のシャツを6~7枚とハンカチ等やっつけた。あぁ、面倒臭い。
食器洗いだって、終わったと思えば後から出てくる水筒3つ。夫と子のもの。水筒洗いは地味に面倒。
水筒専用の小さな食器洗い機なんてあれば売れるだろうと思う。
当初は水筒用の専用スポンジで洗っていたが、最近は、数滴洗剤を水筒に入れて水を入れてシェイク!そしてすすいで終わり。

洗濯ものが乾けば、夫の分はうるさいのでクローゼットに畳んで仕舞うけれど、私と子の分については干してあるものを再び着用。
そうすると、同じ衣類を頻繁に着ることになり摩耗するのだろうけれど、そんなこと言ってられないくらい面倒で仕方ない。
子も、常に疲れ果てている私を間近に見ているからか、言われた通りにしてくれている。

朝になれば、夫の職場―関係のない他人の分の弁当まで作らなくてはならない。これが毎日ではないにしても週に2~3回。
だが、今週は夫から外で食べるから要らないと言われた。同じおかずを3日連続で入れたのが気に入らなかったのだろう。そうなることを見越して、敢えて同じおかず、あまり美味しくない地味なおかずを入れていた。

「今日、実家泊まって来るから。」

義父の件もあり、皆で話し合うことになったらしい。泊りと聞いてほっとした。どうせなら1週間くらい義実家に泊まってくれたらいいのに。

パート前に、軽く夕飯の下拵え。夫が不在とくればレトルトでいいかと包丁を持つ手を降ろした。
夕方に安くなったコロッケとかの総菜でもいい。それなら汁物とキャベツの千切りでも作ればOK。
夫の分の家事が免除されただけで、気持ちがだいぶ軽くなる。

ランチ用に大きなおにぎりを握り、準備OK。朝食に作ったスープの残りをマグに入れる。
一人だったら、簡単で節約にもなるこんな料理が毎日だろう。

あー、疲れた。今週ももう終わる。頑張ろう。



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沈んで浮かぶ、その繰り返し

今日も、パート。
やっぱり行きたくない。日々、ころころと気持ちがブレる。

昨日は例のお局上司がリーダーの班だった。
心臓がバクバクと音を立て、最近では慣れていた作業だったのにミスしてしまった。
ガミガミ怒られ、なんだか惨め。正社員で古株の彼女に対して、工場長ですら顔色を伺っている。
皆、自分の作業に集中しているポーズで、私達に注目しているのがひしひしと伝わる。

昼休憩は、同期と。同期の方から声を掛けてくれた。何となく励まされていたら、近くで休憩を取っていた先輩グループも、


「あの人はここしか居場所ないからね。独り身だし、しょうがないよ。まあ、あんま気にしなさんな。」

そう言って、お菓子をくれた。ちょっとは馴染めたような気になり、心が沈んだ同じ分だけ浮上した。


「うちらも最初はミスしまくったし。でも時期に慣れるよ、そんな難しい作業してる訳じゃないしね。」


「ありがとうございます。」


一緒に食事をとっていた同期もにこりと笑顔を向けてくれて、涙が出そうになった。


今日も、頑張ろう。







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人生の天秤

同期と昼休憩を取ることが出来た。
が、なんだか気分はどんよりとしている。

どうせ、年内で退職する人間。彼女と仲良くしたところで、来年からは一人きりだ。なんだかやり切れない。
義母の介護とパートとを天秤に掛けた時、やはり同じく辛い時間を過ごすのであれば金になる方を選んだ。
義実家に献身的にわが身を注いだところで、夫と生涯連れ添うとは限らない。夫からもそう言われている。
子が巣立ち、熟年離婚を視野に入れた時、少しでも自分の蓄えを増やしておくことが安心材料。

いざ、ポイっと夫に捨てられた時、一文無しのわが身を想像してしまうのだ。
その不安感を少しでも無くすには、今、働くしかない。甘えたことはいってられない。
人間関係はさておき、少しは仕事に慣れて来た。辞めたいと思いつつも、勿体ない気持ちが湧くのだ。

人生の天秤を掛けた時、どちらが自分の得に働くか。目先にだけ捕らわれず、先々を見据えての行動が未来の自分を救うのだ。






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想定外の事態

義父に癌の疑いがあることが分かったそうだ。
義母の介護もあり、自分の健康は後回しにしていたことで発見が遅くなってしまった。
義姉から電話で聞き、夫から何も聞いていなかったことを驚かれた。

「あなた達、夫婦関係大丈夫!?」


長女は、受話器越しに苛立った声を隠し切れない風だった。

「とにかく、年内は検査。パパの検査に連れて行ったりは私が何とかする。パパがいない間のママのことはー」

それは同居している三女の仕事では?と思ったけれど、三女のプロジェクトが山場を迎えており、とてもじゃないけれど休める状況ではないらしい。ならば次女は?というと、次女は子ども関連のあれこれで実母のことを看る余裕がないという。

「OOさんって、今仕事してたっけ?」


唐突過ぎる質問に、条件反射で答えた。


「はい、今はフルで働いていて。朝9時から17時までずっと仕事です。それに、今年は受験もあってバタバタで・・」


「・・そう・・なら仕方ないね。こっちで何とか考えるわ。」


義姉との電話を切り、にっちもさっちもいかなくなった。
さあ、これでパートを辞めるきっかけを失った。





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ふるさと納税の行方

そういえば、ふとふるさと納税を我が家はしていないことに気付いて、夫に聞いてみた。
すると、想定外の答えが返って来た。

「あぁ、そんなのとっくにしてるよ。」

「え?うちに届いてないけど。」

「実家に送ってるから。」

「??」

一瞬、思考が止まった。

夫は男の癖に末っ子気質からか実家愛が強い。普段から、あれこれプレゼントを贈ったりもする。妻の私にはしない癖に。
義両親もそんな多くは食べられないのでは?と聞くと、


「姉さんらで分けるだろ。」

我が家にの分は?と口から出掛けてぐっとこらえる。意地汚いと思われる。それでも我が子に美味しいものを食べさせたいという気持ちはないのか?苛々したのが顔に出たのか、


「ん?どうした?なんか言いたいことがあるなら言って。」

「別に・・」


夫の収入からのふるさと納税について、私があれこれ言う権利はない。頭では分かっているけれど、釈然としない私はやはり意地汚いのだろうか。







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決定打

一週間、長かった。4連勤は辛かった。
そして、年内でパートを辞める決心をした。
立ち仕事は持病を悪化させていた。だましだまし清掃パートの時から頑張っていたけれど、先日の検査の結果でよくない数値が出た。
医師からも、仕事を辞めろとは言われないが、そんなニュアンスを感じ取った。

辞めると決めたらなんだか楽になった。
短期パートだと思えば残りわずかの仕事も頑張れる。
決定打は、同期も年内で辞めると聞いたからだ。彼女の方はヘルニアが悪化したらしい。手術を医師から伝えられ、長期仕事を休むことになるし迷惑を掛けるからときっぱり辞めるそうだ。
流れに乗ろう。
人生は、限りある。



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アドベンドカレンダー

パート終わり。
同期がいない日なので一日中無言。言われたことを言われた通りに行う、ただそれだけ。
私のように、一日無言の男性派遣もいるのでそこまで浮いている訳ではないと思う。
そういう部分では、女性だけの世界ではないことを実感する。
それでも、帰りに更衣室ではわいわいと騒がしい女性軍の声が響き渡る場にいれば、心はざわざわ音を立てる。

ー今日は自習したいから一人で行くねー

子から、連絡が入る。塾の送りはせずに済んだ。過保護かもしれないけれど、19時近くになると自宅周辺は暗い。駅前まで行けば明るいけれど年頃の女の子を持つ親としては出来る限り送迎はしたいところだ。だが、やはりパートをしながらだと疲れもたまるのが本音。
子の送迎はお迎えだけになったので、ゆっくり帰ることが出来る。

寄り道をしようとふと百均に寄った。クリスマスグッズをあれこれ見ているうちに欲しくなる。ふと、アドベンドカレンダーが目に留まる。自分で組み立てて、中に好きなお菓子を入れるらしい。気付けばそれを手にレジに進んでいた。


子は、どんな反応をするだろう。もしかしたらスルーされるかもしれないけれど、それもまたよし。自分の為のカレンダーだ。
小さな飴やチョコなど、自宅にある細々としたお菓子を入れるところを想像して楽しくなる。

今週ももう終わり、そんな風に今年ももう終わっていくのだから、せめて暮らしに少しの彩りがあってもいいと思う。





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クリスマスグッズを買おう

今日も仕事に行きたくない。
昨日、ミスをしてしまった。同期とは一言も話せなかった。
園時代からずっと、仲良くなれそうな人がいても他の人が入ると途端に駄目になる。
ずん、とした重い心を抱え、今日もパート。

街はクリスマス一色。
そういえば、今年はまだツリーを出していない。ハロウィンも飛ばした。
子が中学になり、そういうイベントごともスルーしてしまうようになった。特に、仕事をしてから季節を楽しむ余裕が無くなった。
家の中が暗い。

ツリーを出しても、もう子の元にサンタは来ない。
欲しいプレゼントを聞いて渡すだけ。
もう遠くなってしまった記憶。子がどんな顔をして起きるだろうというワクワクした気持ちはもう味わえないのだなと思うと切なくなる。
それでも、まだ子は家を出ていない。
何のリアクションもないかもしれないけれど、せめて部屋を明るくしよう。受験でくさくさした気持ちが少しでも晴れるように。
私自身も、日々のストレスや疲労感が少しでも取れて癒されるように。


今度の休みの日は、クリスマスグッズを飾ろうと決めた。
今日も頑張ろう。週末まであと少し。


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あれやこれや雑用わんさか

あー
何もかもうまくいかないというか。
なんで今!?という時に限ってあれこれ起きる。
今週はパートもぎっしり、ただでさえ忙しいのに。
手続き系諸々やらなくてはならないことがたくさん湧いて来た。
そろそろそんな催促通知が送られてくるだろうと思いながらも後回しにしていた私が悪いのだけれど、これにより、銀行や郵便局回りを昼休憩にしなくてはならない。
今日は、数少ない週のうちの同期出社の日。仲を挽回するチャンスだったのに。
自分がそうなのだけれど、誘われて断ると二度と誘う勇気が出ない。
なので同期からもしランチを誘われて、いくら予定があるからといって断ったらどう思われるかーネガティブな気分になるのだ。



朝、サランラップが無いことに気付いた。ラップくらいーと思うけれど、無いと不便で色々な作業が滞る。アルミホイルで代用しようと思ったが、まさかのホイルも数センチしか残っていなかった。

「あー!苛つく!」

そして、灯油。子ども部屋のストーブを使うのにこれも切れていた。なんで休みのうちに気付かなかったのか?昨夜になり、子から無いと報告を受けたのだ。もう深夜に近かったし買いに行くのは断念した。休みの日中に私が確認すれば良かったのだけれど、そこまで気が回らなかった。
今日、パートから帰宅してすぐに自転車で灯油を買いに行くのかと思うと朝からげんなり。

パート主婦、フルタイムで働くのならきちんと計画を持って主婦業をこなさないと駄目だとぼんやりとした頭で思う。



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最高の景色までの壁

眠い。
睡眠時間、約3時間。これから仕事。寝不足でふらふら。
天気も悪く、朝から気分も落ち込んでいる。


まさかのPK戦まで持ち込んだ日本代表。
メンタルと運ー
あのシュートを打つ選手たちの気持ちを思うと、目をあけていられない程にこちらも緊張感が高まった。
前半、希望を貰った。勝つかもーと。だがしかし、後半で同点に追いつかれ五分五分となり、更にクロアチア選手の雑なのに怖いボールの動きに不安感が増した。

あっという間に試合終了時間、そして延長戦。お互いに粘りつつ、頭の隅っこにPKの文字がちらちら浮かぶ。PKに持ち込まれたら負けるかもという不安感が更に増す。

そして、恐れていた予感が的中してPK。キーパーのプレッシャーも凄いけれど、キーパーは入れられて当たり前の世界。跳ね返せば称賛される。それに反し、シュートは絶対に決めなくてはならない最初のボールを打つ選手。
気持ちが全部持って行かれた。




ベスト8まで、あと一歩だった。
選手たちに夢と希望を貰った。それだけでもう十分だ。



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お買い物メモ

今日は、午後から子の進路面談があるのでパート休みにした。
その代わり、明日から4連ちゃん。なので、食料や日用品などの買い出しをがっつりしなければならない。
買うものメモ↓

【日用品】
トイレットペーパー、除菌シート、マスク、食器洗い洗剤、夫のYシャツ用のり
【調味料】
醤油、酒、油、マヨネーズ、ポン酢、めんつゆ、ごま油
【生鮮品】
豚肉、鶏むね、ひき肉、魚類、レタス、キャベツ、ねぎ、人参、玉ねぎ、青菜
【加工品等】
ハム、ウインナー、弁当用冷食




今夜もサッカーがある。先日のようにまた夫は外で観戦するらしい。
私も今夜は観戦出来そう。ただ、朝が辛いだろうし、その後の連勤を思うと憂鬱だけれど、前回のスペイン戦を見逃したことを猛烈に後悔したので今度こそリアルタイム観戦をしたいと思っている。
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子どもの志望校

子の第一志望がようやく決まったけれど、夫は納得していないようだ。
学校からも塾からも、夫が推していたところは子の内申点では届かない。
その現実を受け入れさせることは容易ではなかった。

「もっと頑張れば上を目指せるのに。」

子は、一か八か―という勝負よりも手堅く安全圏で受験に臨みたいらしく、それが夫とは一致しないのだ。

「ちょっと無理してでも、いいところ行った方がいいぞ。授業中、スマホばっかみてる集団といたら大学なんて無理だからな。」

夫の言い分は分かる。分かるけれど、もしも落ちたらーその先のシミュレーションをしなくてはならない。いざその時になって慌てふためいてそれこそ今子が志望している高校のレベル以下の選択をしなくてはならなくなったらどうするのか。

「そのための優遇制度なんじゃないの?併願するんだから挑戦すべき。」

絶対に合格するだろう私立の併願。そこの優遇制度を使うのだから、第一志望はもっと高みを目指せということなのだろう。だが、子は併願校については行きたい訳でもなく、所謂滑り止め。試験は水物。受かるだろうと思われる第一志望ですらどうなるか分からないので、安心の為に選んでいるのだ。


子は、自分の意思を父親が認めてくれていないことにストレスを感じているようだった。夫がいない時に、こそっとこんなことを呟いた。


「パパは偏差値のことしか考えてないんだよ。時代遅れ。私は大学の為に高校選びなんてしたくない。高校は塾じゃないんだから。高校生活、楽しんだら駄目な訳?」

「そうだね。ちなみに何でここの高校を選んだの?」

子は、理由があると言いながらも、その高校を選択した訳をいまだ教えてくれない。そこは引っ掛かっていた。


「やりたいことがあるならママは応援するよ。それがレベルの高い低い関係なく。だって、その高校によって部活の種類だってカリキュラムだって違うだろうしね。」


フォローしたが、結局なぜそこを第一志望にしたのか話してくれなかった。
親として、どこまで子の将来に干渉すべきか。ある程度の人生経験を踏んだ親目線でのレールはうざったいものだろうけれど。
どちらが正しいか正しくないか、そこに線引きは無い。ただ、そこで3年間過ごすのは子自身だし、その後の人生も子のものだ。







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ぼっちの昼休憩

大金星で決勝トーナメントを決めたスペイン戦。
夫は外で誰かと観戦しているので、早朝ひとり静かに観ようと望んでいたのに。
寝過ごしてしまった。
朝のニュースは、その話題で持ち切り。お祭り騒ぎだった。
世間から取り残された気分でその日パートへ行くと、更衣室ではやはりその話で持ち切り。
同期が先輩達と楽しそうに話しているのが目に入り、つい目をそらしてしまった。
挨拶もせず、そのまま作業場へ。
何とかミスをせずに終え、ほっと一息の昼休憩。持参して来たおにぎりとスープ片手に同期に声を掛けようとすると、先輩らと朝の続きで何やら盛り上がっている。
私は挙動不審になりながらも、その場をうろうろをするけれど、彼女らは数人で盛り上がり、というよりも同期と先輩は同世代なのだから年下の私よりもよっぽど一緒にいることが自然でもあった。

トイレへ行き、戻ったタイミングで同期が一人なら声を掛けようといったん外に出た。数分経って、そーっとドアの隙間から休憩室を覗くと、彼女は先輩らと昼を食べているではないか!
一緒に食べる約束をしたわけでもないのに、何だか裏切られたような気になりそのまま外に出る。ぼーっとした頭で、いつもの公園ベンチに腰掛け、お茶を飲んだ。
さっきまでぐうぐう音を立てていた腹なのに、食欲がどこかへ逃げてしまった。





「あー、まただ。またやってしまった。」

普通なら、あの状況で勇気を出して彼女らの会話に混じるところだろう。同期とは話せる仲なのだから。でも、サッカーを観ていなかったのは致命的で、会話に入るタイミングもなければ入ったところで場を白けさせていたに違いない。
それでも、二度目、トイレから休憩室に戻るタイミングで先輩とランチをとっている同期のところへ行けば良かったのだ。
一緒に食べようと声を掛けておかしいこともない。だってそれまでは一緒にランチ休憩をとっていたのだから。

なのに、それが出来なかった。



午後になり、作業が始まるギリギリのタイミングで更衣室に行き、作業場に戻ると皆が既に準備をしていた。リーダーと目が合い、気まずかった。
そして、気もそぞろに作業をしていたことでミスをした。リーダーに大きな声で怒鳴られた。ただひたすら謝った。
何とも情けない気持ちで終業時間を迎え、更衣室に戻る。

「お疲れ様。」

同期が肩をポンと叩いて声を掛けてくれた。

「あんな言い方しなくてもね。あの人、先週私もあたったけど、あんな感じだったし気にしなくていいよ。」

ーやばい・・

涙腺崩壊。涙が溢れてしまった。それを目にした同期は驚いて、


「大丈夫?」

周囲に気付かれると恥ずかしいので、慌ててタオルで顔をぬぐい、無理やり笑顔を作る。


「ありがとう。」


同期は何も悪くない、悪いのは私だ。うまく適応出来ない私が悪い。
仕事で怒鳴られるのも、それをそのまま受け止め過ぎてしまうのも、私の性。


もう少し、頑張ろう。今日はタイミングが悪かっただけだから。


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お歳暮の準備

「これ、今週末までに手配しておいて。」

先日、夫からリストを渡された。取引先一覧と、お歳暮カタログ。ぱらりとめくると、赤マジックで囲われている商品が三つ。
①②③と番号が振ってある。リストには、それぞれやはり番号が振られており、要するにどこにどの商品を贈るのかという指示書だ。
これは、吉田さんがやる仕事では?と思いつつ、自営の妻がやる仕事なのだろうー夫の中では。
こうして夫の仕事の手伝いらしきものをちょこちょこしたりしているのだから、自営の手伝いとして認められないのかと疑問に思う。
PC仕事等の難しい仕事は、あの時頼まれてミス連発だったことでぱったり依頼も無くなったけれど、弁当作りやこうした手配は家族専従者としての扱いを受けてもいいのではないだろうか。
要するに、ダブルワークだ。

工場パートは、やっぱり疲れる。朝から夕方までのフルタイムで家のことをする時間はめっきり少なくなった。ただでさえそんな具合なのに、こうして雑用をぶっこまれると、もうキャパオーバー。
PTA仕事がひと段落ついたけれど、子の受験が迫っているのだ。

「そうそう、あと年賀状も出すから買っておいて。時間ある時にデザインも考えておいて。」

プライベートではない、オフィシャルな年賀状。もうそれは業者にでも頼んで欲しいと伝えたけれど、少しでも安く上げたいのだろう。即却下された。

年末の大掃除など、主婦の仕事だってあるのにー

「あなた、時間あるんだから。」

夫からしたら、私はどうやっても楽をしている風に見えるのだ。
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  • 2022/12/02
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