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家電10年寿命

電動自転車の調子が悪いと思っていたが、だましだまし使っていた。だがもう限界。充電も利かないし恐らく寿命だと思う。
前回修理をした時は、買い替えを勧められた。なのでそういうことなのだろう。
夫に伝えたら、


「じゃあ、普通の自転車買い換えるか?」


と言われ、もう子どもも大きいし後ろに乗せることもあり得ないし仕方がないけれど、子の塾送迎や通勤の坂道とか考えると憂鬱。 しかし、しながいパート主婦にとっては贅沢品なのだ。


「でも、OOが高校行くようになって自転車使うとしたら、電動の方がいいかも。」


そこで話は途切れて今日まで来てしまった。
実家の冷蔵庫が駄目になった話もあったけれど、家電は10年一区切りで寿命が来る。そろそろレンジが怪しいし、細かいところでいえば掃除機もこの間買い換えたばかり。充電がもう効かなくなってしまったのだ。
電波時計も壊れて買い換えた。その度に夫にため息をつかれ、それは私のせいでもなんでもないのに金の催促をするのが辛い。
ただ、自転車はもうきつい。電動自転車はただでさえ重く、電動でなければただの重い塊を運んでいる感覚。ならば普通の自転車の方がましなのだ。


「自転車の買い替え、いいかな?」


「え?来月車検もあるしな。ちょっと待ってて。」


ちょっとっていつ?
そんな問い掛けをしつつ、炊飯器が壊れた。さすがに米が食べれないのは支障にきたすと、夫はすぐネット購入。
自転車もネット購入出来たらいいのにー、流石にそうは出来ないのが辛い。
今週も、重たい鉄の塊を漕ぐのかと思うと気が重い。



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ひとりカラオケ

私は自分の声が大嫌いだ。
何かの拍子にー例えば、子を撮影したビデオ録画を観ている時など、ふいに自分の声が入っていて聞いた時は、穴があったら入りたくなるほど。
それなのに、歌が好き。勿論、誰かの前で歌うことなんて無理だけれど、一人の時はたいがい鼻歌を歌っていたりする。
今日、子は模試へ。夫は仕事。なので家でひとりきり。家事をしながら鼻歌を歌っていたけれど、なんだか急にカラオケがしたくなりPCを立ち上げてカラオケ動画を再生した。
今は、カラオケ店へ行かずとも自宅でも楽しめる。私のように、誰かに歌を聞かれるのが嫌で、でも歌が好きな人間には有難い。
選曲は、一青窈のハナミズキ。まだ若かった頃の18番。カラオケブーム全盛期の90年代。友達やバイト先、また仕事をするようになって断り切れず入ったカラオケ店。どうしても歌わなくてはならなかった時のとっておきの歌。

あんなに何度も歌っていたのに、歌詞をすっかり忘れ、鼻歌でしか歌えなくなっていた歌だけれど。
こうしてカラオケ字幕を見れば蘇って来る、あの遠い日々の記憶と空気感。
歌いながら涙が出たのは、甘酸っぱくも切なく楽しい思い出が一気にフラッシュバックしたから。

そこから家事もそのままに、90年代ヒットソングをあれこれ歌い、あっという間に数時間が過ぎていた。
なんだかここ数日モヤモヤしていた気持ちが晴れて、大きな声を出すのっていいなと思った。金も迷惑も掛けないストレス発散。
そして、なんだか前向きになれる。誰に見せつける訳でもないけれど楽しい。こういうのが「趣味」と呼べるものなのだろう。



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色々な形のスキンシップ

結局、子との喧嘩は私が折れる形で終了。
今は子に余計なストレスを与えるのは良くないと、母心。
普通に朝食には何が食べたいか聞いた。目玉焼きがいいかオムレツか卵焼きか。
小さく、


「甘い卵焼き。」


ここ数年前から、子と二人の食事の時は、何を食べたいか聞いてから作っていた。
夫がいる時は夫優先だけれど、なるべく家族の要望を受け入れるのが私の役目だと思っていたし、成長期の体を作る大事な時期、3食のそれはとても大事で、食べたいものを母親が聞いて作ってくれるという行為は、子にとって体だけではなく心の栄養になると信じていたのだ。
子とは、思春期に入ってからうまくコミュニケーションを取れなくなっていた。
子の方も、小学生の頃のような分かりやすい甘えはなくなったし、しかし、心と身体の成長のアンバランスで情緒不安定になっている時、きっと親からの愛情を求めているはず。
それは自身では気付かないうちに。
反抗期真っ只中の我が子を抱き締めることが出来ない代わりの愛情表現。
甘やかすのではなく、甘えさせるということ。子どもペースを守ったうえでのそれは、きっと彼女の自己肯定感を育むはずだろう。



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光熱費節約の為のライフハック

私も極端な性格だ。
上がり過ぎた光熱費の請求書を目にした途端、電気やガス代をけちるべく、在宅の時はぶるぶる震えながら過ごしている。
先日も、パートから帰宅したら電気を点けたままだったのだ。
幸い、夫や子より早く帰宅した日だったのでばれずに済んだが、今のタイミングで知られたらどうなっていたことか。
消し忘れるのなら、最初から点けなければ忘れるリスクも防げる。

食器を水洗いしている。
ゴム手袋小さめと大きめを百均で購入し、二重にはめて洗い物をしたら、案外お湯なしでイケたのだ。
部屋の中、寒ければホッカイロ。
貼るカイロを背中と腹に付けて、服をたくさん着込んだらこれもイケた。
ただ、手先が冷たい。家の中で手袋を試してみたけれど、あまり変わらず。
手先がかじかむと、家事作業が滞る。
なんとかならないものかー

ネットで光熱費節約のライフハックを眺める日々だ。



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電気ガス代

先月の電気ガス代。

噂には聞いていたけれど、実際目の当たりにして目が飛び出るかと思った。
夫もうるさくチェックして来て、また私があちこち電気をつけっぱなしだからとか、色々と家事効率が悪いんじゃないかだとか言い出した。
いや、我が家だけではない。世の中全体がそうなのに。
電気ガス代合わせて、家族3人。28000円。
これは、多い?少ない?
頭が痛い。



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クリーム9本

「これ、なんであちこちに同じのあるの?」


夫に指摘されて焦る。
リップクリーム5本にハンドクリームも同じものが4つ。どれも探して諦めていたもので、また買わなくてはと思っていたものたち。
最近物忘れが酷い。ちょっと使って置いて、その置き場を忘れる。もっと酷いと、置いたことすら忘れる。
無いと困るものばかりだから、再び購入する。
リップも、流石に無くしてばかりだから探そうと2日間待ってみたけれど、どこにも見当たらず。
そして、唇はガサガサ。子とは喧嘩しているので借りることも出来なかった。


「あのさ、こういうのが無駄なんだよ。同じものを何個も買うって。これも。」


そう言って、冷蔵庫を開けられた。
使い掛けの調味料がずらり。例えば、マヨネーズだとかわさびだとか、しょうがチューブだとか。どれもこれもまだ半分近く残っているのにストックのように並んでいる。
買ったことを忘れてしまうのだ。今晩のメニューに必要だけれど、家に無かったような・・となんとなく買ってしまう数々の品。


「ちょっと病院行って診て貰った方がいいよ。」


嫌味なのか本音なのか、そう言われてショックを受けた。確かに病気なのかも。
でも、私だって頑張ってる。家のことやパートといえども仕事だって。
細切れ時間で日々バタバタ過ごしているから、どうしたって抜けてしまうことはあるのだ。



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無いものを数える癖

子と喧嘩してしまった。
今朝も、会話なし。
夫は私達のおかしな空気に気付かない。
子には何か話し掛けていたようで、子も夫に対しては普通に受け答えしていた。

発端は、塾の送迎の件。
夕方より冷たい風が吹く中、パート帰宅後そのまま自転車で子を送った。
お迎えがあるので、風呂も我慢して家のことをし、子の帰宅時間は21時だった為、再び自転車を走らせた。
こんな時こそ、夫に早く帰って来て欲しい。自営なのだからもっと融通が利くものだと思っていたのに。
フリースの上にダウンを羽織り、雪混じりの風を受けながら自転車を走らせて塾に到着。
なかなか出て来ない子を待つ間、塾前にあるコンビニで暖を取った。

塾前にはお迎えの車がぞろりと並んでおり、次々に生徒らが乗って帰宅していく。こんなにも寒いのにパーカーのみの子どももいたが、すぐに暖房で暖められた車に乗り込むのだから痛手はないだろう。
子が出て来て、機嫌が悪い。


「さむ!あー、チャリめんどくさ。」


「家に帰ったらすぐにお風呂入りな。お湯、ためてあるから。」


私なりに、出来る範囲で子のサポートをしているつもりだ。しかし、そんな母心なんてどこ吹く風の我が子。


「今日、生理だから無理。あー、車いいな。チャリとかあり得ないんだけど。」


「・・・」


なんだか迎えに来た私に怒っている感じで、こちらも仕事から帰宅して家事の合間を縫って迎えに来たのにとイラっとする。


「我儘言わないでよ。それが迎えに来てもらってる態度?」


「えー、別に頼んでないし。っていうか、結局こんな寒い思いして自分でチャリ漕ぐんだから意味無いし。あー、パパはなんで今日仕事忙しいんだろ。こういう時こそ車なんだけど。」


「パパだって仕事なんだから。ちょっと自己中なんじゃない?OO中心で世界が回ってる訳じゃないんだから。」


「だいたい免許も持ってないなんて、おかしいから。」


「何?その口の利き方は!」


道の真ん中で声を荒げてしまい、行きずりの人の視線を感じ、慌てて取り繕う。だが、子はずんずん自転車に乗って先に進み、なんだか可愛くない。
帰宅してからも無言。私も声を掛ける気になれず、子も私の存在なんてまるでスルーで風呂場へ向かって行った。
確かに、昨日のような極寒の中、皆が楽して塾の行き来をしているのを横目に自転車を漕ぐのは辛いだろうと思う。
でも、無いものを数える人間になって欲しくない。経済的に塾通いだって出来ない子もいるだろうし、そもそも心配して親が送迎している子ばかりでもないと思う。
子が気付いてないだけで、一人で通っている子だっていると思うのだ。

それでも、免許くらいーと言われて何とも言えない気分に陥った。



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我が子の背中に追い付けない

工場長に退職の意を伝えたけれど、すぐには辞められそうもない。2月末で退職でと言われた。
そして、その代わりといったらなんだが、子の入試の日は休んで良いと言われた。
ならば、退職は撤回ーと言いたかったけれど、既に申し出てしまったことと、すぐさま総務に手続きをしたようで、流れのままコトはどんどんと進んでしまった。
私の存在なんて、そんなものなのだ。代わりはいくらでもいる。いや、むしろ辞めて欲しかったのかも。
帰宅後、やっぱり1月末で退職を押し通せば良かった。入試だけではなく、合格発表だってある。その休みの申請もまたしなくてはならないし、それがストレス。
きれいさっぱり退職してしまった方が、気も楽に持てたのにー

パートから帰ると、子は塾へ行く身支度をしており、バタバタと私もそのまま送迎。寒い中、自転車。
縦に並んで無言で互いにペダルを漕ぐ。


「ねえ、本当に進路大丈夫?変えなくていいの?」


「んー。もういいよ。」


「パパと何話したの?」


「色々。」


「色々って?」


「ママに言っても分からないよ。」


色々と聞きたいこと、話したいことはあるのに。自転車だから会話出来ずもどかしい。
子の背中がなんだか遠く、そして自分の娘なのに他人に思える。

今、何を考えているの?志望校、結局夫に言われるまま変更せずに提出したけれど、大丈夫?
週末、夫と子は事務所で過ごしたけれど、そこでどういう会話をしたのかは分からない。ただ、子の希望は無かったことになっていたということだ。
夫に聞いても、首を振って、


「俺はあなたより色々調べてるから。OOにとって一番良い進路を考えてるんだよ。」


私の意見は夫の耳に届くこともなく消えてしまう。
母として、これでいいの?
家政婦のように、夫と子の為に家事をする。ただそれだけの存在。腹を痛めて産んだ我が子の人生に意見することはかなわないのだろうか。



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我が子に寄り添う

この週末も、子は夫の事務所で勉強していた。
弁当を用意するか聞いたら、子が事務所近くにある美味しいハンバーガーをテイクアウトしたいと夫に頼み、作らなくて済んだ。
夫と子が二人で朝から出て行き、私は週末たまった家事が出来るというのに、身体は鉛のように重く動かない。
それでもネットをする元気はあるのだ。

どう切り出そう。
来週、パートに出てまずすることは、「退職の意」を伝えるということ。
子の受験日当日。休み届けを出せなかった。正確に言えば、先を越されたのだ。
先輩パートの数人に大学受験組を持つ母親がおり、彼女らがその日の休みをとっていた為、それ以上休まれるとどうしても人数が足りない。
ミスしてばかりで足手まといの私でも、休まれると困る雰囲気。
夫に、今のパートを辞めろと言われた。融通が利くのがパートの強みなのに、それを使えないのなら意味が無いと。
子の大事な日に傍にいてやれない仕事なんて、辞めてしまえと。
代わりはいくらでもいるし、もっと条件の良い仕事を子の受験が終わって探せばいいと。パートといわず、子が高校生になればもっと自由が利くのだから、時給の良い派遣や正社員を目指せと。

夫は私のことをバカにする割に、実際の社会で通用するかどうかの能力を過信している部分がある。私がこの工場パートに辿り着くまでの過程や辛さなんて、まったく理解しようともしないのだ。
もし今のパートを辞めたとして、また仕事探しは難航する。それに、子の受験が終われば義父や義母の件もあり、そのままもしも介護なんて流れになったら、無職の私がその一手を引き受けることになるのではないだろうか。

身体が重い。
しかし、夫の言う通り、今は我が子に寄り添わなくてはならない大事な時だと頭では分かっている。



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夫婦解散

昨夜、珍しく晩酌だけでぐでんぐでんになった夫が言った一言が気になる。
テレビで熟年離婚的な番組を観ていた時のことだ。
子育ても終了し、父や母としての責任がなくなった頃、夫婦でいる意味を考えた時にそれが必要ではなくなった彼らの選択。


「OOが巣立てば、俺らも解散してもいいかもな。」


ふと呟いた言葉にぎょっとしつつ、それを聞き返すだけの勇気もなく、聞こえないふりをした。
それは、「リコン」ということだろうか??
私は捨てられるの?
薄々、そうなるかもしれないと未来への不安があったけれど、その言葉は現実味を帯びる。
私は夫の子どもではない、しかし、妻として扶養されている。自立出来るだけの収入がなくとも生活出来るのは、夫の子どもを育てているから。
勿論、私の子どもでもあるのだけれど。なんだかそんな風に捉えてしまう。



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  • 2023/01/22

娘の下着選び

パート帰り、塾も休みだったので、クタクタだったけれど子の下着が古びていたので買いに寄った。
ユニ〇ロやしま〇らよりももっと安い店ー、スーパーの併設店へ。

丁度、セールが行われており、半額~80%オフの服がずらり。
寝巻やタオル、それにちょっとした雑貨も販売されている。

目的の売り場へ。
子のブラジャーとパンツを探す。そしてふと思う。
いったいいつまで私が選んだ下着を着るのかと。
今は、地味目なデザインのもの。スクール下着というジャンルのブラにパンツを使っている。
子は胸が小さいので、まだカップ入りのものは身に着けていない。
だが、時期にフリルのついた女性らしいものを好むようになるのだろうか・・・
いったいいつから?高校生?
メイクをするようになってから?

自分の時を振り返ると、記憶が曖昧なのだ。いつの間に自分で買うようになっていた下着。
それに、いつから大人のようにレースの下着を選ぶようになったのかも覚えていない。
スクール下着はブラでも1000円しない。500円~以内といった感じで、しかしレースのものだと1000円は超える。
そういえば、自分自身もしばらくブラを買っていないことに気付く。常にブラトップのような安くて楽なものを身に着けているので、身体の線は勿論、胸も垂れ下がってお婆さんのようだ。

我が子には良いものをー
そう思い、690円のスクールブラと悩んだ挙句、姿勢と身体の線が良くなるブラを購入することにした。1500円程。パンツは二枚一組で600円程度だけれど。

予算オーバーした分は、私のパート代からになってしまうけれど。
年頃の娘を持つ母としては、必要経費だと納得している。



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志望校再考

突然子が、志望校を変更したいと言い出した。
え?今この時期に!?
学校にも塾にも、既に希望を出した後。それに、もう受験料も振り込んでしまった。
子がギリギリの今になって変更したいと申し出たのは、正直、五分五分の合格圏の高校だ。
これまでの模試の結果からすれば、微妙なところ。
落ちたら、併願校に進むことになる。今決めている学校よりもランクは落ちる。
さすがに子に甘い夫も、猛反対。
しかし、反対すればするほど意固地になる子の性格が分かっている私からしたら逆効果。
気の進まない今の第一志望校に合格したとして、入学してからのモチベーションが上がらないまま高校生活を過ごし、その先の人生に悪影響を及ぼすことになりはしないか、とどうしても危惧してしまう。
いったいどうしたらいいのか。子の人生、本人に決断を委ね、どんな結果になったとしても受け入れる覚悟を持たせるべきか。
親として、悩ましい。



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パート代から生活費を出す件

私がパートを始めてから、暗黙の了解でやり繰り費が足りなくなればこちら持ちという流れになっている。


「あなたの方で出しておいて。」


まるでツケのような言い方。 少し経ってからもう一度催促すれば、


「それくらい出しといてよ。こっちは事業回すの大変なんだから。」


夫の起業でどれくらいの金が出て行って、また借金があるのか分からない。分からないことだらけの中、だが生活は回っているのだから文句はないだろうーそんな態度なのだ。
私も強く出られないのは、やはり夫ありきの生活を送っている事実があるからだろう。情けないけれど、経済的自立が出来ていないということで意見することが出来ない、夫婦であっても力関係は歴然としているのだ。

今月のパート代は年末年始ということもあり少ない。6万ちょっとだった。その6万のうち、やり繰り費で出た分が3万程。
それは夫と一緒に買い物に行った時に出た分。
夫があれもこれもと買い物かごに嗜好品を入れた分なのだ。
それに加えて弟から実家のことで金の無心があったので1万を送金した。残り2万のうち自分の携帯代や保険、それに通院費。
なのでそれらを差し引いたら手元に残るのは微々たるもの。貯金なんて出来やしないのだ。
夫は、家族の為に貯金をすると表向きは言うけれど、その貯金額が現在いったいどれくらいなのか教えてくれなければまるで実感がわかない。
夫婦であっても他人のような、子が成長すればする程、私達夫婦の距離は離れて行くよう不安が増す一方。

だが、パートは辞めたい。
持病も悪化しているしミスの連発もあって精神的にも辛い。座って出来る仕事がしたい。データ入力のような単純作業の仕事をずっと探している。



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適性なし

大きなミスをしてしまった。
パーツを種別に分けて数えてセットする作業だったのだが、それが何百セット。
そしてすべてを終えなくてはならない制限時間を守る必要があった。
向き不向きー、それを改めて実感させられた。
例えば、500セット作らなくてはならないのに、なぜか一つのパーツが足りないという。
先日もこの手のミスをしたのにまただ・・・

作業が少しばかり込み入ってくると、すぐに混乱してしまう。惣菜パートの時もそうだった。
工場なので、単純作業を延々としていればいいと思ったが、毎日のように持ち場も変わるし、内容も指示してくる人間も変わる。
変化に対応し辛い私にとって、この職場は辛い。

辞めたいなーと、同期が退職を申し出る前から思っていた。義実家の件があり踏ん張ったけれど、やっぱり無理かもしれない。 仕事が出来なさ過ぎて、最近では皆の輪に入れないなんて悩みなどどうでもよくなり、ただ目立たない存在でいたいと思うばかり。 仕事が出来て目立つ分ならいいけれど、皆の足を引っ張って目立つだなんて、どうにもこうにも恰好悪い。



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糖分補給

受験ラストスパートということもあり、平日休み問わず勉強をしている子。
先日の模試の結果があまり良くなく、第一志望校の合格圏内ギリギリという状況。
前回は安全圏だったのに、試験は水物。当日までどうなるか分からない。
その不安を打ち消す為にも、今は勉強をするしかないのだ。
最近では、甘いものをやたらと欲しがる子。
以前からお菓子は好きだったけれど、スナック菓子よりもチョコやクッキー、生クリームたっぷりのシュークリームなどを好む。
なので、子の好きそうなおやつを用意するのだけれど、今月は既に2000円以上使っている。
夫から貰っているやり繰り費では足りないので、パート代から出す。これが地味に痛い。
それでも、受験生の母としては少しでも力になりたく、ついついコンビニスイーツが食べたいと言えば塾の送迎帰りに買ってしまうのだ。

私も疲れているのか、最近では酒よりも甘いもの。なので体重がどんと増えてしまった。
お腹周りはまるで、うきわをつけているように分厚い。上半身が貧相なこともあり、元からアンバランスだった体形が更におかしくなってしまった。そして、やたらと体がだるい。必要としている以上の糖分を取り過ぎているのかもしれない。


試験まで一か月を切った。
やれるところまでやるしかない。
私が大学まで行けなかったこともあり、内心子には進学して欲しい。それに、手に職を付けて欲しい。
押し付けるつもりはないけれど、自分の意思で自由に生きる為にも、選択肢を限りなく増やして欲しいのだ。




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情報リテラシー

子の受験もラストスパート。
学校からも、願書や調査票諸々についてのお知らせが届き、その手続きを読むが理解し辛い。
願書に添付する書類、それに受験料の払い込み、またその期限と合格した場合やそうでない場合の流れ。
何度頭に叩き込んでもあやふやになってしまう。
受験要綱に記された大事な箇所をマーカーで色付け。しかし、子から聞かれてすぐに答えられず信用を無くしてしまった。
結局、夫がすべて管理することになった。
これまでも、色々な手続きー。家のことや子どものこと、その他何かの申請手続きについては夫任せでやってきた。


「あなたはこういうの、出来ない人だから。」


その言葉に甘え、だから金の管理も結婚当初から夫なのだ。そもそも結婚するまでの準備や手続きに関しても夫に丸投げだったのだから。
夫は夫で、私がそんな風に世間に疎いことを、まだ若かった結婚前には可愛いと言ってくれたが、さすがに子を産んでからは「ただの出来ないおばさん」扱い。私が学ばないのが悪いのだけれど、どうしても頭に入らないのだ。


「母親なんだからさ、最低限の一般常識くらいは身につけてくれよ。」


そう言って、新聞を放り投げられたこともあった。
そして最近では、我が子も私をそんな風な目線で見ることが増えた。大事なことはママではなくパパにーというような。
それが淋しく悔しく、だが仕方がないと諦めてしまう部分もある。

近年、役所の手続き云々がスムーズに出来ない人が多いと聞く。申請すれば貰える支援金など、それを必要としている人々のリテラシーが低いと。
そもそもそういう申請書類を作成している人間や諸手続きの流れを決定している人間は学力が高く、勿論、年収も高い。
理解出来るだろう前提で作成された難しい書類を読めない、だがその書類を申請しなくては困窮してしまう人々。この矛盾をどうにかして欲しいと、私も後者の人間だから思うのだ。




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猫まんまでご機嫌に

昨日は仕事中に突然のめまい。
持病の悪化だ。
立ってもいられず、班長に体調不良と伝えて少し休ませてもらうも回復せず、そのまま早退という流れとなった。
自宅に戻り、薬を飲んでから引きずられるよう眠りにおちて、気付くと子が玄関のドアを開ける音で目が覚めた。


「ママ、いたの?」


目を丸くして驚いた子。


「今日は一人で帰るからいいよ。」


そう言い残し、カップ麺を食べて塾へ行ってしまった。女の子だし、一人帰りはさせたくなくて夫に電話をするも繋がらず。
夫はいつもそう。必要な時に電話に出ない。
吐き気までし、トイレへ。とてもじゃないが夕飯を作る気も起きなかった。しかも、パート帰りに食材を買って帰る予定だったので冷蔵庫は空っぽ状態。震災ストックのカレーしかない。
なんとかご飯だけ。炊飯器のスイッチを押して再び眠りについた。


「ただいまー」


子の声がして、夫もいる。どうやら夫が塾の迎えに行ってくれたらしい。
ぐちゃぐちゃの部屋、ソファーの上に畳めなかった洗濯の山があり、その中で寝ていた私。


「ごめん、カレー温めてくれる?」


「もう食って来たよ。」


夫と子は、塾帰りにファミレスに寄ったとのことだった。


「ハンバーグ食べて来た!美味しかった~」


子の満足そうな声を聞いた途端、腹からぐーっと音が鳴る。夕方に嘔吐してから何も食べていないのので胃が空っぽ。
勿論、気の利かない夫なので私の分の夕飯なんて買って来てはいない。
炊飯器の中、炊き立てのご飯。それに使い掛けのふりかけを出すが、中身がすかすか。我が家はいつもそう。
麦茶やトイレットペーパーも、最後にちょっとだけ残してそのまま。使い切り次の用意をするのが面倒なのだろう。


誰だってそんなの同じなのにー


舌打ちしたい気持ちを抑え、目に付いたかつおぶしを振りかけ醤油を垂らした。まるで、猫まんま。
まあ、消化に良さそうだしいいかと口に入れたら案外美味しく、炊き立てご飯ということもあり2杯食べた。
2杯目は、バターを少し入れてバター醤油に。これがもう絶品だった。
持病の症状が嘘のように引き、元気になった。



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主婦のぽっかり空いた時間

今日は仕事休み。
パートを始めて、休みの貴重さを本当に感じるようになった。
ゆっくり自分のテリトリーで珈琲をいただく幸せ。
相変わらず仕事は出来ないけれど、家に一人でいる時は誰に何を言われることもなく、見られることもなく、自由気ままに過ごせるのだ。
年末年始の休みも、結局のところ主婦にとっては自由な時間などなかった。
なので、今日は本当の意味での休みなのだ。

子が帰宅するまでの間、家事を早々に済ませゆったり過ごしたい思いでバタバタ動いた。
掃除、洗濯、そして買い出しや郵便局での所用、それに夕飯の下拵えに明日からの作り置きなど。
すべてが終わる頃、はっと気付くと既に14時を回っており、しかし子が帰宅するまでに2時間程度あるので、スーパーで買った半額シュークリームをお供にうちカフェをしようと珈琲を淹れた。
と、その時に電話。
弟からだった。

ゆっくりしたいのに出来ない。ぽっかり空いた時間は結局、家族の為に削られるのだ。



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介護付きマンション

パート先で、聞き耳を立てている訳ではないけれどそれとなしに仲間内での会話が耳に入って来ることが多い。
この日は、介護付きマンションについての話だった。


「いずれ住み替えを考えているんだけどね。家を売っぱらって介護付きマンションがいいかなと思ってるのよ。」


「え?でも娘さん達反対するんじゃない?」


「いいのいいの、もうね、子育てはおしまい。私達は老後のことで手一杯。娘は大学まで出したんだし婿と二人で共働きしてるんだからなんとかしてもらわないとね。私達の遺産をアテにされたんじゃたまらないわよ。」


「もうね、色々ボロが出てるし。リフォームするにも何百万掛かるし。それに、一番は子ども達に迷惑掛けたくないからね。遺産は残せないけど、その代わりったらなんだけど老後に世話になるつもりもないからね。」


「えー!そういうお義母さんだったらいいなぁ。うちの義母なんてね、同居だけど私のパート代まで管理するんだから!」


「それはおかしいよ!旦那がね、あんたの味方してやんなきゃ!」


こんな調子で、作業をしながらぺちゃくちゃお喋りをするものだから、どうしてもその会話が気になり作業に集中出来ないのだ。
アニメだとかゲームの、もっと私とは無関係で興味もない会話なら、そちらに耳が傾くこともないのだが。
どうしたって、同じ立場ー主婦であり嫁である立場だったり、自分の数年先の未来にいるだろう人間の会話は、身近でもありつい聞き入ってしまうのだ。


「介護付きマンションに住めるなんて、一部のセレブだよ。うちはおんぼろでも修繕しながら死ぬまでやってくしかないけどね。」


そんな意見が殆どで、ここでパートをしているイコール、けっして生活水準が高い訳でもなさそうだ。60前後のおば様達が、それでもちゃきちゃき生き生きと働いているのだけれど。
ふと、義実家の今後を思うと気分が落ちる。義父の検査結果により、またひと悶着ありそうだ。いったい誰が義両親の身の回りに世話をするのか?というか、三女がいるから私だって安易に近付けないものがある。もう、結婚もしないだろう独身の三女。
夫が義姉らに借りた金はどうなってるのだろう。義姉からしたら、嫁である私にも貸しているのだという態度だった。可愛い弟の為にーというのは、独身であったらで。結婚したら弟であっても嫁とセットでカウントするのだ。しかもそれが気に食わない嫁だとしたらー


「OOさんにも今後のこと、意見貰いたいわね。」


金を貸しているのだから、義両親の身の回りの世話くらいやって当たり前。そう言われたら、私は言い返せるだろうか。
長女にチクリと言われたこと。あの時は聞こえない振りでスルーしたけれど、次は通用しないだろう。





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通常運転、ハードモード

子の学校も始まり、通常運転。
パートについては、いまだ慣れない。
毎朝配布されるグループ表のようなもの。それを目にするまで安心出来ない。
作業ごとにグループは分かれており、またグループは固定されていないので、心の準備が出来ないうえに、その日にならないとどの班長で誰と組むことになるのか分からないのだ。

そして今日。
ハズレだった。いや、厳密には相手側が私をハズレだと思っているだろうけれど。
ある部品の数を数えて揃えるのだが、そのカウントを間違えた。それにより、出来るパーツの数が合わなくなり、その犯人捜し。
すぐに私だとばれて針の筵。
ひたすら謝り続け、そして自己嫌悪。
他のパートの人達は、お喋りしながらもテキパキと作業し、そしてノーミス。
対して私。黙々と集中して作業している風に見えて、まったく頭の中はとっちらかってる。目の前の作業に集中しようと思うのに、なぜか次の段取りを考え始めたりしてしまうのだ。
だからといって、次の作業をスムーズに進めることも出来ないのだけれど。

昼は公園へ行こうと思ったが、寒過ぎるので諦めた。持参していたおにぎりをバッグに入れ直し、イートイン出来るコンビニへ。
おでんを買って、隅っこでこそこそおにぎりと共に食した。

注意されながらあっという間に定時。
急いで家に戻り、なんとか子の塾前に帰宅。
軽食を食べさせてから送迎。家に戻り、洗濯物を片付けたり食器を洗ったり、その他風呂掃除など家事色々。
夕食も作り、へとへとになりつつ一息付こうとするも、子の塾が終わる時間。
再び寒い中自転車を走らせ迎えに行き、家に着くと既21時。
子に夕飯を食べさせ、私も一緒に食事をとる。食べ終わったタイミングで夫帰宅でまた温め直したりしつつ、なんだかんだで23時。
翌日の夫や子のシャツをアイロンしたり、洗濯を回したり・・
日付が変わり、疲れ果てて就寝。

小さな子がいる訳でもないのに、私の要領が悪いのだろうか。 へとへとだ。



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デュアルライフ

「今日はパパのところで勉強してくる。」


子は、朝から夫と事務所へ行ってしまった。
冬休み、塾の冬期講習が無い日に夫が気分が変わると勉強にも集中が出来るのでは?と事務所に連れて行ったのがきっかけ。
私はパートで家を空けることもあったので、そういう時は夫が子と一緒にいることで安心はあったけれど。


「あっちの方がなんか綺麗だし、勉強モードになるんだよね。」


すっかり父親の仕事場を気に入った子。反抗期で父娘の距離感があんなにもあったのが嘘のように、以前のような関係に戻りつつある二人。
子は、せっせと勉強道具を鞄に詰め込み、意気揚々と夫と出て行った。昼は、テイクアウトをするというので楽は出来るが、私も一緒に付いて行きたい気持ちになった。
勿論、子が事務所に行ける日は限られていて、アポがなく他の二人が出社していない日に限るけれど。だからこそ、私もたまには見に行きたい気になったのだ。

今流行りのデュアルライフー、生活の拠点を2つにすること。
しかし、私はその仲間に入れずにいる。



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吉夢

初夢は、忘れてしまった。
が、今年に入り、毎晩のように夢見が悪く、そしてそのどれもに祖父母が出てくるのだ。
もう私が子どもの頃に亡くなった祖父母。それなのに、なぜか生きている。
ついさっきまで一緒に家にいたのに、ふっといなくなり、そして実母が祖母の仏壇を新しく購入した。
それを祖父の仏壇の隣に置く。
現実世界ではあり得ないけれど、仏壇が2つ。これはいったい何を意味しているのか。

ちょっと前にも、知人が亡くなったことを知り動揺している夢を見た。遥か昔、同じ職場で恋心を抱いたこともある男性だ。
彼はまだ独身で、しかし孤独死をしたという知らせが耳に入り、ひどくショックを受けた。
彼が今どうしているかなんて、普段の生活では気にも留めていなかったのに。
驚いたのは、起きた瞬間、涙が出ていたことだった。元彼でもないのに。

こうした人の亡くなる夢を立て続けに見て、消耗している。いずれも真夜中に目が覚めてしまい眠れない。
あまりにもそれはリアルで、起きた瞬間も現実との境が分からず、ただ怖くて孤独で寂しく悲しい。

何かのメッセージなのかと夢占いなんて見たりするけれど、人が亡くなる夢についてはどれも吉夢とされている。
しかし、後味が悪くとても疲れてしまう。






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今年の年賀状ー所感

そういえば、空のポストを見て気付く。
連絡先を交換した同期から、年賀状が届いていない。
彼女の方からお願いされ、住所を教えたのにだ。
私は律儀にいつも買う枚数の年賀状に彼女の分の一枚を足してハガキを用意し、年賀シールや一言を書いて出したのに。

夫宛の年賀状も少ないと思ったけれど、それはそうだ。事務所に届くようにしている。
大量のハガキを持ち帰り、お年玉の確認を頼まれたのだった。大量といっても100枚程度か。
結婚したばかりの頃は、もっと多かった夫宛の年賀状。
世の中の風潮が、もう年賀状という文化から離れているのかもしれない。

そんな中、相変わらず届くもう付き合いのない引っ越し前の知り合いママからの年賀状。
子どもも成長し、それでも顔出し。一方的に送り付けるその神経が分からない。芸能デビューしたらいいけれどそうならなかった場合を考えないのだろうか。

片手で数える程ーその中の一枚、昔の友人からの「年賀状じまい」のコメントに悲しくなった。
相手から切られると、なんだか自分を否定された気になる。勿論、年賀状じまいなのだから、皆に向けて書かれたコメントなのだろうけれど。それでも、年賀状じまいイコール「あなたとの縁を切ります」と一方的に伝えられているような、何とも言えない気分になるのだ。


送りつけられるのも、止められるのも、どちらにしても一方的に感じてしまう年賀状。昔はこんなことなかったのに・・・








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こんなところにまで物価高

「なんか、少なくなったよな。」


夫に言われなくても気付いていた。
七草粥を作ったけれど、いつもより緑が少なく感じたのだ。
パックで豚小間一パックと変わらない価格。この草にこの価格。普段でも高いと感じていたけれど、今年は内容量も貧相になっている気がし、こんなところにまで物価高を感じずにはいられない。


「なんか物足りないな。」


朝食に七草粥。年末年始で暴飲暴食したのだから、胃を休めるいい機会だというのに。
結局、追加でチーズトーストとゆで卵とバナナ。
なんだかよく分からない朝食となった。






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仕事始めの一日

仕事始め、疲れた。
前夜はよく眠れず、寝不足のまま朝を迎えた。
久しぶりのパート。行きたくない気持ちがより一層高まる。
夫も子もまだ休みなので、二人の朝昼ご飯も用意しなくてはならず、いつもより早起き。
恐らく、3時間ちょっとの睡眠時間でふらふらになりつつ職場へ。
職場へ向かう道に、どんよりとした気持ち。
あー、また始まる、ストレスの日々。そして同期ももういない。
職場に到着し、更衣室を開ける瞬間が緊張。ドアの向こうでは華やぐ声。
もう何度もこのドアを開けるのに、いまだに慣れない。いや、慣れる日なんて永久に来ないだろう。



「おはようございます・・」


思うより声が出ず、誰にも気付かれなかったけれど、二度も挨拶をする勇気が出ずに頭を下げながら自分のロッカーへ。
当たり前だけれど、もう同期はいない。彼女が使用していたロッカールームのネーム部分はいつの間に外されていた。
喪失感。

すっかり休みボケで、作業手順を間違えたり動きも遅かったりで周囲に迷惑を掛けた。ベテランパートの人達は、余裕があるのだろう。楽しくペラペラお喋りしながらも作業スピードは速く的確。これが熟練の技というやつか。私もここで何十年も働けばこんな風に目を瞑っても出来るくらいには上達するのだろうか。
いや、今年は転職するのだ。ここは私にはやっぱり合わない。体力的にも無理。

昼は、そそくさと外に出た。とてもじゃないけれど、待ちに待った休暇明けでお喋りしたい彼女らの中でひとりポツンと昼を取る気になれなかった。
当たり前だけれど、外は寒い。夫と子に作った昼と同じ内容の弁当を持ち、例の公園へ。
晴れているが、あまりにも寒く、持って来たマグに入っている温かいお茶だけでは心もとなく、コンビニでスープカップを買いお湯を入れたのも持参。その時、定員の目を盗み、レンジで自分の弁当も温めてしまった。
ほかほかの弁当とスープで、外で食べたけれど身体は温まった。

午後の作業は、満腹になったことで眠気に襲われ、手元が狂ってまたミス。
お局指導者に怒られながら、それでもなんとか定時まで頑張った。

疲れた。自宅に戻ると、家事なんてまったくやってくれない夫と子。洗濯ものも干しっぱなしで取り入れると冷たく湿っている。
それに、夕飯作り。
なんとかカレーを作ったけれど、

「これだけ?」

夫の言葉にカチンと来つつ、ぐっと堪えてサラダも追加でつけた。グリーンサラダにマカロニサラダを乗っけて。
正月の残りの生ハムも付けたのでなんとかなった。


仕事始めは、主婦にとってプラスアルファ。家のことは始めも終わりもない。延々に続く。それに上乗せでの仕事始めなのだからお手柔らかに願いたい。




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お年玉問題

義実家は、色々と問題があるけれど金に関しては常識的。
節目のお祝い等、お歳暮やお中元、それにお年玉など。
義姉からー三女は独身だけれど、子には生まれた時からお祝いは勿論、お年玉をいただいている。
なので、夫の手前、私はずっと弟からーと嘘をつき、子へのお祝い等立て替えて来た。
今回もそう。
子にとっては叔父である私の弟からは何もない。だが、そういう訳にもいかないので、私が弟からという体で子へのお年玉を用意。
しかし、段々とその金額が大きくなっている事実。
今年は三女から1万もらったので、それに合わせて同じく1万を弟からーとしたら、私の微々たるパート代は飛んだ。

お年玉問題、各家庭色々とあるだろうけれど。
悩ましい問題だ。


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ワクワクリストととか

百均で購入した手帳。その価格とは思えないクオリティで、マンスリーだけではなくウィークリーも付いている。
ひと昔前の百均の手帳といえば、ぺらぺらのマンスリーだけだった気がするのに。
いまや、ちょっとした欲しいものは低価格で手に入る時代。だが、本当に欲しいものにはなかなか手が届かない事実もあるけれど。

ここ数年、ワクワクリストという言葉を耳にする。調べてみたら、自分がやりたいことやしたいこと、欲しいもの、とにかく胸がときめくような叶えたい夢をリストにするのだそうだ。夢というと大袈裟かもしれないが、ちょっとしたことでいい。
1キロ痩せるだとか、新しい靴を買うとか。

明日から仕事始めということもあり、ちょっと時間が出来た今、手帳を開いて気ままにペンを走らせた。

*工場パートを辞めて座り仕事に転職
*美容院は苦手だけれど、綺麗にして貰う
*3キロ痩せる
*一人モーニング
*引っ越し前のママ友に会う
*子と卒業祝いでホテルランチ

しかし、どう頭をひねってみてもこれくらいしか思い付かなかった。誰に見せる訳でもない叶えたいことがこれだけ?
なんだか自分がもの凄く詰まらない人間に思えた。
いや、普段から抑制されている日々だから潜在的に欲求がわかなくなっている?

もっとワクワクすること、叶えたいこと、新しい年だからこそまとめてみたい。





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合格祈願と商売繁盛

家族で初詣へ。
今回は、子が受験生ということもあるのでいつもより特別。
こうして家族揃って出掛けるのも久々過ぎて、なんだか落ち着かない気持ちで家を出た。
子にとっては、勉強の合間の息抜き程度の外出という感じであればいい。

本当なら、学業の神様が要る神社に行きたかったのだけれど、時間のことを考えて最短距離で済む近くの神社へ。
元旦は過ぎたので少しは空いているかもと期待したけれど、昼過ぎということもあってかまあまあ混んでいた。

「よし、ご祈祷して貰おう。」

夫は「商売繁盛」で会社の分として5万を出し、また子の学業成就に1万を出した。珍しく太っ腹。やはり、いくら反抗されていても出来が悪くても、夫にとっては可愛い一人娘なのだ。

ご祈祷を受けるのには待ち時間も含めたら2時間弱掛かった。それでも終わると身が引き締まり、そして何もかもがうまくいくような気にさえなった。
最後に絵馬に子が願いを記し、そしておみくじを引きたいと言い出した。こんな時におみくじなんて・・凶でも出たらどうするつもりなのかとハラハラしながら見守ったけれど、出たのは「吉」。更に、子は自信が付いたようだったので何よりの結果。

帰りはちょっと外食でもという気分を抑え、さっさと自宅に戻った。

夕食後、子はそそくさと勉強部屋に籠り夫と二人きり。

「あなたもほら、正月なんだし。」

そう言いながら日本酒を勧める夫。
ちょっと飲んだだけで、ぽかぽかと身体が温まる。
沈黙が続き、間を埋めるようにおちょこに口を付ける。
夫婦水入らずという空気には程遠く、それでも今はあの子の父と母としての絆を強く感じた。










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3つのタルト

朝から喉のつかえと吐き気、それに胃痛で辛い。
昨日の義実家訪問ではクタクタ。
義父は少し痩せたように見えたけれど、空元気というか、何とか自分を保っている風だった。
それに反して義母。
介護が必要なところまで来ているはずなのに、なんだか血色も良く、それにこの間会った時よりも口数が多かった。
もしかしたら、リハビリの効果?
もう悪くなる一方だと思っていたのに、義父の健康に不安が出来た途端のこの変化。
なんだか夫婦は天秤のように思えた。

胃酸が上がる。
喉周辺が酸っぱい。
義姉達は、不安を打ち消すかのようにお喋りに興じていた。
子の受験のことで根掘り葉掘り聞いて来たのがうざったかった。

「もっと上、目指せたんじゃないの?だって、学校は不合格出したくないからね。」

「え?聞いたことない、どこの高校?」

三女はスマホでサクサク検索、偏差値を割り出してため息。

「あー、うちの家系では初めての感じだね。こういうところ。」

義姉達にとっても、子は姪であり血の繋がりがある。なので可愛い反面、だが私の血に対する嫌悪もあるのかもしれない。
遠回しだったけれど、彼女の子どもの能力と比較しマウントを取って来るあたりがなんとも厭らしく、そして傲慢だった。
金さえかければー、小学校から塾にも通い、また私立に行っていた甥や姪と比較しないで欲しい。


「うちの子達は、地頭がいいから。苦労なく、大学まで進んでくれて親孝行よ。」


夫も、この時ばかりは面白くないのかだんまりだった。やはり、出来が悪くも我が子が可愛いのだ。それを実姉に遠回しでも馬鹿にされたことが嫌だったのだろう。


「もう、帰るか。OOも待ってるし。」

子は自宅で留守番をしており、それもあるけれど。いつもなら飲み食い入ると丸一日滞在は必須だったのに、ものの数時間で帰り支度を始めた。しかも、まだビールのみで義兄達と日本酒や焼酎で盛り上がるのもこれからーという時だったのに。

帰りの電車の中ではお互い無言だった。
だが、

「土産、買ってくか。」

突然踵を返し、駅中の有名タルトの店に寄った。そして、子の分と私達の分のタルトを買おうと言い出した。
1ピース、800円程する高級タルトだ。


「え?私もいいの?」

「あぁ。皆で食べよう。」


こういう時、夫に家族を感じる時がある。
それは本当にたまにのことだけれど。
それでも、箱に綺麗におさまった3つのタルトを眺めていたら、まるでそれが家のように思えて、大事に大事に抱えて家路まで向かったのだった。







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元旦、初仕事

新しい年。
元旦の初仕事は、嫁としての仕事。
結局、長女に電話で聞いたら、お節はデパ地下のものを買うから要らないと言われた。
決まっているのなら、はじめからそう言って欲しい。
で、私が担当になったのは副菜的なもの。
義父に差し入れをしていた頃、喜んでいたおかずを中心にいくつか作ってタッパーに詰めた。

大晦日、あれこれ家族のご馳走を作り、翌朝の雑煮の準備だとか諸々をし、疲れ果てたので元旦くらい休みたいところだったのに。
義実家訪問。これから嫁仕事、頑張って来よう。
同居していない分、まだましなのだから。


2023年、
まずは子が合格しますように
私自身、今の仕事を辞め、もっと長く続けられそうな座り仕事に転職出来ますように
実家問題も、円滑に進みますように

願いは一つ以上、あれもこれもキリがないけれど。
やはり一番は、家族みんなが健康に健やかに過ごせますようにーというところだろうか。




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