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ツケがたまる

パートを辞めて、気持ちに余裕が出来たことで、義父の件はどうなったのかと気になる。
まだ子の合否が出ていないのでこちらからの連絡は控えているが、夫に聞くと、義姉らがすべて請け負ってくれているとのこと。


「あなたも仕事辞めたなら、また色々やってくれよ。」


義母の身の回りの世話についても、三女が仕事で在宅だとしても無理があり、長女と次女で順番にリハビリの付き添いに行ったりと甲斐甲斐しくしているらしい。
ふと、不安になる。
このツケがいつ回ってくるのかと。
関わったら関わったで大変だけれど、何もしなければしないで、彼女らがどう思っているのか気になる。勿論、義実家に頻繁に出入りしていた時に三女から言われたあの言葉は忘れていないし、何かの時の為と手帳に記してもいる。
彼女が私の手伝いを「拒絶」したのだ。
それでも嫁としての立場から、このままで果たして良いのだろうかと悶々とするのだ。

これも子の受験が落ち着いたらーだけれど、こちらから長女か次女に電話をしてみようかと思う。三女には、怖くて出来ない。
義姉らは誰も好きになれないし苦手だけれど、中でも三女が一番無理。
しかし、今後のことを思うと一番私の人生に影響力を及ぼす人間に思えるのだ。



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卒業ランド

まだ、合否も出ていない状況の中、子が卒業記念に友達数人とディズニーランドに行きたいと言い出した。
これまでのストレスからようやく解放され、学校じゃない時間はふらふら外を出歩くか、また家にいる時はずっとスマホ。
部活の友達と約束したらしいけれど、2万円出して欲しいと言い出した。足りない分はお年玉から自分で出すと。
自己採点の結果、微妙なところでよくそんな話になるなと、我が子ながらその楽観性に飽きれると同時に驚かされる。
私の子といえど、夫の血が半分入っていることを実感させられる。


「パパに頼んで。ママはそんなお金持ってないし出せないから。」


嵐のように受験が終わり、合否が出たら、その後は手続き。卒業と入学準備。
まだまだ気忙しさは続く。



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さよならPTA

最後のPTA全体会。
保護者から振り返りと反省点を皆の前で発表することになるかもーと委員長に言われていたので、予め何を言うか準備をしていた。
しかし、もう卒業だし私が欠席したところで空気のような存在なら、わざわざ出なくてもいいのでは?とぐるぐる思考する。
そんなこんなでうまく寝付けず、ネガティブ検索。
学校行事等、欠席する母親らの掲示板を凝視した。


私はずっとそう。幼稚園ママ時代から。


出席したらしたで、グッタリして精神的にしんどくなり行かなければ良かったと後悔するし、欠席したらしたで、皆がどう思っているか?さぼった手前罪悪感にとらわれる。母としての義務を放棄してしまったーと。

でも、やるべきことはやったのだし。
飯田さんのような非常識なやり方もしていない。最低限、皆に最後まで馴染めなかったけれど、役割は果たしたと思う。
出来る限り、会議にも参加した。発言はほぼないまま空気のような存在だったけれど、それでも自分の時間を費やしたことに代わりない。
最後まで出席すれば、それはやり切った達成感のようなものはあるかもしれないけれど。

達成感?なんだそれ。誰の?自分?とんでもない。
どちらかといえば、罪悪感から逃れる感じ。やれることはやったー的な。逃げなかった的な。

でも、もういいかなと思う。
彼女らとはもう二度と会わない。立つ鳥後を濁すわけでもなく、いつの間に消えた。それでいい。
私の感想なんて、誰も求めていないのだし。



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学校関連、保護者から「一言」

次回、PTAの全体会に出席し、ようやく中学校での役員生活に終わりを告げる。
待ちに待ったような、しかし高校でも活動が盛んなところはあるようなので、まだまだ油断出来ない。

飯田さんが抜けてから、悪口大会のようになったPTAライングループ。
私はただただ空気の存在。

ー全体会では、委員ごとにグループになり、振り返りと反省を報告するそうです!時間があれば、それぞれ委員の皆さんに一言お願いしたいと本部からありました!

そんなメッセージが昨夜送られてきて、気分はどんより。
一言って、そんなに大事?
皆、自分の発表に気を取られ、他の人の話なんて聞いていないのではないだろうか。
学校懇談会でも毎度思うこと。

お子さんの様子を教えてくださいーなんて、それはこっちが聞きたいのだ。
だいぶ前、一度だけ気の利いた担任が懇談会の時に、それぞれ一人ずつ保護者に向かいその子どもの学校での様子を聞かせてくれたことがあった。
その方が、よっぽどこちらにとっても有意義な時間なのだ。

学校関連、親からの一言、求めている保護者なんて数パーセントに満たないにきまっている。






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検索魔

職場近くの公園ベンチに腰掛け、昼ごはん。
いよいよ退職願を出すよう言われた。
色々と、環境が変わる時期だ。

子の受験が終わった。
あとは結果を待つだけ。

帰宅し、早速子は自己採点をしていた。
早く帰宅した夫も、子に何点だったのか聞く。
志望校の合格ラインは超えたのか否かー

正直、微妙なところ。
本当に、この選択で良かったのか?

終わってから、子はずっとスマホ。ツイッターなど検索魔になっている。
そういう私や夫も同じくだ。
本当に、微妙なところ。
ラインより遥か上だったり下ならばこんなにもそわそわすることもない。


どうか、合格して欲しい。



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夫もたまには役に立つ

今週でパートも終わりだけれど、明日は超絶行きたくない。
子に、弁当を作りチン出来るようにして家を出る。後ろ髪を引かれる思いで。
午前だけで早退してしまおうかーと思い、だったら熱があるだとかなんとか嘘付いて休んでしまおうかと思っていた昨夜。


「俺、明日在宅するわ。あなた、パート休めないんだろ?」


夫が急遽、在宅仕事に変更してくれることになった。


「昼飯だけ用意しといてくれよ。俺らの分。仕事は家でやるわ。」


自営の夫、ここにきてようやく融通を利かせてくれた。子も、一人で前日を過ごさなくてよくなり、安堵した表情を見せた。


「次は、もっといい仕事見付けてくれよ。」


釘も挿されたけれど、まあいい。

夫はまだ寝ている。自宅で仕事と決めたからか、割と緩い仕事の仕方。以前の職場ではリモート会議だからと通常通りに起きて支度し部屋に籠り切りだったのだが。
子をそろそろ起こして、私はパートに集中しよう。
もう退職すると決めていても、給料を貰う分はしっかり働かなくては。



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  • 2023/02/20

退会のタイミング

PTAのグループライン。
通知があったので見てみると、来月初めに予定されている最後の全体会に向けて、振り返りと反省点をまとめて提出しなければならないと委員長から。
今週末までに、それぞれ意見を送らなくてはならないらしい。
正直、子の受験でそれどころではない。パートもあるしでそのうちにと引き延ばしていたら、返事をしていないのは私と飯田さんだけ。

面倒なので、既にあがっている意見に「同上」としたいところだけれど、そうもいかない。
そんな中、先程、飯田さんが意見をノートにまとめてラインにアップして来た。スクロールしてもなかなか終わらない気付きと反省点は、彼女自身の反省点ではない、自分以外のメンバーに向けてのもの。
特に、委員長と副委員長のやり方についての「ご意見=苦情」のように思えた。

丁度、私も適当にまとめたものをメッセージで送ろうとしていたタイミングだったのだけれど、彼女の熱量に負けて怖気づく。
続けて送ることで、彼女と同意見だと思われても困るからだ。

彼女の投稿に対し、誰もリアクションを起こさないまま30分が過ぎた。
私がメッセージをいつ送ろうか考えあぐねているうちに、突然、


ー飯田OOがグループを退会しましたー


と表示された。最後まで非常識なのは彼女の方だ。驚きつつ、あまり深くかかわらなくて良かったと思っていたところに、副委員長が、


ー非常識な方がやっと退会されました。どうせならもっと早くそうしてくれたら良かったのにー


そんなメッセージを皮切りに、続々と他のメンバーも飯田さんの悪口を投下。
私も飯田さんのやり方については思うところがあるけれど、なんだか皆がそれを理由に、個人のストレスの捌け口にしているかのようだった。
それはまるで、回転寿司で起きた迷惑行為を過剰に叩く行為にも似ている。勿論、非難される側に問題はあるにしても、部外者が過剰に反応し、制裁を与える。正義を振りかざすかのような、ストレス発散。
飯田さんに続き、二番目に退会するのは私になりそうだ。



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レシートの合計金額増

「弁当、作らなくていいから。」


先週、夫から告げられた。ラッキーと思ったのも束の間、今後のやり繰り費を1万減らすと言う。
6万で食費と雑費を抑えるなんて無理で、毎回オーバーしそうな時は夫にお伺いを立てる。
子の学校でどうしても必要なものだったり、また最近では、交通費。何かと掛かるそれだけれど、雨の日にバスを使ったりすると、ちりも積もれば山となるのだ。
言えば、渋々出してはくれるけれど、最初から10万くらいポンと渡してくれたら気持ちも楽なのに。
オーバーするイコール私のやり方が悪い風な空気になるのがとても嫌だ。
パートをするようになり、そういったやり取りが面倒で虎の子から出したりもしたけれど、夫と一緒に買い物に行けば、ポンポンと栄養ドリンクや炭酸ジュース、それに酒やつまみ菓子などの嗜好品をカゴに入れるものだから、それは夫のカードで買って欲しい。
やり繰り費なんて、あっという間に無くなってしまう。


「あぁ。ここも卵が200円・・」


馴染みの激安スーパーも、もれなく卵の値上げ。先週までは、もともと88円だった1パックの卵を値上げし180円までになったものの100円台を保っていたのに。
とうとう大台に乗ってしまった。
弁当を作らなくて良くなったので、卵を買う頻度も減らそう。だいたい、夫だけではない他人の弁当を作るのもどうかしていたのだ。
彼に弁当代を請求したいくらいだ。

家計簿をつけるのも疲れる。すぐに予算オーバーするからだ。
以前は、一回の買い物に2000円程だったのに、今では5000円近く。
一つ一つの商品の値上げは数円から数十円であっても、大量に物を買えばそれらの誤差はドン!っと財布に圧し掛かる。






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チョコレートのように溶け込めたら・・・

「来週末付けで退職でいいですよ。」


朝礼で、新しい人が入って来たことを知って間もなく呼び出されて伝えられた言葉。
工場長は、あなたの要望にはすべて答えてやっているのだという満足げな表情だったが、実際のところ痒いところにはまったく手が届いていない。

なんなら、子の受験週は仕事ということ。かろうじて入試日は休みだけれど、その前日はパートが入っている。
子は、学校を休むと言っているし、私も身の回りのサポートくらいしか出来ないけれど家にいてやりたい。
しかし、これ以上こちらの要望を伝える隙など与えられないまま、工場長は背中を向けてしまった。

皮肉なことに、辞意を伝えてからの最近では作業も慣れて来て怒られることも少なくなった。ただ、相変わらず周囲に馴染めず他のパート仲間と雑談なんて出来ないけれど。
先日のバレンタイン、出勤したパート女性らはそれぞれチョコレートを配り合っていた。
おばさん達が女子高生のようにきゃいきゃいしている中で居心地が悪く、それはママ友の世界でもそうだったけれど、どの環境に身を置いても女性の群れの中に溶け込めない。
次の環境ー、一人で黙々と作業出来るような、そんな居場所を探している。



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当選番号

夫から年賀状の束を渡された。
会社用に届いたもので、当選番号を調べておいてということ。
こういう仕事は吉田さんではなく私にやって欲しいらしい。
私だって、使う神経は違えどパートで働いている。物理的な時間でいえば、受験生を抱える親でもあるのだから、彼女より忙しい時だってある。

それでも、時間の合間を縫って当選番号を調べた。残念ながら、はずれのオンパレード。
宝くじでも思うことだが、すべてハズレなのでは?と不信感すら湧く。


この中に当たりがあればー
なんて意味のない願掛けなんかしたりして。しかし、当たるはずがないのだからとそんな妄想を振り払う。

結局、ほぼほぼ外れ扱いの切手シートすら当たらず、ただの紙束となった年賀はがき。
そして、何となくぼーっと宛名を眺める。夫の会社名が記載されている。その文字の羅列は見慣れているような、しかしどこかまだ私にとっては他人行儀で馴染めないような、別世界の中にあるリアルのように思えるのだ。



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  • 2023/02/14

バレンタイン準備

しまった。
明日がバレンタインだということをすっかり忘れていた。
恐らく、夫も。
いつもなら、義実家用のチョコを贈れだとかなんとか言ってくるのに、今年はスルー。
夫も娘の受験のことで頭が一杯なのだ。
それでも、義姉らからは毎年恒例、夫宛に高級チョコレートが贈られてくるだろうし。
だから私の方も義父へのチョコをスルーする訳にはいかないのだ。
義父が入院騒ぎでそれどころではないにしても、義実家で共に暮らす三女は私の行いに目を光らせている。

夫に、忘れていたことを伝えたらなんと言われるか分からない。
なので、こっそりデパ地下へ行って配送手続きをしなくては。
しかし、今日はパート。
なので、チャンスは昼休みしかない。一応、都内なので一駅先にデパ地下がある。頑張れば行けないこともない。勿論、昼抜き覚悟だけれど。

今日も気忙しい一日となりそうだ。








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やりたいことリスト

昨日の試験は難しかったそうだ。
肩を落として帰宅した子に掛ける言葉が見付からず、ただ、根拠のない「大丈夫だよ。」を繰り返した。

そして今朝、合格発表。
予め配布されたQRコードを読み取り、受験番号を入力する。
子は、不安なのか私と夫のところに来た。夫が立ち上げたPCでログイン。
絶対受かると言われている併願優遇であっても、こんなにも緊張するのか。

そして、クリック。














ー合格ー

どっと肩の力が抜けた。子も、それまでのこわばっていた表情が柔らかくなる。


「じゃあ、切り替えるぞ。」


夫と子はそのままいつも通り事務所へ。
本命が受かった訳ではないのだ。再来週にある試験に向けての追い込み。

本命に合格したらー

子が自室の壁に貼り付けた「やりたいことリスト」を眺める。

ー××のライブに行く

ー部活の仲間とディズニーに行く

ーカラオケ

ーケーキバイキング

ー原宿に行く

その他、色々なことが記されてあったが、そのどれもが友達としたいことで、当たり前かもしれないが「家族旅行」なんてものは無かった。
それが少し寂しく、だが子の成長を感じもし、嬉しいような切ないような不思議な感覚。
我が子の願いが叶いますようにー
私はただただ祈るしかない。






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学歴レース

学歴マウントを取られながら、これまでの人生過ごして来た私。
何かにつけて、最終学歴を聞かれる。大卒でないことへの劣等感。
大卒がすべてではないけれど、下書きをした履歴書を見る度に思う。
大卒だったならー、もっと違う職歴が記せたのではないかと。
家庭に入り、家の中でもそのマウントは続いている。
子の受験を通しての疎外感。夫からも子からも「何も分かっていない母親」のレッテルを貼られ続けている現状。

久々に引っ越し前のママ友から電話があった。
嬉しくなって飛び付いた。誰かと他愛のない話をしたい、そんな気分だった。
しかし、そんな私の思いなどお構いなく、話の殆どは子どもの受験のことだった。

彼女の息子は、札幌北高校を受験するらしく。公立なうえ偏差値も高い有名校。
てっきり私立を受けるのかと思ったのにまさかの公立。ラサールがどうのこうの夏頃には言っていたはずだけれど、思いのほか夏休みからの模試結果が伸び続き、本人の希望もあって志望校を変えたのだそうだ。
まだ合格かどうかも分からないこのナイーブな時期にこんな報告。余程、息子の学力に自信があるのだな、と思った。
声の感じが、いつも以上に朗らかで、まるで自分のことのように意気盛んな様子が電話越しに伝わるのだ。

「で、OOちゃんはどう?どこ受けるの?」

当たり前のように聞かれ、曖昧な返事を返した。
正直に伝えられなかった。まるで、自分が昔受けた学歴マウントを取られた時と似たような感情が湧いたのだ。 「まだ受かるか分からないし。受かったらね。」 彼女の方は腑に落ちないながらも、それ以上追及して来なかった。 もう降りたはずの、学歴レース。子どもを産んでからも、尚続くのだろうか。



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疲労回復には甘いもの

本当に何もかもギリギリ。
願書〆切直前ということで、学校を通じて面倒な手続きを踏まず変更が出来た。
あと一日遅れていたら、わざわざ高校に出向いたりと大変だった。> 休まなくてもいい日にパートに休暇届を出してしまったので、ぽっかり出来た時間。
しかし、気持ちが全く落ち付かず、休みであっても休みではない感じ。子が合格するまでは気が気ではない。

もう、あとは運命に任せるしかないのだ。
子は、変更後の高校が夫も認める高校だからか、レベルを上げたことに満足しつつもどこかプレッシャーを感じている様子。
腹痛を頻繁に訴えるようになったし、食欲もいまいちで心配だ。
ここまで来たら、体調管理とメンタルの安定を保って欲しいけれど。

とにかく子の好物を作る為、今日は買い出しに出掛けよう。
先日、久々にやったメルカリで得たポイントで、コンビニスイーツを買いに行こう。



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志願変更

志願変更をすると決まれば、途端にバタバタ。
再度塾に報告したら、もう勝手にどうぞという対応。もう今月で解約するし、広告塔にもならない生徒だからどうでもいいのだろう。

まずは、願書取り下げからの新しい志望校への提出。それに面接シートの書き換えなど。
その手続きの流れが分からず、子に聞いてもどこか他人事。
仕方なしに学校に電話をしたら、決められた期間の間に直接保護者か生徒が行かなくてはならない。受験料の振込ももう〆切過ぎているので、現金を持って高校まで払い込みをする必要があるのだ。
子は頼りないので、私が行くことにした。
もう退職予定のパート先に、再び休みの連絡を入れた。工場長からは渋い返事が返って来たが、どうせあと一か月で彼と関わることもない。もうどう思われたって構わない。
夫は子が上のランクを受験することになり、嬉しそうにしている。
とても危険だ。
もし不合格だったらどうするつもりなのか?子の心のケアはどうするの?
言いたいことは山程あるけれど、いざ夫を目の前にすると、言葉は詰まり喉元を過ぎて行くのだった。

子は、不安ながらも希望を持って最後の追い込み。やはり、妥協していたのだ。合格すれば、この選択は本当に良かったーそう思えるのだけれど。
私は不安で仕方がない。
だって、塾からは半々だと言われているのだ。



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職場の弁当

退職をするのだから、少しでも節約。
おにぎりにスープが定番。スープはドラッグストアで安い時にまとめ買いしたもの。これは震災用ストックでもある。
しかし、この定番が続くと飽きて来た。コンビニ飯が飽きるのと同様。すべてが同じ味に思えるのだ。
おにぎりは、自分で握るものとコンビニのもの、またスーパーでのものは違うけれど。
先週、自宅に弁当を忘れて仕方なく買ったおにぎりがとびきり美味しかった。
おにぎり専門店のもので、昼時になるとその店の前にはサラリーマンだけではない、働いて無さそうな主婦達もテイクアウトしていたので気になっていたのだ。
そこで、たらこおにぎりを一つだけ購入した。250円程したので、正直迷った。コンビニで買えば二つ買える。しかし、一口頬張ったらふんわり美味しい上質な米の甘さが口中に広がり、これはまったく違う。おにぎりなんて言葉で片付けられない、それ程うまかった。
たらこも3つ程中に入っており、満足感がある。コンビニのとは違い、ひとつ食べただけで胃が満たされて腹もふくれた。塩加減も絶妙。
これは家で真似したいーそう思い、作ってみたがまったく駄目。
主婦歴15年以上の腕前でも勝てない、匠の味だ。

あぁ、またあのおにぎりが食べたい。
しかし、今日は自分で握ったおにぎり。当たり前だけれど、ただ空腹を逃す為だけで心の中まで満足しない弁当だ。それに、春雨スープ。
あんなおにぎりが毎日食べられたら幸せだろうな、と思う一方で、このご時世、そんな贅沢なことを言ってられない。 恐らく価格にしたら、30円もしない。マイおにぎりを今日も持参して一日乗り切ろう。



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妻として母としてのプライド

明日はパート。憂鬱でしかない。
私が退職することは周りに伝わっているはず、なのに、誰もそのことに触れはしないし話し掛けても来ない。
いてもいなくても同じ、空気人間のような扱いは慣れているけれど、それでもネガティブな視線が私を捉えるのだ。

子の受験の件で、ゴタゴタしそうな予感。
そういうこともあり、気持ちが落ち着かない。
今日も、子は夫の事務所へ勉強道具を持って行ったっきり。もうすぐ夕飯時なのに連絡すらない。
夫からもだ。
夕飯の準備はしたけれど、先に風呂に入るかどうか迷いつつもう一度電話を入れるが反応なし。

実は、先日子がお守りを持ち帰った。合格祈願。吉田さんからだ。


「これ、どうしたの?」


「ちあきさんから貰った。」


ちあきさんー子から初めて聞く彼女の代名詞だ。
子がまだ幼い頃も何度か私抜きで夫と3人会っていたのは知っているけれど、あくまで仕事仲間ー父親の職場仲間という位置付けだった。
しかし、子はもうそういう事情を汲める年頃。いったい彼女のことをどう思っているのだろう。
そんな私を見透かすかのように、


「会社にはいなかったよ。パパが預かってたんだって。」


微妙な空気が流れた。しかし、私は子の前では何でもない風を装う。精一杯の妻として母としてのプライド。
心の奥底に煮えたぎる感情に蓋をする。
今はまだいいー、今度考えよう。
思考を止めて、息を吸う。

とにかく毎日が忙しい。この忙しさに潰されそうになりながらも、余裕がないことを言い訳に先延ばしに出来る逃れられない問題から現実逃避している。




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  • 2023/02/05

倍率と揺らぎ、そしてチャレンジ

子の志望校の倍率が出た。私はそれを見てほっと一安心。このまま何事もなければ合格する。
しかし、夫は違った。


「おい、今ならまだ間に合う。変更するなら今だぞ。」


夫はどうしても、我が子に上を目指して欲しいのだ。いったん、模試の結果を見て諦めたものの、やはり義姉に色々言われたことも引っ掛かっているのだろう。少しでもレベルの高いところー。
これまで子の受験の件ではノータッチだった癖に、気まぐれにこうして口を出してくるのだから堪らない。
私はもう疲れていた。子が絶対合格するところ。
失敗させたくはない。それに、今の志望校だって悪くない。
そりゃあ、学歴ブランドにこだわる義姉らからしたら底辺の学校なのかもしれないけれど、背伸びしたって仕方がない。
今現在の我が子の実力なのだ。 しかし、更に驚くことが起きた。


「受かるかな・・」


子が、夫にそそのかされてその気になったのだ。夫は追い込みを掛けるように子を洗脳する。


「大丈夫!!受かるって。だって去年に比べてこんなに倍率下がってるんだから。」


チャレンジ入試ー、これが何を意味するのか夫は分かっているのだろうか。塾にはそう言われたのだ。
夫は直接、塾の面談にも行ったことが無かったし、ネットと義姉の情報くらいしか得ていない。
そして、俺の頃はーともう何十年前の受験ノウハウを押し付けてくる。


「あなたは受験らしい受験の経験が無いんだから。何も分かってないよ。」


夫がこんな風に言うものだから、それを間近で見ている子は私に相談なんてする気にならないのだろう。
ただ、母親として言いたい。
楽しい高校生活を送って欲しい。それがイメージ出来る、そんな学校を受験して欲しいのだ。




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豆を買いに行く

今日はパート休み。
ゴミ出しに行き戻ると、針金さんのご主人がドアから出て来て、なんと鬼のお面をつけて、針金さんが家の中から豆をご主人に投げていた。


「鬼は―外!」


驚き過ぎて挨拶も出来ずにいると、家の中にいた針金さんが私に気付き、


「あら!おはよう。ごめんなさいね!後でそこ片付けるから。」


「おはようございます。いやー、ちょっともういいだろう?終わりにしよう。」


ご主人は恥ずかしいところを見られたという感じで、照れくさそうに私に挨拶をすると早々に自宅の中に戻っていった。
でも、なんだか私の方が恥ずかしさと気まずさをおぼえ、ちょっと立ち話をしたそうな針金さんに頭を下げてそそくさと家の中に逃げ込んだ。
そういえばー、豆まき、いつからしてないんだろう。子が小学生の頃まではしていたっけ。夫抜きだったけれど、子と二人で豆をまいた。時に私が鬼役で、子が鬼役で。
段々と、こうした行事ごとをスルーしていくのだと思うと切なくなる。
今年は受験。やっぱり豆まきをして邪気を払い福呼ぼう。
これからスーパーへ豆を買いに行くことに決めた。



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上客になれない

塾の面談へ。
子が受ける高校は、難易度的にも普通クラス。
私の僻みかもしれないけれど、どうでもいい生徒扱いをされている気になる。
トップクラスの生徒やその保護者に対しての対応との差を感じるのだ。
子のことも、果たしてどこまで把握しているのか?名前すら憶えられていないのでは?と感じる。
勿論、中学入学から入塾していた生徒と比べれば、関わった期間も少なく情もないのかもしれないけれど。


「で、高校からはどうしますか?」


と聞かれ、


「いったん、退塾します。」


夫からそう言われたのでそのままそれを伝えると、あっさりしたものだった。
しかも、面談が終わり、廊下まで出て挨拶もそこそこ、目の前を通り過ぎた生徒に駆け寄りえらく親し気に会話を始め、私達親子は置いてきぼり。


「あの子、うちの塾でトップだよ。」


子からそう聞かされ、なんだかモヤモヤした。まるで上客扱いのように、塾長の方からすり寄っていくように見えたのだ。きっと彼女は、この塾で出す今度のパンフレットに写真とともに掲載されるのだろう。「O×高校合格~〇〇さん」なんて。
そして、彼女の母親らしき女性が待合室にいたようなのだが、私に向かって話していた声のトーンより遥かに高い声で、


「いやー、びっくりですよ!ラストスパートでこんな上がるなんて!」


そして、生徒に向かって、


「もう寝てても受かるよ。あっはっはっは!!」


陽気な笑い声。
私達には、微妙なコメントを残していたのだ。


「まあ、残すところわずかですが。多分、大丈夫だと思います。」


多分ーというモヤモヤとしたワードを最期に終えたのだ。子も表情が曇ったように見えた。
夫が私の代わりにこの面談に来てたらまた違っていただろうなと、なんとも悔しいような感情を抱いた。



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投資資金

いよいよ今月いっぱいで仕事を辞めて来月から無職になるということで、虎の子の懐具合が気になり始めている。
なんだかんだ、実家に送金したり自分や子の夫に申請しにくい分で買った支払いだとかに使い、パートしてからの貯金は微々たるもの。
それでも、月に1万前後は貯金出来ていた月もあったので、その事実は私の中で精神安定剤のようなものだった。水滴がわずかに垂れるように、それが何年も続けば人が飲めるぐらい、そして風呂に入れるくらいに水は溜まる。
今更だけれど、積立NISAなど投資でもしようかとネットで情報を得ていた。
動画でよく勧められているOO大学のなんとかチャンネルだとか、芸人の分かりやすそうな投資講座だとか。
それでも、資金がなければ何も始められない。目標の50万円溜まったら始めよう、そう決めていたのだ。

一発逆転するのなら、何の取り柄もないただの主婦の私が稼ぐのなら、投資しかないのではないか?去年の秋くらいから思っていた。
先日、夫に冗談でも円満離婚のようなことを言われたことで、不安感はより一層増し、パートを辞めている場合ではないと思っていた。
それでも、今は我が子が大事な時期。工場パートにこだわるメリットもないし、もっと割のいいところ、自分が長続き出来る座り仕事を探そうと、いったん辞めることで流れを変えたいと思っている。

積立NISAとはいわず、投資をしようか。その方がリターンは大きい。
まずは少しでも資金を貯めよう。 手始めに、しばらく手を付けていなかったメルカリを再開することにした。



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