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夫の心中

夫の脱サラ話は、どうやら義家族は知らないらしい。敬老の日のプレゼントをどうするのかー、珍しく次女から電話があったのだ。
リビングで、オンライン通話。夫と義姉は楽しそうにくっちゃべっていた。こんな時、私は挨拶すべきなのかどうか迷いながらも、夫から呼ばれないのでスルーすることにした。


「これからあいにお金掛かるよ。本人が行きたいって言ってるの、親としては止められないよね。」


「そんな金、あるの?」


「んー、だから、私の店の話はちょっと見送り。コロナになっちゃったしね。今じゃないかなって。取り敢えずはパートに戻るよ。」


次女は、カフェ開店に向けての勉強をし、資金を貯め、夢に向かっていた。だが、親の夢なんて子の夢を前にしたら儚いものだ。
姪っ子のあいちゃんは、物心ついた頃から英才教育。特に、ピアノに力を入れていた。いずれ音大ーなんて話を聞いたこともある。実際、それが現実味を帯びて来たのだろう。



「まあ、旦那も定年まで踏ん張るって言うしね。今のところに勤め続けてくれたら、退職金も含めて老後資金はなんとかなりそうだし。一時、転職したいだなんて馬鹿なこと言い出したから最悪だったよ。 何夢みたいなこと言っちゃってるの!?って。地に足つけなさいよって。」


「そっか。」


夫は、決して私に向かって出さない、弟の声を出す。自分の感情は押し殺し、ただただ聞き入れるのだ。私が普段、夫にそうしているように。
カフェを開くなんていう夢見がちなことを言っていた自分のことはさておき、義兄の愚痴をダラダラ吐き続ける次女。
誰もが知る一流企業に勤める義兄だが、どうやら仕事のポジション的に微妙なところに異動になったらしい。


「あー、しばらくは私もまた雇われ店員だよ。ほんとにストレスたまるよ。ね!」


最初の方の会話は楽し気だった夫だが、終盤に掛けては思うところがあったのか、元気が無くなった。


オンライン電話が終わり、


「ちょっと出るわ。」


原チャのキーを持ち、出て行ってしまった。気軽に乗れるのがいいのか、最近はよくふらっと原チャでどこかへ行くことが増えた。それは、在宅仕事の時もだ。
どこへ行っているのか?新しい仕事に向けて何か外で準備をしているのか?
どこか上の空の夫に、一抹の不安が過ぎる。




  • category:

  • 2020/09/15
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