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信頼スタンプ

今年度、うちの棟の委員になる人を決めて依頼も済んでいたというのに、突然の家庭の事情ということで引っ越されてしまった。
H田さんから電話があり、

「取り敢えず、他の候補探す間はあなた、悪いけどそのまま続けて。」

押し切られ、今も尚、自治会のメンバーだ。もうすぐ、新メンバーとの引き継ぎがあるというのに、いまだ決まっていない。どこもかしもも、仕事だのなんだので断られる。なので、H田さんに相談してみた。

「あの、まだ引っ越して来たばかりの針金さんは、自治会に入会されたのでしょうか?」

「それが、一応チラシは入れておいたんだけどね、特に入会希望の連絡はなくて。あなた、勧誘してそのまま委員になって貰えばいいんじゃない?」


薄々私の方でも考えていたことを、こうしてはっきり声に出してH田さんが言ってくれると、すんなりそのように進んでくれるような気がする。
勢いもあり、針金さん宅のチャイムを押した。すぐにインターフォン越しから、穏やかな大人女性の声。品の良いドアの開け方。ドアの開け方なんて、気にしたことがなかったのに、針金さんの雰囲気ー、所作を含め何もかもに惹きつけられてしまうのだ。

詳細を説明すると、こちらが呆気にとられるくらいにすんなりと入会も委員までも引き受けて下さった。

「越して来て、こちらのこと良く分からないので、何かあれば教えて下さい。」

そう頭を下げられ、柄にもなくライン交換を申し出てしまった。瞬間、自分の距離感のなさに早まったーと焦ったけれど、

「いいんですか?ちょっと待って下さいね。」

嬉しそうに奥の部屋へスマホを取りに行ってくれ、そして、ライン交換が済んだ。こんなことってあるのだろうか?
私はこうして、針金さんと「ともだち」になった。ラインの友達登録をしただけなのに、彼女から初めてのスタンプが押されて送られてきた時、胸がときめいた。
そのスタンプは、ラインの初期設定の段階で予め入っているスタンプ。誰もが持っているスタンプで、買ったものでもどこかの企業の友達登録をしてダウンロードして得たスタンプでもない。それがかえって感じ良く、素敵だった。

たった10分程度の立ち話、それだけで彼女は信頼のおける人だと確信した。









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